2008年6月 8日 (日)

16年ぶりのオリンピック出場権獲得に思う・・・

ご存じのとおり、全日本男子は見事、16年ぶりのオリンピック出場権を獲得した。

選手達はよく頑張った。本当に素晴らしいと思う。そして、久々にオリンピックでの男子バレーの試合中継を(日本戦以外も)見られる環境を作ってくれたことを、素直に感謝したいと思う。

しかし、しかしだ。
日本中が「日本男子バレー復活!」などと浮かれてしまう恐れがあるからこそ、だからこそ今、書いておきたい、いや書かねばならないことがある。


『ばれにゅ☆どっとねっと』より引用

植田監督が受け継いだ「イズム」

ミュンヘン組も植田監督を絶賛 男子バレー(産経新聞) - Yahoo!ニュース
金メダルに輝いた"ミュンヘン組"にも、新たな世代の五輪出場は感慨深い。「3年前に死にかけていた男子バレーが、植田の人間教育で生き返った」と監督を称賛するのは、ミュンヘンで監督だった松平康隆日本協会名誉会長。「日本らしいハートのこもったチームを作ってくれた」とは、バルセロナ五輪で監督として、主将だった植田氏に"ミュンヘン魂"を植え込んだ大古誠司氏だ。


さて、このお二方の「イズムを受け継いだ」と発言された植田監督。

・・・(中略)・・・

正直、上記発言については一瞬引きましたが、事実なんでしょう。日本バレー界の根強く残る古い体質がこれからも引き継がれていくのかと。ここで再び五輪出場を決めたことで、それはさらに強固なものになっていくのではないかと。

・・・(中略)・・・

五輪出場を決めたことで、日本バレーボールの現状が「これでよし」とされてしまう危険はあります。非常に不安ですね。


植田ジャパンがオリンピック出場権を獲得できた背景にはもちろん、"ミュンヘン組"の強固なバックアップがあったのは間違いない。女子とは違って、Vリーグの各チームも全日本男子に対して一致団結して協力する体制が整っていた印象が強い。さらにこれは女子同様に、最終予選をアジア大陸予選とくっつけておいて、日本の比較的相性の良い相手だけを選んできて、そして日本で開催するという、苦肉の策としか思えない「日本救済のためだけの」方式を採って、盤石の策を打った。もちろん、同じ状況でも4年前は獲れなかった出場権であるから、全日本男子の実力が上がったのは紛れもない事実だろう。しかし、日本の男子バレーを一旦「死にかけ」の状態に陥れたのも、紛れもなく"ミュンヘン組"の仕業なのだ! 寺廻監督時代、"ミュンヘン組"があの手この手を使って、当時の全日本男子チームの足を引っ張ろうとしていたのは、一ファンとして端から見ていても明らかだった。女子は今と同様のOQTのシステムになっていたのに、この時の男子はアジア大陸予選が単独で行われ、最終予選は当然のように海外で行われ、そして寺廻ジャパンは(最終的にシドニー本戦で4位に輝くことになった)アルゼンチン相手に砕け散った。これは、植田ジャパンが当たり前のように受けている強固なバックアップが、全く受けられなかったからこその結果とも言えるのだ。さらには、全日本男子がオリンピック出場権を逃すそもそもの歴史を作った張本人も"ミュンヘン組"なのだ!(詳しくは、こちらを参照)

"ミュンヘン組"は本当にマスコミ利用・情報操作に長けている。だからこそ日本バレー狂会は、ミーハーなファンばかりを増やそうとする、、、その方が、自分たちの情報操作でファンを煽動しやすい状況を作れるからだ。16年もの長い間、オリンピックへ出られない歴史が出来てファンも着実に減り、マスコミからも冷遇されるようになって、その状況の下で再び獲得したオリンピック出場権。今回のOQTでたくさんの新たな男子バレーファンを獲得したに違いない。そして、その新たなファンは、狂会の狙い通りに、昔の歴史すなわち、"ミュンヘン組"があの手この手で全日本男子の足を引っ張っていたことなど知る由もない、ミーハーファンであるはずだ。その状況ですかさず発表される記事が、この『ばれにゅ☆どっとねっと』に引用された「ミュンヘン組も植田監督を絶賛」なのだ・・・。

日本は女子バレーの世界も、一度シドニーの出場権を逃すというショックを味わいながら、気づけば結局元の木阿弥に戻ってしまった。男子に及んでは、オリンピックへ出られないのが当たり前という雰囲気にまで陥ってもなお、何ら体質は変わらないし、変わろうともしない。頑張っている選手達には感謝しながらも、今の状況を複雑な気持ちで見ざるを得ないコアな長年の一ファンがここにいる。そして、やはり同じような気持ちを抱いているファンは、他にも確実にいるのだ。

・関連記事その1:『/ja あやつる YmrDhalmel』黄金時代と暗黒時代とその後
・関連記事その2:『中西美雁の日々是排球』ただ勝利のためだけに


残念ながら8年前には、ネット上を見る限り戦術を語れるファンはほとんどいなかった。その意味で、寺廻監督はファンからもバックアップがなかったと言える。『ベリーロールな日々』に代表されるように、ネット上で戦術を語れるファンが急増している今、その状況も植田監督にとっては追い風になっていると言えるだろう。しかし、世界のバレーに追いつこうとして植田監督が採り入れている方向性は、寺廻監督が8年前にやろうとしたことと何ら変わらない。以前も書いたように、私は未だに朝日健太郎選手(現・ビーチバレー)を超えるmiddle blockerは日本にはいないと思っている。彼らをインドアの世界から追い出したのは、紛れもない今も旧態依然として脈々と受け継がれる、日本バレー狂会の体質そのものだ。

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2008年5月25日 (日)

ヌットサラ萌え〜〜

決して容姿に対してではないですよ。

容姿も悪くないですけど、何よりあのセットアップに萌えますね。そうです、アタックライン付近から上げるBクイックのトスに!


あー、そう言えばその昔、アジア大会のビーチバレー女子で、佐伯・高橋ペアが金メダルを賭けてタイのペアと戦っているのを見て、思わずタイを応援してしまった私・・・(そして、結果は見事にタイペアの優勝!)。でも、後日後輩とその話になって、妙に意気投合。そーかぁ、やっぱりお前もタイを応援したんかー(笑)。


・・・だって、タイの選手、美人なんやもん!・・・

・・・せやろ、せやろ・・・


はい、あの頃からタイを応援してます(爆)。

タイの選手の素晴らしいのは、例えば相手コートからチャンスボール(フリーボール)がエンドライン付近に返ってきた場面で、各選手が決してアンダーハンドパスを使わずにオーバーハンドパスを使って、セッターにきっちりパスを返す点。日本戦の第3セットでも見られたし、他国との試合でもしばしば見られる光景です。実に基本に忠実な、丁寧なプレーですね。日本がいつのまにか忘れてしまったプレーと言って過言でないでしょう。


今日も面白いことを言ってましたね、地上波で。韓国戦は、相手に時間差攻撃を面白いように決められたから、何とか修正しないといけないとアナリストが分析したとかしないとか・・・。だからぁ、要するにぃ、、、


今の全日本女子のブロックシステムは、コテコテのマンツーマン・コミットに戻っちゃったってことでしょ!(爆)

そりゃぁ、ユウは要らないでしょう、納得です(爆)。


p.s.: プルームジットって、あんなにがっしりした体型でしたっけ?! すごい筋トレ積んできたの? まさか、ドーピング? ただ単にウエイトオーバー??

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2008年5月17日 (土)

何が「1秒の壁」や? 「データバレー」や!?

ホントに始まったんですねー、OQT。
4年前は・・・必死にテレビにかじりついて見ていたような・・・。何なんでしょうねぇ、この気持ちの高ぶらなさ加減は。まぁー世間的にも、ネット上でもほとんど盛り上がってないようですけどね(爆)。

何ですか? 今頃「1秒の壁」って?
(渡り鳥さんの御協力により)前々から書いてきたように、メグはパイオニアではとっくの昔から、セッターのセットアップからほぼ1秒か0.9秒ほどで、両サイドの平行及びパイプ攻撃・バックライトからのバックアタックを打ちこなしているのだ。

さらには・・・ちょっと今回は真面目に「数学的に」書いてみよう。セッターのセットアップ位置(床からの垂直方向の高さ)をh(0)(メートル)・その位置からセットアップされるトスの垂直方向の速度をv(0)(メートル毎時)とし、セットアップの瞬間からt秒後のボールの位置(床からの垂直方向の高さ)をh(t)(メートル)・その瞬間のボールの垂直方向の速度をv(t)(メートル毎時)、重力加速度をgとすると、空気抵抗を無視すれば、、、

・v(t)=v(0)-g*t
・h(t)=h(0)+v(0)*tー1/2*g*t^2

となる。トスの放物線軌道において頂点を通過する瞬間にはv(t)=0となるので、上記2式からこのtを求めると「t=sqrt(2(h(t)ーh(0))/g)」と計算され、即ち「セットアップの瞬間からトスが放物線軌道の頂点を通過するまでの時間は、セットアップ位置とトスの高さ(=h(t)-h(0))が一定ならば一定値をとる」ことになる。

先日、この理論式に実際の重力加速度の値などをここに当てはめて試算してくれた方がいらっしゃって、それによればトスの頂点からボール3〜4個分トスが落下してきてスパイクヒットを行う場合、「スパイクヒットの高さが25cm違っても、セットアップの瞬間からスパイクヒットまでの時間は、わずかに0.06秒しか変わらない」ということが判明した。


今晩、TBS系列の『ブロードキャスター』を見ていたところ、案の定OQTの話題が採り上げられ、そして「1秒の壁」について、さも重大なことのように解説されていたが、上述の数学的事実を考慮すれば、番組中でパイプ攻撃に関して「1秒」で打つ木村沙織選手と「1.2秒」かかる栗原選手のスパイクヒットの位置が、たとえ25cmも(!)違っていたとしても、それでも「0.2秒もの時間差」は説明がつかない、、、セッターが同じ、つまりセットアップ位置が同じ場合に「0.2秒もの時間差」が生まれるためには、トスの高さ(=h(t)-h(0))が違ってこなければ、とても説明できないのである。

つまり、現在の全日本女子でメグがパイプ攻撃に「1.2秒」かかっている理由は、メグ自身の問題ではなく、セッターの意識の問題なのだ。 セッターの頭の中に「打点の高い選手には、打点の低い選手より(頂点の)高いトスを上げなければいけない・・・」という、数学的に間違った観念があるからなのだ!


さらにため息が出たのが、その後スタジオに登場した天才セッター。

データバレーなーんて知る由もない、というか多分興味もない、そんな番組出演者のおじさま方を相手に、「データバレーが活かされた今日のこの場面!」とかいって、何を解説するのかと思いきや、、、第2セット終盤、先にポーランドにセットポイントを握られた場面での、セッター竹下選手に代えてアサコ投入の場面。


・・・本来ならセッターの竹下(選手)がライトブロッカーで跳ぶので、そこを狙ってポーランドがレフトから攻撃を仕掛けてくるので、敢えてセンターブロッカーの荒木(選手)をライトブロッカーで跳ばせた(云々)・・・


ふざけるなーーーっ! それのどこが「データバレー」なんだよー!(怒)

皆さんは騙されませんよね、もちろん。


そうです、そのとおり。アサコをセンターブロッカーで跳ばせて、荒木選手をライトブロッカーで跳ばせた理由は、ただ単にアサコの方がセンターブロッカーとしての技量が優れているから! それだけのこと、、、。大村選手が同じようにワンポイントブロッカーで出てきても、いつも荒木選手はライトブロッカーに追いやられます。そんなの当たり前。

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2008年4月21日 (月)

申し訳ございません・・・

3月に一度、「コメントレスも止まったまま、またメール頂いた方にもまだ返信できておりません」と謝っておきながら、結局その後も1ヶ月ほど、ほぼ同じ状況でした。大変申し訳ございません。

本当に、少しずつ遅れを取り戻していきたいと思います。

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2008年2月24日 (日)

ユミ、ファイト!!

(当分のあいだ、この記事をブログのトップに掲示します)

昨シーズンのファイナルの3位決定戦終了後に見たガッツの涙に、思わずもう一匹買ってしまったテディベアー。



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今思えば、もう一匹買っておけば良かった・・・12番をーーーー!




今がチームにとっても、ユミ自身にとっても正念場だけど、何とか頑張って欲しい!!! ユミ、ファイト!



ベンチに下がった後のユミをいっつもフォローしているサキの姿に、思わず涙ぐみそうになる1ファンより。

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2008年2月12日 (火)

これこそが2年前の再現!?(パイオニア - 武富士)(その1)

皆様、記事投稿もコメントレスもピタッと滞ってしまい、申し訳ありませんでした。

前回の投稿から、色々ありました・・・仕事では、珍しい「研修」なんかもあったりして2日間缶詰状態の明けに、当直が立て続けに2回。重ねて一気に気温が下がって肺炎などの感染症の患者がどっと押し寄せました(2月は去年の1ヶ月間での新規入院患者数を、今年は8日までのわずか1週間程で、既に超えてしまいました)。家の中ではまたまたビデオが壊れました。今度はかなりの重症のようで、修理に出して早3週間余り、まだ返ってくる気配すらありません。今や生産終了したD-VHSを重宝しているため、今後のためにと思って「予備機として」購入していたD-VHS機(S-VHS機としても最終製品のようです)が、こんなに早く出番を迎えるとは思ってもいませでした・・・。更に、空気清浄機も電源がすぐに消えてしまうようになって、これも修理へ。そして、次には、つ、遂に、スカパーチューナーが壊れました。今年は、電気製品が壊れる、そういう巡り合わせの年なのかもしれません。まぁ、スカパーチューナーは仕方ないでしょう、、、うん、よく働いてくれました〜、1999年のワールドカップの視聴のために購入して以来、9年目ですから。愛着もある機種なんで、ビデオが無事に返ってきたら(同じビクター製なんで)一応「どうですか? まだ部品残ってますか?」と聞いてみるつもりですが。ま、これを機にe2byスカパー!に切り替えます。

さて、お待たせの武富士戦のNHK BS1中継観戦レポといきましょうか。


パイオニアは前日の東レ戦から、レフトがメグ・セナの対角・オポジットにリーを配してのスタート。ユキの復帰で早速ユキがスタメンではという見方をするファンもいたようだが、私はそれは、これからもないと思う(4強に残って、セミファイナルラウンドではひょっとしたらあり得るかもしれないが)。ただ、2枚替えなどでの途中出場は必至であり、そうなると武富士で今シーズンから復帰した原(旧姓・鶴田)選手とのネットを挟んでの対決が見られれば、まさにこれこそが「2年前の決勝戦の再現」とも言えるわけで、テレビ中継があるのはその意味で本当に嬉しかった。

第1セット、パイオニアのブロックシステムは1レグのJT戦同様にデディケート。スタート早々、内藤選手のセミ攻撃を中央で構えていたメグとユウの2枚ブロックが揃ってシャットし、早速デディケートが機能する。サイドアウトの応酬があって、2-1のリードで回ってきたメグのサーブ・・・久々に見る彼女の「無回転に近い」ミート・・・連続得点の予感が漂うと案の定、ノータッチエースを含めて立て続けに武富士のレセプションを乱して、一気に7-1へとパイオニアが引き離す。そう言えば、去年も2レグの後半に入ってからだった・・・メグのサーブが目覚め始めたのは!(3レグで怒濤のエース・効果量産で、大逆転で2年連続のサーブ賞をもぎ取った。)
一方の武富士のセッター・原選手は、パイオニアのブロックシステムがデディケートなのを確認して、ライト側の攻撃(ライト平行やライトからのバックアタック)を多用し始める。ところが、1レグのJT戦でそうであったように、原選手の狙い通りに1枚ブロックにされたところで、セナが吉澤選手をものの見事に1枚でシャット。デディケートブロックが機能する鍵は、レフトブロッカーの技量・判断力にあると個人的に思う。中央の速攻にはレフト・センターブロッカー2枚がリードで揃ってワンタッチを取られ、それでいてライトにトスを振って1枚ブロックにしてもブロックの餌食になる状況では、さすがの百戦錬磨の原選手でも如何ともし難い・・・。唯一「さすが卒がない」と思わせたのは、23-16とパイオニアがリードの場面で、ユウがライトのワンレッグに走って、ユキがツーアタックを見せたのを武富士が繋いだトランジションで、ユキがセンターに「取り残されている」のを見逃さずに、すかさず内藤選手の速攻を選択した場面くらい。直後のラリーでも、再び石田選手のライト平行が、メグにものの見事にシャットされて勝負あり。第1セットはパイオニアが25-17であっさりものにする。

既にユキと書いたように、セット後半でユミとレオ・リーとユキの2枚替えが見られ、レオとメグが配列上で並びあう珍しい場面が見られたが(前日の東レ戦でも見られたようだが)、この2人が前衛の場面ではメグがライト、対角のセナとレオが前衛の場面ではセナがライトの役割を果たせるので、なかなかバランスのいい2枚替えになっている。このセットについては、ユキは試運転といった印象で、ユミも決してひけは取らない冷静なトスワークを見せていた。実際、セット序盤のメグのサーブでの連続得点の7点目は、武富士のレフトブロッカーだった石田選手が、自身のスパイクをブロックされたボールを繋ぎにいって、直後ブロックにつくのに遅れたのをユミがきちんと見逃さずに、トランジションでリーのライト平行を選択した結果の得点であった。

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2008年1月12日 (土)

拝啓:寺廻監督(2008年版)

ご無沙汰しています。

就任3シーズン目のシーズン、1年ごとに徐々にあなたのやりたいバレースタイルを明確に意思表示されるようになりましたね。今年目指すあなたのバレーは、パイオニアの吉田監督と同じ・・・そう、セッターがファーストタッチを行う場面で、リベロがトスアップを行うというトランジションの戦術ですね。それを私は、開幕3試合目からの小酒選手のリベロでの起用で確信しました。彼女はあなたの指示通りに、きちんとアタックラインを確認しつつ、その後ろで踏み切ってオーバーハンドでのジャンプトスを上げていますね。

思い返せば、あなたが全日本男子ナショナルチーム監督だった頃、、、Vリーグのトップ選手であってもリードブロックに抵抗を示す選手がいた時代に、あなたは組織的リードブロックシステムを導入して、ブロックとレシーブ(ディグ)の連携を組織的に図るという意図を明確にしました。それはある程度機能しましたが、残念ながらファインディグで繋がったボールをどう攻撃へ繋げるか? のトランジションで躓きました。イヤ、躓いたと言うよりは、組織的戦術の完成度をそこまで高めるには時間的余裕もなく、そしてあまりにも周りの環境に恵まれていなかった、というのが正確ですね。女子の指導に携わるようになって、あなたがトランジションにこだわるのは自然な流れです。そして、その準備段階として昨シーズンまでは、バンチ・リードブロックシステムを導入していたのですよね。

でも、あなたの誤算は江藤選手の後釜でしたね。上述のトランジションの戦術は、ブロックシステムがきちんと機能してこそ初めて意味を為すわけで、それなのに江藤選手の代わりが急造センターの坂下選手では、ブロックシステムが崩壊してしまいます・・・。

皇后杯での準決勝・東レ戦をテレビで見させて頂きましたが、各選手があなたの戦術を頭でまだまだ消化しきれていないようです。でも、恐らくリーグが進むにつれて、完成度は上がっていくでしょう。今シーズンで結果がでなくても、今のスタイルは是非続けていって下さい。本当にあなたがやりたいバレーのために、どこを変えていかなければならないのか? 自ずと見えてくるはずです。

昔からあなたを応援している一ファンより。

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2008年1月 9日 (水)

の・だぁめちゃーん!

皆様、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年もsuis annex・suis annex weBLOGをよろしくお願い申し上げます。


さてさて、昨年末は暗ーい話題で締めてしまいましたので、新年最初は明るく行きましょうか(笑)

実は今、『のだめカンタービレ 新春スペシャル in ヨーロッパ』のビデオを見ています。

クラシックはもちろん、音楽の世界のことは全くわかりませんが、そんな私でも音楽の世界がすこしばかり垣間見えるようにわかりやすく構成されていて、非常に面白いですね。

そんな中でも一番印象的だったのが、「アナリーゼ」です。のだめがコンセルヴァトワール(フランスの音楽学校)に入学して最初に受ける授業がこの「アナリーゼ」・・・日本語で言うと「楽曲分析」ですか? Wikipediaによる解説を引用すれば「その音楽がどう組み立てられているか調べる」「楽曲がどう作られているか知る学問」ということなのですが、ただ単に楽曲の構造を理解する「方法論」というだけではなく、その楽譜を書いた作曲家自身の精神性や、その作曲家が生きた時代背景なども踏まえた上で理解しようとする学問、ということのようです。「楽譜通りに演奏する」いや、「楽譜と正面から向き合う」ということは、その楽譜を書いた作曲家が「その時何を感じ、何を音符にしたためたかったのか?」を「本能的・感覚的・右脳的」ではなく、あくまで「分析的・論理的・左脳的」に「感じ」取って、そしてそれを表現するということなのですね。音楽や芸術といった、本来右脳で感じる最たる分野であっても、その道を極めるためにはまず分析 "analyse" から始まるというところに、非常に新鮮な驚きを覚えました。

それにもう一つ、新たな発見が!

「の・だめちゃーん」をじっくり見てると、ユウを見てるような気分になってきました・・・。うつむきかげんの顔がか・な・り似てませんか?


で、「アナリーゼ」ですけど、要するに英語の "analyse" です。"analyse" する人が「アナリスト」です。 チームの戦術を理解する「方法論」というだけではなく、その戦術を最初に生み出した監督の精神性やプレーヤーの資質、さらにはそれが生まれる歴史的背景を踏まえた上で理解すること・・・言い換えれば「戦術の変遷」を踏まえた上で理解することが、バレーでいうところの「アナリーゼ」ではないでしょうか?

各パートの「演奏者」が「楽譜」を「アナリーゼ」して、その結果として最高の音色を奏でる。さらに、各パートをまとめた「総譜(スコア)」を「アナリーゼ」した「指揮者」の存在があって初めて、オーケストラの演奏が出来上がるのです。ここで、Wikipediaによる「指揮者」の解説を引用します。

指揮者の作業のうち、もっとも時間と労力を要するのは、練習前の予習と言われる。指揮をする楽曲のスコア、関連する音楽史上の文献などを読んで構造などを把握し、表情づけの方法などを検討し、練習の手順を計画する。練習に際しては、音楽的表現全体を考えて音程・音量・音色・奏法や歌唱法・パートの音量バランス・テンポ等を指導し、ミスやずれを修正して、演奏の完成度を上げていく。そして演奏会本番でそれをまとめ上げるのが指揮者である。その他にも選曲や人間関係の問題解決等をおこなうなど、非常に重要な役割である。

バレーで言えば、各パートの「演奏者」が各プレーヤーであって、「指揮者」が監督やアナリスト含めたスタッフ陣でしょう。「アナリーゼ」は決して、「アナリスト」だけの仕事ではないはずです。今の日本のバレー界を見渡して、本当の意味での戦術の「アナリーゼ」が出来るプレーヤー・スタッフ陣がどれだけいるのでしょう?

さらには、演奏を聴く観衆も、クラシックが好きだからこそ知識を高め、その楽曲の「アナリーゼ」が出来るようになるからこそ、オーケストラの演奏から指揮者の伝えたい音楽性を「感じ」取れるのです。

今年も、戦術を「アナリーゼ」出来るファンが少しでも増えることを祈って、当ブログの更新を行っていきたいと思います。

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2007年12月31日 (月)

日本の男子バレーに未来はあるのか?

本年も、当サイト・ブログにお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
年内最後のアップとなりますので、出来れば暗い話題は避けたかったのですが、、、


29日に昨年同様、高校のOB会でバレーをしてきました。今回はバレーだけでなく夜の飲み会の方にも久々に参加することができ、楽しいひとときを過ごしましたが、そこで現・顧問の先生から思いがけない一言が、、、


・・・今回(の春高バレー)はくじ運も良くて、うまく行けば決勝まで行ける可能性もあるんで、そうしたらテレビに映りますから(期待していて下さい)・・・


えぇぇぇ、マジですか?! まぁ、もし本当にそうなったら、「OBとしては」喜ばしい限りなんですけど、確かに。

でも、ち、ちょっと待って下さいよ。あの程度で春高バレーの県予選決勝まで行けちゃうんですか? OB会でのバレーで現役生達とも一緒にプレーさせてもらいましたけど、ゲーム始める前に現役生とOBとの間でのサイン確認をやってみたら、「えーっと、サインですか? A(クイック)がこれ、Bがこれ、Cがこれ、オープンがこれ、(レフト)平行がこれ、前セミがこれ、バックセミがこれ、ですけど。」って現役生に言われて、「えっ?! じゃあ、バック平行(のサイン)は?」と聞くと、、、


・・・そんなものはありません・・・


「じゃあ、流れ(AクイックからCクイックへの一人時間差)は? パイプは?」と、ちょっと意地悪に聞いてみると、、、


・・・(無言)・・・


ま、最初からその程度だろうとは予想はしてましたけど、、、私が現役だった15年以上も前の時代と比べても、サインの数も圧倒的に減ってます。スパイク練習をしていても、レフト平行のトスを要求したら(何も特別な注文をしなければ)オープントスが上がってきます。残念ですが、それが現実です。


この15年の間に、世界のバレー戦術はどれ程に進化を遂げたのでしょうか? 「レゼンデバレー」からわかるとおり、世界のトップレベルのバレー戦術は1年1年ですら着実に進化を遂げているわけですから、15年もの年月が経てば、大人と子供ほどに違ってくることは想像に難くないでしょう。なのに、なのに、日本の高校男子バレーの世界はと言えば、、、そんなものなのです。15年以上前の高校生が当時やっていたバレーの方が、よっぽど高度なことをやっていたのです。


それが、「うまく行けば決勝まで行ける」かも、ですって?!


現在、奈良市で男子バレー部のある(大会に出場する)中学は、何と8校を切っているそうです。奈良県全体でも20校もないと。私が高校生の頃から、確かに奈良県は全国的に見てもレベルが低いです。中学は菟田野・上牧の奈良県2中学で全国大会での優勝を争ったこともある位にレベルが高かったですが、(現在もV・プレミアで活躍する、パナソニックの川村選手や久保選手がそうであるように)有望な人材はこぞって、高校からは他府県へと流出してしまいました。そして今は、レベルがどうのこうのという前に、そもそもバレーをやっている男子高校生がほとんどいない、ということです。さらには、15年以上前の高校生が当時やっていたバレーよりも低いレベルで、それで県の決勝まで行けるかもしれないという状況は、「OBとしては」喜ばしくても「一人のバレーファンとしては」憂うべき事態としか言いようがありません。

本当に、いい加減真剣に何かを変えなければ、日本の男子バレーは終わってしまいます。
いい加減「富士山方式」( → 詳細は『千酔亭日乗』こちらの記事を参照下さい)などというバカげた発想は捨てて、地に足をつけて動き出してもらいたい。イヤ、そうやってバレー狂会に任せているようではそもそもダメで、ファンの一人一人が具体的に行動を起こさなければいけないのかもしれない。私も来年は、何か具体的に、今の日本のバレー界に出来ることがないか? それを真剣に考えていきたいと思っています。

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2007年12月10日 (月)

神戸・姫路観戦こぼれ話

(その1)開幕2試合、観戦した会場はもちろん、「例の」兵庫県バレー協会が運営する大会だ。

昨年散々文句を言ったが、今年も相変わらず・・・。まず、会場の酷いアナウンス。昨年神戸では、パイオニアのチーム名を紹介するところで、一言目には「NECレッドロケッツ」とアナウンスし、会場からのブーイングを受けた後の二言目には「失礼しました、パイオニア『レッドロケッツ』の間違いでした。大変申し訳ございません。」と・・・、二言目に対してはみんな呆れてブーイングすらできない状況だったわけで、今年もまた間違えてアナウンスされるのでは? と疑心暗鬼になっていたところ、さすがにチーム名の間違いはなし。しかし、「V・『プレミアム』リーグ」と何度も間違えてアナウンス。さらに、姫路では、選手交代のアナウンスが滅茶苦茶で、かみまくるわ間違えまくるわ・・・。もう、誰かファンの方々から公募でもして、やってもらった方がいいんじゃないの? 多分ノーギャラでも、コートサイドから試合見られるならやってくれるコアなファンはいると思うけど。

さらには、会場アクセス・・・。姫路は一昨年に観戦に行ったことがあり、その時は時間に余裕があって、のんびりと駅から歩いて向かったが、それなりに距離はあったので、今回は公式にアクセスとして書かれている「姫路駅南口1番乗り場姫路市バス、姫路駅北口行き、中央体育館前下車」の指示に従って向かおうとしたら、な、なんと





バスの本数がぜーーーんぜんなーーーーい!!!



帰りは臨時バス出してるんだから、行きも臨時バス出せよ!!!




(因みに、メグのご両親と思われる(人違いだったらごめんなさい)お二方に、姫路駅で遭遇しました。南口のバス乗り場に向かう途中で、お二方は逆向きに歩いてこられました。後から思えば、私と同じで、時刻表を見てバスの本数がないことに気づいて、途方に暮れていたのかも・・・。)

やっぱり、兵庫県バレー協会は酷すぎる。
今大会のパイオニアの会場は、関西地区は兵庫ばかり(滋賀も2試合はあるが)なので、憂鬱だ・・・。



(その2)神戸・姫路それぞれの会場で、客層に随分違いがあった様子。

ネット上でのコアなバレーファンの間では、リベロの菅山選手が「オーバーハンドパス」を使わない、というのが有名事実として散々に貶されているが(っていうか、私もその世論を作り上げるのに一役買ったかも(爆))、神戸でのデンソー戦・姫路でのNEC戦で、それぞれ1回ずつではあるが、彼女が「オーバーハンドパス」を使ってトスアップを行った場面が実はあり、その場面で神戸の会場では、ものすごいどよめきが起こったが、姫路では全くのスルーだった。

以前に比べて、ネット上で(選手批判や選手選考批判でなく)「戦術に関して」あれこれと議論がなされるようになったように思えるが、所詮はまだまだそういった「ネット上での議論」を見ているのは、都会のファンだけのようだ・・・。




p.s.: レッピイって2匹(2羽?)いたんですね!? 姫路のアリーナに一瞬ですが2匹(2羽?)いました。

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2007年12月 9日 (日)

お前は島崎みゆきか!?(パイオニア - トヨタ車体・パイオニア - デンソー(その1))

えっ!? ワールドカップ男子編じゃないのかって!?

実は・・・NHK BSのビデオ録画に失敗したわけで・・・(涙)
昨日・今日と神戸・姫路での開幕2連戦を観戦し、今書いてしまわないと忘れそうなので、ワールドカップより先にレポ。


まず、神戸でのトヨタ車体戦。

ユミの正セッターとしてのお披露目となったわけだが、結果的には彼女で負けた。第5セットを14-10とリードして、誰もが勝ちを信じて疑わなかった場面から、トヨタ車体にサイドアウトを取られて、その後のレセプションの場面で、ひたすらワンパターンにレフトにオープンを上げ、そのトスが悉くトスミス。レオが決めきれず、吉田敏明監督はその大事な場面でレオをスーに代える大胆采配を見せたが、最後もユミはスーへオープントスを上げて、そしてトスミスで終了・・・。試合終了直後、監督は大衆の前でユミを叱り飛ばした。私は見逃したが、その直後にアサコがすかさず彼女のところに駆け寄っていた様子。

確かに、この試合はユミで負けた。彼女のテンパりぶりは相当なものだったが、試合前の練習を見た瞬間からイヤな予感はしていた。昨シーズンまで2枚替えで毎試合・毎セット必ずと言っていいほど出場し、リーグ終盤にはすっかり「高くて早い」トスをマスターしていた彼女が、試合前のスパイク練習で見せたトスは、「高くて早い」トスには程遠い「ただのオープントス」になっていた。そのため、レオ・メグ・スー誰一人として、まともに助走を取ってスパイクを打ち込めない状態のまま、試合本番に突入したのだった。案の定、試合が始まってもレフトからの攻撃はさっぱり決まらない。それでも何とか試合の形になったのは、昨シーズンに引き続いて強化してきた組織ブロックに他ならない。何とこの試合、パイオニアは実に29本(セットあたり5.8本)のブロックシャットを見せた。実際には、ほとんどシャットに近い状態のブロックを、相当な本数トヨタ車体の粘り強い、奇跡的なディグで繋がれていたので、体感的にはもっと決まっていた印象もある位で、要するに「ブロックしか決まった印象がない」試合だった。29本もブロックシャットを決めたその中には、実は5本も(!)ユミが決めたブロックシャットがあり、まるでトスミスをした分をすべて、自身のブロックで取り返しているような感じで、、、


・・・お前は島崎みゆきか!?・・・


と思わず、心の中でつぶやいてしまった。

ともかく、ブロックで何とか勝てるところまでは持って行けた試合ではあったが、最終的にユミにとっては何とも辛い形の幕切れでの大逆転負けとなった。しかし、私としては(若干負け惜しみが入っているのは認めるが)「負けて良かった」と思った試合でもあった。なぜならば、もしこのままこの日勝ってしまっていたら、今日のデンソー戦で、果たしてユミが立ち直れていたかどうか? 疑問に思うからである。ファンサイトの掲示板などを見ていると、試合直後に大衆の前でユミを「晒し者」にした吉田敏明監督への非難の声も上がっていた。しかし、それはユミへの「期待の裏返し」以外の何物でもないと思う。「自分で負けた」という「経験」を肥やしにしなければ、弱冠21歳の彼女がこれまでベテラン中心で保ってきたこのチームの正セッターの座に就くなどということが、簡単にできるはずがない。

そして今日、ユミは昨日とは見違えるようなトス裁きを見せた。まだまだトスミスは多かったが、セットを重ねる毎に、レフトへは「高くて早い」トスが上がるようになっていった。さらに、試合中盤には、昨日には全く見られなかった、センター陣(アサコ・ユウ)へトスを集めるトス回しを見せた。まるで昨日とは別人であった。

これで今シーズン、彼女は立派にパイオニアの正セッターを勤め上げることができると確信した。技術的には前セッター・ユキにはまだまだ及ばないが、何より彼女には上述の通り1試合で5本(!)のブロックシャットを決められるだけのブロック力が備わっている。このブロック力こそが、今年の吉田敏明監督が描く、パイオニアの新しいバレースタイル "トータル(全員)バレーボール" には必要不可欠なのだ。

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2007年12月 7日 (金)

焦ってます&唖然・絶句

焦ってます・・・何でかって? だって、やっとワールドカップ男子モードに入ろうとビデオを見始めているのに、よく考えたら今週からもうV・プレミア始まっちゃうやん! うぅぅぅ、集中力が・・・。

何だかんだ言って、去年の世界バレーで「レゼンデバレー」を書き上げるのに、大会終了後約1ヶ月を要しました。ってことは、その間に1レグの半分ぐらいが終わってしまうかも・・・。

ともかく、始めます。今日はまだ、前置きということで・・・


『ブルガリア対ロシア』のフジテレビ721での放送中の1コマ(4コマ?)。いずれも、解説をされていた、まだ引退して2年程しか経ってらっしゃらない、元Vリーガーのお言葉でございます。


(第1セット序盤に、カジースキが高速パイプ攻撃を鮮やかに決めた場面で)

・・・ブルガリアもこんな早い攻撃をするなんて珍しいですねぇ・・・

(同じく第1セット序盤に、カジースキが高速レフト平行を決めた場面で)

・・・意外と早いですねぇ・・・


V・プレミアの試合の解説をよくされてますが、ブルガリアのバレーを見るのは、どうやら初めてのご様子です。


(第2セットに、ロシアのベレジコがCセミ/バックセミの位置から高速パイプ攻撃を決めた場面で)

・・・あぁ、面白い位置からパイプ仕掛けましたねぇ・・・


どうやら「高速パイプ攻撃」の本質をご存じないようです。


(同じく第2セットに、カジースキがまたまた高速パイプ攻撃を決めた場面で)

・・・ひょっとしてブルガリアがこれだけ早いバレーをするようになったのって、ニコロフが東レに来てたからかもしれませんねぇ・・・


唖然・・・絶句。
ニコロフは昨年の世界バレーの頃と比して、確かに「はやい」攻撃に参加するようになっています。その理由はもちろん、「脱・スーパーエース」というキーワードのためです。昨年は控えのヨルダノフの方が「はやい」攻撃に参加できるため、しばしば彼はヨルダノフに交代させられていた、という現実があるのです。


日本のトップレベルでプレーしていて、引退してまだ1〜2年しか経っていないというのに、そのわずかな時間の間にも、日本のプレーヤーは世界のバレー戦術の進化について行けなくなるようです。地上波の解説をするような、何年も前の元全日本プレーヤー達が現代のバレー戦術を知らないのは当然ですね。ましてや、一般のプレー経験者が世界のバレーを見ないのは、言うまでもありません・・・。

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2007年11月18日 (日)

今後のアップ予定

ワールドカップも早いもので、女子は終了。今日から男子が始まりますが、レポのアップが遅れております。申し訳ございませんm(_ _)m

終わってしまった女子はもういいから、男子を早く! と思われる方にはすいませんが、まずは昨年の世界バレーでの「レゼンデバレー」の復習をお願いします。

レゼンデバレー(その1〜6)

今後の予定ですが・・・

・ブラジル - イタリア
・セルビア - アメリカ
・ブラジル - セルビア
・キューバ - イタリア
・イタリア - アメリカ

の予定・・・あくまで「予定」です。

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2007年11月 9日 (金)

時間がありません・・・

Bサイト含めた、日本戦以外の試合のビデオが溜まってきてしまいました・・・しかもフルセットの熱戦ばかりやってくれるんだもん・・・イタリア-セルビア・キューバ-ポーランド・ブラジル-アメリカ・・・レポを書きたいのですが、何せ、時間がない!!


ってことで、期待されてる皆さん、申し訳ありません。きながぁーーーにお待ち下さい m(_ _)m

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2007年11月 1日 (木)

リエちゃん、頑張って!

マイマイの久光への移籍は早々に公式発表されて、パイオニアファンとしても本心から「頑張って欲しいな」と思っていた。一方、同じく移籍先を探すとされていたリエちゃんの情報が全く出てこなかったので、どうなったのか? と心配していたが、なーんと海外リーグへ移籍していたとは!!

詳しい事情は、こちらをご覧下さい。

国体前にパイオニアの若手軍団がドイツ遠征を行っていたのも、そういう繋がりがあったからでしょうかねぇ?
昨シーズンのV・プレミアリーグは彼女にとっては、ものすごく悔しい経験だったでしょうが、同じくアテネ直前に悔しい想いをしてフランスリーグ・RCカンヌへ移籍、その経験を活かして現在の全日本女子の「不動のリベロ」の座を手に入れた佐野選手に負けないくらいの活躍を期待してます!


そう言えば、兼ねてから噂されていた、パイオニアの新外国人選手も正式に発表されましたね。
何と彼女、U-16世界選手権で得点王とベストレシーバー賞を獲得しているとか! ベストレシーバーと言えばそう、「レセプション成功率」が最も高い選手という意味ですよ! ってことは、以前20歳前後で日立に助っ人でやってきたソコロワの再来ですか!? これは否応がなしに期待で胸が高まりますね・・・。あとは、ユキの後釜・・・開幕戦の正セッターをユミとイクとどちらが務めることになるのか? 個人的には「高くて早い」トスをマスターしているユミが一歩リードしているように思いますが、どうでしょう?

以上、パイオニア関連の話題2つでした。


p.s.: リエちゃん、ブログやってくれないかな・・・。

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2007年10月14日 (日)

お陰で久しぶりに読みましたよ・・・

仕事から帰宅して、郵便ポストを覗くと届いていた『月刊バレーボール2007年11月号』。

早速手にとってパラパラめくり、「道産子シンデレラ」のインタビューが載っているのを確認して、さぁじっくり読もうかとパソコンの前で腰を下ろしてじっくりと読んでいたところ、『ばれにゅ☆どっとねっと』のRSS配信で、新しいエントリーがついていることに気づいて、クリックしてみると・・・何ともタイムリーに、『月刊バレーボール2007年11月号』の記事についてのエントリーが・・・

年間購読している月刊バレーボールの最新号、2007年11月号が手元に届きました。

私と少しの時間差で、同じ状況だったんですね。

パラパラと流して読んでみたのですが、非常に引っかかるというか、あまりのばかばかしさにあんぐりと開いた口が塞がらないほどあきれ果ててしまった記事があったので、引用しながら文句を垂れ流したいと思います。その記事とは、毎号、松平康隆(財)日本バレーボール協会名誉会長が旬なバレーボール関係者と対談する、「松平康隆と語るバレーボール・パッション 連載第55回」という対談記事です。

そう言えば、そんなコーナーありましたね・・・え!? 私? そんなコーナー読むわけないでしょ、いつも素通りです。だけど、折角こうやって巨大サイトに大々的に取り上げられたのなら、読まないわけにはいきませんよねぇ。先日随分話題になった、ゴルフの上田桃子プロのブログと同じ様なもので。お陰で久しぶり(これでも約20年近く『月バレ』は定期購読していますが、常にこのお偉いお方のコーナーはタイトルを変えながらもずっと続いているように思いますけど、数えるくらいしか読んだ記憶はありません)に読みました。





ま、所詮こんなレベルでしょ。日本バレーボール狂会ですから。どなたとは申しませんが、黒鷲旗の大会期間途中に会場すぐ近くの高級ホテルでウン十万円もする豪華中華レストランで会食を楽しまれている人達とか・・・選手はみんな次の日の試合のためにコンディションをを整えているだろうに、お偉いさん方はそんなことを毎日毎日やってるんですよね・・・そういう場で決まるんでしょうねぇ、世界バレーのMVPが誰とか、グループ組み合わせとか対戦順とか・・・ひょっとして日本のオリンピック出場の内定とかも(爆)


p.s.: こんどのワールドカップのスペシャルサポーターですけど、その中に藪クンっていう子がいますが、遠目で見るとユウに似てませんか!?

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2007年9月26日 (水)

高らかに「非国民」宣言!

しちゃいますか・・・。



ご覧になりましたか? 昨夜のフジテレビ系『ワールドカップバレーへの道』を。



なんなんでしょうねぇ・・・、テン・シンと心中ですか・・・、はっきり言いましたね。



「特定の個人の、特殊技術に頼った戦術・戦略からの脱却」だけは、柳本監督の頭の中に間違いなく存在することを祈って止まない・・・枚方での紅白戦以来ずっと、こう言い続けて我慢して全日本女子を見続けてきた自分が、何ともバカバカしくなりました。



だ〜か〜ら〜、世界標準の戦術を採り入れるために彼女たちの必要性がなくなってしまうくらいなら、元の旧態依然としたバレースタイルに戻ったほうがいい、ってことでしょ。それで中国に勝ったんだから、結果が出たってか?!



'99年のワールドカップで中国に勝った時の記憶が走馬燈のように甦る・・・



ってことで「非国民」宣言!

してしまえば、何とも気楽ですね。さ、ヨーロッパ選手権のドイツでも応援しよっと。
そんなバレーをするなら、メグ・ユウ・アチャはパイオニアに早く返して下さい! あぁ、気持ちはすっかりV・プレミアリーグまで飛んでいきます・・・。そう言えば、今さらですけど、仁木選手、久光製薬で現役復帰、いや単なるトレードですか? まぁ、こんな記事なんか投稿している自分がいましたし、また彼女のプレーが見られるならば、めでたしめでたしです。まぁ、NECにいてこその、彼女の憎たらしさがあるような気が(パイオニアファンとしては)しないではないですけどね。

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2007年9月 3日 (月)

なんで〜!

(その1)なんで〜! ワールドグランプリの決勝ラウンド、スカパーで放送するんと違たん?! 日本が決勝ラウンド進出しなきゃ放送せぇへんてかっ! あぁ・・・見たかったよ、オランダの初優勝・・・。

因みに、今まで度々「女子バレーは男子バレーよりも(戦術的に)大体10年ぐらい遅れている」と書いてきたが、その「10年」という数字自体は主観的なもので、何の根拠もなかった。だが、今回のオランダ女子ナショナルチームの初の世界大会制覇で、その「10年」という数字にも現実味が出た・・・そう、オランダ男子ナショナルチームがオリンピックで初優勝したのが1996年・・・11年前だ!


(その2)大阪市中央体育館での観戦(ポーランド・ロシア戦)の感想を書こうと、あれやこれやと思いを巡らせているさなか、たまたま過去の、2003年のワールドカップのキューバ戦のビデオが目に入った。そっと見てみる・・・、そして目の前に映った光景に、思わず目を疑った・・・。そ、そして次の瞬間「なんで〜!」の思いが沸き上がる。

柳本監督の(全日本女子監督としての)原点であるはずの2003年ワールドカップ。配列はバックオーダー。表レフトに栗原・裏レフトに大山加奈の両選手。この大会のキューバ戦と言えば、試合開始早々第1セットで栗原選手が佐々木選手へと交代され、佐々木選手が表レフトとして試合最後までずっと出続けて、そして彼女の大活躍によってフルセットの大熱戦をものにした・・・そこまでの記憶がある方は多いだろう。私もそうだったのだが、ビデオを見返すと、その表レフトの佐々木選手がな、なんと、レセプションの要となっているのだ! 即ち、この大会、表レフトに配された栗原選手はレセプションフォーメーション上でのキープレーヤーとなっていたのだ! さらに驚いたことに、竹下選手が前衛の場面を除いて、基本的に前衛3人がバンチ・リードブロックを「やろうと」しているのだ!!(高橋みゆき選手も「サボらずに」バンチの位置から両サイドの攻撃に対してブロックに跳びにいっていた)
即ち、柳本監督は、全日本女子監督へ就任当時、きちんと世界標準のバレースタイルを当たり前のように採り入れようとしていたのだ!

じゃあ、なんで〜! なんで、そこから逆戻りしちゃったの?? 普通、数年前のバレーの試合のビデオを見ると、戦術の古さが露わになって、見ていて苦痛を感じるものだ。ところが、何とも楽しく試合最後までビデオを堪能できたのだ! その後、先日の大阪市中央体育館での試合のビデオを見直した。うん、あの時より間違いなく、全日本女子の戦術は退化している。配列やブロックシステムについては辛うじて、今回のワールドグランプリの前半戦では「2003年当時に戻した」というレベルで、そしてブラジル戦での敗戦以降は、また退化した。高橋みゆき選手の「低くて早い」レフト平行を活かすため、彼女にその攻撃以外のプレー面で「雑なプレーを許してしまっている」分、裏レフトに配された木村沙織選手が守備の要になっていて、ラリー中ほとんどパイプ攻撃含めたバックアタックに「参加する余裕がない」分、間違いなく退化している・・・因みに、2003年のキューバ戦、佐々木選手がMIPの活躍をしたのは、攻撃面での活躍だけではなく、レセプションを相当にこなしながら、尚かつ常にバックからの攻撃に参加していたからだ!

「レセプションをこなせるウイングスパイカーが、日本にはほとんどいない」とまことしやかにファンの間でも、関係者の間でも囁かれている現在だが、果たしてそれは真実なのだろうか?? 「身体能力・高さ・パワーでは日本は太刀打ちできない」と端から「諦めて」しまっているのと、同じではないだろうか?? 178cmのブロムに頼らずに、昨年の世界バレーを戦い抜こうと努め、そして本当に彼女に頼らずに初優勝を成し遂げたオランダ女子ナショナルチームに見習うべきところが、たくさんあるのではないだろうか?

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2007年8月19日 (日)

大阪市中央体育館から戻りました・・・

ってことで、土日連続で生観戦してきました・・・。女子のAサイト(全日本の試合のある会場)へ観戦に行くのは、実は1989年のワールドカップ以来?!(多分)、まぁ考えてみれば、そんだけ「非国民」だった期間が長いっていうことの証ですね(苦笑)。想像はしてましたけど、すんごいですね・・・試合前の「エンターテイメント」。1989年のワールドカップも確かWinkがテーマソング歌ってはいましたけど、勿論会場になんか来ないし、うるさいDJもいなかったし。それでもウェーブなんかは(DJが強要しなくても)自然発生的に起こってましたけど・・・。

すいませんが感想はもう少しお待ち下さい。まず、前回の投稿に頂いたレスから先に済ませたいので(この2日の観戦の間にも、どんどんコメント頂いて、ホントにありがとうございます!!)。

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2007年7月23日 (月)

アサケン、やったね!

こ、これは、凄いことだ!

http://www.sanspo.com/sokuho/070721/sokuho067.html

アサケンこと、朝日健太郎選手と言えば、今でも日本男子バレー史上最も優れたミドルブロッカーといって過言でないと私は思っている。大竹・泉水元選手が日本バレー界における「リードブロックの先駆者」なら、朝日選手は日本バレー界において「リードブロックを最も極めた選手」と言ってよいと思う。彼のインドア時代、日本では彼の両サイドへブロックに跳びにいく移動のスピード・空中でのブロックの完成の早さは、他の選手を圧倒していた。身体能力の低い日本のミドルブロッカー陣にあっては、彼の身体能力は桁外れだった。その彼の身体能力が、ビーチで徐々に花を咲かせつつあるのだろう。次の準決勝の相手は第1シードのようなので厳しい戦いになるだろうが、ここまで来たら是非表彰台に上がって欲しい。

そして、彼のインドア時代のプレーをつい重ねてしまうのが、今のユウのプレーだ。アサケンはとても「華がある選手」だった・・・これまで実に堅実に「地味な」プレーで活躍してきたユウだが、是非ワールドグランプリでは「華がある選手」に変身して欲しい! と願わずにはいられないユウヲタである(爆)。

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2007年7月16日 (月)

ミホちゃん、早速・・・

今月の月バレ、早速来てますねぇ、ユウの速攻のシーンがでかでかと写真で!
これは、期待できるかも・・・全日本女子選手のクリアファイルや下敷きの『ユウ』ヴァージョン!(爆)
(当ブログの検索ワードランキングでも、遂にトップ(!)に躍り出たし。)


さらに、シニア代表3人に続いて、パイオニアからジュニア代表に選ばれたミホちゃん!
プロフィール見ると、「世界での勝利のカギ」のところに「センター線がいかに『ファーストテンポ』で相手のブロッカーを意識づけさせるか」だって。

早速読んでる(読まされてる?)『セリンジャーのパワーバレーボール』(爆)