2009年9月24日 (木)

突然ですが・・・Sun GAIAを応援します!

もうずいぶん前のことになってしまったのだが、、、『土曜スポーツタイム』で、加藤陽一選手のつくばユナイテッド Sun GAIAへの移籍の件が特集されていたのを見て決めた・・・。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/volley/text/200907310004-spnavi.html

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2009年9月21日 (月)

「バンチリード」・・・言葉だけが一人歩き・・・(その3)

『area71』より引用


 日本語でのバレーボール専門用語の貧弱さ、 状態を説明しきれないことにもどかしく思われることはありませんか?


 そして、外来語をさもあらんと使っているコーチの方々をみて私は、何だか“ルー大柴”や“長嶋茂雄”のように感じてしまう私は失礼でしょうか?


開設以来ずっと、難しい英語の専門用語を振りかざしまくってきた当ブログだが、決して「専門用語を押しつける」つもりは毛頭ない。ただの1ファンでしかない私でも、日本のバレー界にとって何か出来ることはないか? と考えたときに、バレーの戦術に関わる用語の意味するところを深く掘り下げて考えていくことによって、日本のバレーボールの進むべき道が見えてくる可能性があるのではないか? と思っているのだ。


『日本(だけではないが)のサッカーについて私も言いたい』より引用


もう一つつまらないというか「どうでもいいですよ」と言いたくなることですが、先日のVプレミアの決勝で植田監督の解説でやや気になったことがあります。

これについては他の方も言及してらっしゃいますが、「今は外国ではサーブ・レシーブとは言いません、レセプションと言います」という言葉です。

自分はバレーの専門家ではなくど素人ですし、第一こういう言い方はあまり好きではないので、自分もそういうことは言いたくないのですが、たとえば下の三つのリンクなどを見ていただければ少なくとも「今は外国ではサーブ・レシーブとは言わない」というのは間違いであるということはわかっていただけると思います。



確かに「外国ではレセプションと言う」のは事実であるが、それをファンや指導者・プレーヤーに強要したところで、何も産まれないと思う。本質は、日本で「レシーブ」という言葉(概念)が、守備に関わるプレー「全て」を意味するのに対して、海外(少なくともアメリカ)では、"receive"(あるいはその名詞形である "reception")が、相手のサーブを「レシーブする」こと「のみ」を意味するという点だ。つまり、"receive"(レシーブ)であっても "reception"(レセプション)であっても、それは文法的に「動詞」である "receive" と「名詞」である "reception" の違いしかなく、実際的にはどちらを使おうが誤解も何も生じないのだ。従って、むしろファンや指導者・プレーヤーに伝えるべき点は「今は外国ではスパイク・レシーブとは言いません、ディグと言います」という事実であろう。恐らく海外では、いわゆる「サーブレシーブ」とそれ以外の守備に関わるプレー・・・特に「スパイクレシーブ」を、別々の概念として捉えているのだろうと推測できる。言語学的に解釈すれば恐らく、サーブ "serve"(名詞形は "service")と対をなすものが "receive/reception" であって、スパイク "spike" と "receive/reception" は対をなさないから、ということになるのであろうが、そんな理解では英語圏の文化理解には繋がっても、バレーボールというスポーツにおいて、ファンや指導者・プレーヤーに役に立つ解釈法ではないだろう。これは私個人の勝手な解釈だが、きちんとセッターへ返して「当たり前」と考えられるプレーこそが "receive/reception" であって、「スパイクレシーブ」のように「はじかれて当たり前」で、真上にさえ上げれば「OK」、きちんとセッターへ返せば「出来過ぎ」と考えられるプレーは "receive/reception" ではないから、という捉え方をすればどうだろう? そのようなものの考え方・捉え方をすれば、きちんとセッターへ返せば「出来過ぎ」と考えられるディグを、如何にして「当たり前」に近づけるか? という点がチーム強化のための重要な鍵となる、という発想に繋がるのではないだろうか? 「奇跡的な」ディグへのはかない希望などきっぱり捨て去って、組織的なブロックシステムとディグの連携を図ることで「当たり前に」ディグを上げる確率を高めるという、海外勢のチーム強化方針に直結していくのではないだろうか?


他にも例えば、「リバウンドを取る」というプレー表現があるが、現在の日本ではこの言葉を聞いた人は十中八九、「アタッカーが敢えて強打をせずに、相手チームのブロッカーの手に緩くボールを当てて、自チームのコート内へボールが返ってくるようにする」プレーを思い浮かべるであろう。つまり、日本では「リバウンド」という言葉(用語)は「アタッカー目線」の言葉として使われていると言える。しかし、バレーの国際大会における技術集計システムである "VIS"(Volleyball Information System)で定められたスコアリングシステムを見ていると、ブロックの記録の中に "rebound" という言葉(用語)が登場する。そこから「リバウンド "rebound"」という言葉(用語)は、恐らく本来は「ブロックに当たった後にラリーが継続すること」という意味で「しか」ないのであろうことが推測できる。ひょっとすると海外では「リバウンド "rebound" を取る」という表現は、日本とはまるで逆に、「ブロッカーが相手チームのアタッカーの繰り出した強打に対してワンタッチを取る」という「ブロッカー目線」の言葉として使われている可能性もありうるだろう。いや、たとえ海外でそういう意味で使われていなかったとしても、私個人としては(その2)で書いた「バンチ・リードブロックシステムが目指すところは、ワンタッチを確実に取って直後のトランジションでの攻撃で得点を取りに行くことだ」という意識付けのためにも、是非とも「リバウンドを取る」という表現を「ブロッカー目線」の言葉に変えたいと思い始めている。以前『"コンビバレー"という言葉は消し去ろう!』というエントリーを書いたが、それもまさに意図するところは同じであって、言葉(用語)はそれとして客観的な意味があるだろうが、それをどう使っていくか? あるいは如何に使わないようにするか? あるいは変えていくか? それによって、バレー界の底辺からでも、トップレベルの進む道を誘導していける可能性があると思うのだ。


そのために、せっかく急増している戦術を語れるファンの皆様と、是非有意義に議論が出来たら素晴らしいと思っている。以下に、これまで紹介していなかった、新しい「戦術を語る」ブログを紹介しておきたい。


・参考記事(その1):『Stay Foolish』VISについてまとめてみる
・参考記事(その2):『歩観n普及』ポジションの名前

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2009年8月30日 (日)

「バンチリード」・・・言葉だけが一人歩き・・・(その2)

(その1)をアップしている尻から案の定、(その2)以降で書こうとしていた内容を先にこちらで書かれてしまった・・・(苦笑)。

『強行突破 SPORA別館』より引用


この日のセンターには「日本一ブロックがいい」とアナウンサーに言われるキラが起用されていました。
キラというのは井上香織。デンソーの8番で全日本の4番の人妻です。

・・・中略・・・

まぁ確かにキラのサイドへのチャージは速いのですが、速いがゆえにゲス(guess)であることが見ていてわかりやすい。

あらかじめ「予測を元にしたブロック」をいけないとは自分は思っていないことをあらためてここに書いておきます。
その予測がデータに基づいたものだったり、何らかの狙いがあった上ならば、状況によってそれを上手く使おうとすることが『戦術』です。

いけないのはそうしたプレイを実況ばかりか解説者までも全て「バンチリード」と括ってしまっている事。
これが間違った形で浸透してしまったら、10年後シニアに出てくる選手の多くが間違ったリードの解釈を持つようになってしまい、修正に余計時間がかかることになります。


キラこと、"おけいはん"こと(関西人じゃない方、ごめんなさい、、、)、井上香織選手の、全日本でのプレーぶりについては、別エントリーで後日アップしたいと思う。

ここから本題へ入る。


世界トップレベルから約10年も遅れて、ようやくバンチ・リードブロックシステムを採り入れ始めた全日本女子であるが、フジテレビの大きな間違いは、日本の3枚ブロックでのブロックシャット(kill block)が出た場面で「バンチ・リード(ブロック)炸裂!!!」という絶叫していたことだ。ブロッカー3枚がセンター中央に束のように集まって構え(=バンチ)、セットが上がった場所を見届けてブロックに跳ぶ(=リード "see and respond")ブロックシステムが、きちんと機能しているかどうかを見極めるポイントは、相手のハイセットの攻撃に対して3枚ブロックが完成させられるかどうか? ではなく、センターからのファーストテンポの攻撃(即ち速攻)に対して2枚ないし3枚のブロックを揃えて、ワンタッチを確実に取れるかどうか? である。そう、狙うところは決してブロックシャット(kill block)にはなく、ワンタッチを確実にとる(soft block)ことであって、その直後のトランジションで得点を狙いに行くのである。「バンチ・リード」ブロックシステムを採ることは即ち、その狙うところである「ワンタッチ後のトランジションでの攻撃」に重きを置くことを意味しており、従って、ファーストタッチを後衛にいるセッターが行った場面で、誰がセットアップを行いどのような攻撃パターンを組み立てるか? というシステム作りが不可欠となってくるはずなのだ。

これまで日本の女子バレー界にあっては、「サーブレシーブ(レセプション)が日本の生命線」というフレーズを、散々飽きるほど、聞かされてきた。しかし、そもそもバレーボールというスポーツは、従来のサイドアウト制の下では、レセプションをきっちりセッターへ返してサイドアウトを取ったところで、点数は入らなかったスポーツなのである。ルールがラリーポイント制に変わったは言え、サイドアウトのみでは勝てないのは何も変わっていない。相手チームのレセプションからの攻撃を凌いで、ブレイクする回数が相手を上回らない限り、そのセットを奪うことは出来ない。そう、「サイドアウト」よりも「ブレイク」がより重要なのだ(「サイドアウト」と「ブレイク」の用語説明は、こちらを参照のこと)。

「バンチ・リード」ブロックシステムという組織的ブロック戦術を「きちんと」採用すれば、自動的に「トランジションでの攻撃のシステム化」という道を避けて通れなくなり、必然的にセッター以外にセットアップの役割を果たすポジションが必要となる。「バンチ・リード」ブロックシステムが「世界最先端」の戦術だった約20年前に、その役割を任されたのは前衛のmiddle blockerであった。その後「バンチ・リード」ブロックシステムが「世界標準」へと移り変わってきたこの5〜10年の間に、新たにリベロという新しいルールが導入されたことも相俟って、その役割は前衛のmiddle blockerから後衛にいるリベロへとシフトしつつある。「バンチ・リード」ブロックシステムの登場によって、トランジションでの攻撃でいかに「ブレイク」を稼ぐか? に対する意識づけが行われる結果になり、そのために必要な「システム化」の上で、各ポジションに要求されるプレーが大きく変わった・・・middle blockerの役割は「ブロックの要」から「トランジションでのセットアップの要」へ、リベロのそれは「レセプションとディグの要」から「5−2システムにおけるセカンドセッター」へ、そしてセッターのそれも「セットアップの要」から「ブロックの穴にならない」ということへ変わった。

全日本女子も「バンチ・リード」ブロックシステムを採用することで、必然的にセッターがファーストタッチを行った場面でのセットアップを前衛のmiddle blockerが果たすというシステムを採用するように、ようやくなった。前監督時代は、特殊な能力を持った特定の選手に依存したチーム戦術に拘り過ぎたために、そういったシステムを採用できないジレンマに陥っていたが、その呪縛から逃れることがようやく出来たと言えるわけである。上述の「バンチ・リード」ブロックシステムの本質を理解しているファンならば、自ずと現在の全日本女子が改善していくべき課題が見えてくるはず・・・そう、「バンチ・リード」ブロックシステム、ひいては「レセプション」ではなく「トランジション」に重きを置くからこそ、そのチームのセッターに求められるのは何であり、リベロに求められるのは何であるか・・・。

ようやく「当たり前のこと(戦術)をやるようになり」、海外の強豪国と戦う上で「同じ土俵に上がった」全日本女子が更に進化していくために、私たち1バレーファンに出来ることは何であろうか? と考えた時、やはりいつもいつも言い(書き)続けてきたことだが、戦術を語ることの出来るファンを1人ずつでも地道に増やしていって、バレー界の底辺を広くかつ、レベルを高くしていく努力を怠らないことだと思う。そんなことは、底辺に位置する1ファンがすることではないと言われるかもしれない。しかし、では誰がやってくれるのだろう? JVAが当てにならないことなど、今更言うまでもない。何せ「富士山方式」などとほざいているのだから。同じくJVAと同じ穴の狢である、フジテレビを代表とするテレビ局も頼りにはならない、、、テレビ局と同じく、ファンに情報を伝える側のライターの方ですらも、現在のテレビ放映のあり方について苦言を呈しているくらいである。

『バレーボール日和』より引用


その人自身は非常に真摯にスポーツを見る目を持っていて
しかも、自分なりのスポーツ報道に対する意見もお持ちでした。
試合展開が速いバレーボールという競技の性質を考えると、
そのインターバルに入りきるように、紹介文は短くなければいけない。
そして初めてバレーを見る視聴者の目線に合わせると、どうしても
一言で選手の個性を集約するようなコピーが欲しいなどと、
付けるに至った経緯、必要な理由などもお話しいただき
とても納得した覚えがあります。

しかし、今思えば当時のキャッチコピーは、
その選手の特徴や、ファンに覚えてもらいやすいフレーズなど
一人一人、丁寧に考えて、作られた感があったなぁと思います。
何を伝えたいかというコンセプトと、作る人の心意気のようなものは感じました。

・・・(中略)・・・

ここ数年は何を表現したいのかさっぱりわからないものや
他局で使用した表現を、少しだけ変えてまた使ったものや…。

・・・(中略)・・・

「煮詰まっている」感や「とりあえず」感を感じてしまうのは否めません。
何より、競技や選手への愛情を感じないのはわたしだけでしょうか?


しかしながら、底辺に位置するファンへの影響力という点では、テレビには絶大な力があるのは否定のしようがない。(その1)で書いたとおりに、「バンチリード」という言葉自体の、短期間での浸透率には圧倒させられた。逆に、特に前監督時代に「レセプション(サーブレシーブ)」の意味として「キャッチ(ボール)」という、審判用語で反則(いわゆる"ホールディング"のことを意味する)を意味する用語の誤用と言うべきNGワードが、テレビを通してすっかり拡がってしまったケースもある。その意味で、せっかく「バンチ・リード」ならぬ「バンチリード」という、本来かなり難しい領域である戦術用語が、世間一般にも拡がったこのタイミングこそ、逆に上手く利用すれば、戦術を語ることの出来るファンを一気に増やす絶好のチャンスとも言えるのではないか? と思うのだ。

『排球参謀』より引用


数日間ではありますが、アメリカ男子の練習風景やゲームを観戦して感じたことは、やはり日本がただの真似事をしても太刀打ちできないという事です。
これから日本が世界の舞台に立つためには、強豪国が行っているスタンダードをしりつつ、そのスタンダードを凌駕するような、オリジナリティー、日本人らしさをクローズアップした方法論を模索していくべきだと感じます。

その答えを見つけるためのヒントをつかみ取るために、毎日修行の日々が続きます。


小林敦さんには、是非ともその「ヒント」をつかみ取ってもらいたいと思いつつも、彼のような協会側の中の一部の有能な方々が日本のバレー界を変革してくれるのを待っているだけでは、私たちファンの方が、違う意味で「富士山方式」を期待していることにもなってしまうと思う。

そこで・・・

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2009年8月27日 (木)

「バンチリード」・・・言葉だけが一人歩き・・・(その1)

これまでも決して更新頻度が高いブログではなかったが、最近ことに更新頻度が落ちているのには色々と要因はあるにせよ、一番大きい要因は実は・・・。


当ブログを立ち上げた頃に比して、何とも喜ばしいことに、バレー戦術を高度に語ることが出来るブログが激増している。そのお陰で、何か書こうかなと思って記事を書き始めても、その直後に、書こうと思っている内容とほぼ同じ内容が、どこかのブログのエントリーやコメント欄に上ってしまうのだ(苦笑)。


『ちょっと一言言わせていただきます!』より引用

上記に加え、竹下のトス回しと長身セッターを育成しないこと、佐野のアンダーしか使わない問題、サーブレシーブに異様に執着することなどなど、色々問題点を洗っていって気付きませんか?
そう、柳本体制でも極めて似たような問題、或いは全く同じ問題を抱えていたわけだ。

・・・(中略)・・・

だからこうも言える。真鍋氏は日本が抱えていた問題も見えていなかった(見えていない)のではないか。つまり、前政権の反省をせず、根本的な欠点を探したり、なんで世界の強豪に勝てないのかを、分析・研究しつくしていないのではないか。
と言う事は、「世界を知る」以前に、「己を知ることが出来ていない」のではないか。


『gaban』より引用

バンチ“リード”と騒いでいるあとに、クイックはマークしないでいいからとか。

・・・(中略)・・・

川合さんの言っていることは、ブロックの基本だし、間違いじゃないけれど、組織としてやるブロックと個人技としてのブロックをごっちゃに話しているからややこしい。


『ベリーロールな日々』のコメント欄より引用

オープン攻撃への3枚ブロックに「バンチリード炸裂!!!」とも叫んでましたね。少年少女に誤解が広まらないか心配です。
by rio

フジテレビは3枚で飛びに行く事をバンチリードブロックシステムだと思ってますよね、絶対に。
きちんと説明しない解説も酷いですけどね。
中田氏が川合氏に「オランダはバンチリードですか?」って聞いたのも驚きましたが・・・(以下略)
by BON

>BONさん、3枚ブロック、わたしもそう思います。しかも彼らは、「バンチリード」というひとつの単語だと思ってますよね。絶対に。(以下略)
by rio



特に「バンチ・リード」に関しては、こちらのブログこの記事(バンチリードブロックって便利だなって^^;身延の電波でバレーの専門用語を斬りつける?!)で色々と考えさせられた。

ワールドグランプリが始まってから、当ブログの検索キーワードランキングで一気に増えたのが「バンチ・リード」ならぬ「バンチリード」。やはり地上波の中継の中でアナウンサーが連呼すると、短期間でこれだけ世間に浸透するのだというのをまざまざと見せつけられた感じがする。ただ問題なのは、『ベリーロールな日々』のコメント欄にあったように、悲しいかな解説陣の元全日本「名」プレーヤーの方々が、その用語の意味を正確に理解していないために、間違った認識が世間の「見るファン」だけでなく「やるファン」にも広がってしまいかねない点だ。


さらに、フジテレビの中継では「『世界最先端の』バンチ・リードブロックシステム」などとほざいているが、勿論のことながらそんなことは大嘘である。歴史的に紐解けば(詳しくは『バレーボール用語集』のカテゴリの中にある「ブロックシステム変遷(その1)(その2)」を参照のこと)そもそもリードブロックをチーム戦術として採り入れたのはロサンゼルス・ソウルとオリンピック2連覇を成し遂げたアメリカ男子ナショナルチームであり、それを洗練されたバンチ・リードブロックシステムという組織的な戦術に完成させたのは'90年代前半に黄金時代を築いたイタリア男子ナショナルチームである。つまり、バンチ・リードブロックシステムが男子バレーの世界で「世界最先端」だったのは、今からもう20年近くも前の話である。女子バレーは男子バレーよりも戦術的にだいたい10年ぐらい遅れてついて行っているというのも、当ブログ開設以来これまで何度も書いてきたとおりであり、実際女子バレーの世界でバンチ・リードブロックシステムを最初に本格的に採り入れたのは、前ブラジル男子ナショナルチーム監督である、あのレゼンデ氏が監督を務めていた頃のブラジル女子ナショナルチームであって、'99年ワールドカップのことであるからして、やはり10年も前の話だ。当時のブラジルがどのような戦いぶりを見せるのかを、毎日血眼になってスカパーの映像を通して見ていた頃が懐かしい・・・。それが'99年ワールドカップ観戦レポを私に書かせるモチベーションとなった。つまりは女子バレーの世界でさえ、既に10年前からバンチ・リードブロックシステムが採り入れられる時代が到来していたわけである。そして、その4年後、'03年ワールドカップの頃には吉田敏明監督(当時)が率いたアメリカ女子ナショナルチームは、3枚ブロックを徹底して多用するバンチ・リードブロックシステムをほぼ完成させていた。

従って、歴史的に「世界最先端」でないことは明らかであるが、あまりこのように批判的に書きすぎると、逆にかえって「時代遅れ」なのか? という誤解も招きかねない。より正確に言えば「世界標準」、当ブログでこれまで用いてきた(レゼンデバレー(最終章)など)表現を使えば、「現代バレー戦術の根幹」と言うべきであろう。つまりは、バンチ・リードブロックシステムを採り入れ始めた全日本女子というのは、'80年代以降の世界のトップレベルのバレー戦術の「いろは」を採り入れ始めた段階ということであり、ようやく「当たり前のこと(戦術)をやるようになった『だけ』」のことであって、それ以上でもそれ以下でもない。ようやく海外勢と戦う上で「同じ土俵に上がった」というだけのことであって、つまりは、「バンチ・リード」を徹底しようと思えばいつでも出来るが、相手チームとの駆け引きで、試合の局面ごとにブロックシステムを切り替える(「バンチ・リード」は数あるブロック戦略のうちの一つ「カード」に過ぎないと考える)海外勢と、そもそもブロックシステムの概念がこれまでなかったため、初めての組織的ブロック戦術として「バンチ・リード」を練習し始めた段階で、試合の局面ごとにブロックシステムを切り替えるような、そんな「カード」がそもそも他にない日本という、厳然とした格差がそこには存在するのだ。

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2009年8月10日 (月)

拝啓:庄司夕起選手

初めてお手紙します。
恐らく、最初で最後のお手紙になると思います。

セリンジャー元監督時代から、あなたのブロックのセンスには密かに注目していました。レシーブ面でも、他チームのミドルブロッカー陣のそれとは比べものにならないような安定感が、試合前のパス練習から1ファンにも伺えました。斎藤真由美選手が引退して、誰かに惹かれるわけでもなく、それでもセリンジャーバレーを見たくてパイオニアの試合を見続けているうちに、気づけば私は、あなたのファンになっていました。吉田敏明前監督の下なら、あなたの持っている素質を開花させられるはず、そう確信して迎えた2006/07シーズン・・・助っ人外国人選手の怪我で巡ってきた数少ないチャンスをものにし、全日本にも見事初選出。失礼ながら巷では、誰もあなたが全日本のスタメンに名を連ねるなどと予想していた人はいなかったでしょうが、私はそれを確信していました。あなたが全日本のスタメン・ミドルブロッカーとして君臨しない限り、日本の女子バレーに未来はないと感じ、その通りにブログでも書いていました。そして、本当にあなたはそれを達成した・・・でも、それは考えてみれば、すごいことでも何でもなく、あなたが持つ才能が、そのまま発揮された結果だったと思います。


そして迎えた2007/08シーズン、私だけでなく多くのパイオニアファンは、あなたこそが次期キャプテンを担うべき選手だと感じていたはずです。なぜなら、それがあなたにとって、最も欠けている資質であり、かつもう一段高い次元に達するために絶対に欠かせないものだと、みんなが信じていたからです。そう、あなたに足らないものは「スター性」や「カリスマ性」・・・こういったものは、ごく一部の人間は生まれつき持ち合わせているものでしょうけど、大抵の人間はプレー経験を積んでいく中で徐々に培われていくものでしょう。あなたの偉大なる先輩である、吉原知子さんがそうでした(日立入団当初は地味な選手でした)。その意味では、通常のチームに比べて「スター性」「カリスマ性」を生まれつき持ち合わせている選手が多いチームにあって、その中であなたがキャプテンを務めることこそが、「スター性」「カリスマ性」を手に入れられるチャンスだと、みんなが直感的に感じていたのでしょう。

結果的にそのチャンスは、私たちが感じたタイミングから1年遅れてやってきました。しかもその2008/09シーズンほど、パイオニアファンにとって辛いシーズンはありませんでした。ましてや、初めてキャプテンを務めることになったあなたには、この上ない辛い試練となったことでしょう。私もブログで相当に厳しいことも書きました。でもそれは、時間がかかったとしても必ずや乗り越えてもらえる試練だと思ったからこそ、敢えて書いたことです。

ところが、あなたはその試練を自ら放棄する選択を、結果的にしました・・・。事の真相は1ファンに過ぎない私にはわかりません。勿論あなたにも言い分があるでしょう。ファンのバッシングも容易に想像は出来たはずですから、それを覚悟の上で選択されたことでしょう。何せ、キャプテンを務めるレギュラー選手が、たった1年でチームを離れるなどという事態は、女子バレー界では異例のことでしょうから。それ相当のチーム内の事情があったことは容易に想像できます。

ですが、あなたの決断は、ただ単に「パイオニアのキャプテンを放棄した」という、1つのチーム内の問題だけでは済まないのです。チームの内部事情は知りませんから、どういう経緯であなたがキャプテンに任命されたかはわかりませんが、少なくとも多くのパイオニアファンは、上述の通り、ただ単にパイオニアという1チームを牽引して欲しいという意味だけでなく、日本を代表するプレーヤーになってもらいたという願いを込めて、あなたにパイオニアのキャプテンを任せた気持ちになっていたのです。ですから、あなたがそれを自ら放棄したということは、「庄司夕起」という、全日本を背負って立つミドルブロッカーになり得る資質を持つはずの1選手が、その才能を存分に開花させるチャンスを自ら放棄した、という風に感じ取ったのです。


北京オリンピック最終メンバーからの落選という屈辱を経て、あなたにもう一度全日本の舞台というチャンスが巡ってきたのは当然のことでしょう。ブロックシステムの改革を公言する真鍋監督の下では、再びあなたがレギュラーの座を掴むのは目に見えていました。さらに一段高い次元へ到達するための舞台は準備されました。私たちが期待したとおりに、ロンドンに向けて日本を引っ張るミドルブロッカーとして成長していってもらえるかどうか? その兆しが伺えるかどうかを確認しに、大阪へ毎晩通いました。

あなたの持ち味は、数字に表れにくいプレーです。素人目には大変わかりにくいことでしょう。ですから、テレビ局はじめとする一般のマスコミや、一般のファンの間であなたが評価されていなくても、それは気にする必要はありません。戦術をきちんと見ることが出来るコアなファンは、これまでもきちんと正当にあなたを評価してきました。勿論、昔からあなたをずっと見続けている私をはじめとする多くのパイオニアファンも。ですが、残念ながら今回あなたが下した決断の結果、今後はあなたを評価するファンの目は、間違いなく厳しくなっていくでしょう。実際、私もこれからは「ユウヲタとして」あなたのプレーを見たりブログで評価することは、恐らくはなくなると思います。どこのブログよりも先駆けて『庄司夕起(ユウ)』というカテゴリを立ち上げてサポートしてきたつもりですが、このカテゴリに新たなエントリーを設けることは、少なくとも当分はないでしょう。ですが、あなたのことは1バレーファンとして、変わらずずっと見続けます。これまでよりも、より冷静に、より厳しい目で、見続けていきます。


本来ならあなたの持ち味を発揮するには、パイオニアでそうであるように裏センターに配されるのがベストなのでしょうが、今年の全日本ではどうやら表センターで固定されているようですね。勿論、好意的な見方をすれば、低身長のセッターと隣り合うポジションでブロック面での期待をされているとか、前衛アタッカーの枚数が少ないローテーションで、あなたが堅実に速攻の囮に入ることで時間差攻撃の決定率を高めることを期待されているとか、そういう見方も出来るでしょうが、ずっとあなたのプレーを見続けてきた1ファンから言わせていただくと、今の全日本で最もブレイク率が高く見込まれる栗原選手のサーブの場面で、あなたが前衛にいると、せっかく相手のレセプションを乱してダイレクトボールが返ってきても、それを相手コートにブロックなりダイレクトスパイクなりで決めきれずに、結果的に相手にチャンスボールをみすみす与えてしまう、、、そういうあなたの姿が脳裏に浮かんでしまうのです。そう、あなたの「スター性」「カリスマ性」のなさが最もプレーに表れるのが、こういった「ネット際での弱さ」です。今回のワールドグランプリ・大阪ラウンドでも、韓国戦での第3セットでは、坂下選手のサーブの場面で同じようなプレーがあってその直後に、あなたは井上選手と代えられてしまいましたね。


「ネット際での弱さ」を見せる選手に、名選手は決していません。ひいてはそれは「勝負弱さ」にも繋がりますから。あなたが自ら選んだ新しいプレー環境が、「ネット際での弱さ」ひいては「勝負弱さ」を克服させるに適した環境なのか? 私にはわかりません。が、あなたがそうだと信じて決断したのなら、それは尊重したいと思います。ただ、そうであるなら、きちんと結果は出して下さい。その意味で、ここ最近日本でほとんど勝った記憶のないロシア相手に、ワールドグランプリながらも勝てたというのは、一つのいい兆しと受け取りたいと思います。

ただの1ファンの分際で、偉そうなことを言って(書いて)申し訳ありませんでした。
上尾メディックスを応援することはないと思いますが、あなたのプレーは今後もずっと、陰ながら見続けていきます。今回のあなたの決断に対して、今後一切、何かを言うつもりはありません。日本国内ではなく、世界相手のプレー及び結果で応えてください。


あなたが「プロ意識」を持ったプレーヤーだと信じてきた1ファンより。

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2009年6月16日 (火)

くやしい・・・

なんでオマエら、そんな根性なしなんだよーーーーーー!

あんな、廃部の危機を乗り越えた直後に、まだ1年しかキャプテンやってないヤツが先頭切ってやめるかぁーー普通。責任感はないのかーー!


現実の、目の前の仕事の毎日でも、責任を取ろうとしない上司どもと、同じく責任感のない研修医どもを相手にしてイヤでもストレスがたまるというのに、お願いだからバレーの世界でも同じことを見せないで欲しい・・・。

ホントにくやしい・・・

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2009年6月 7日 (日)

黒鷲旗雑感(その4)

新型インフルエンザのお陰で振り回され、すっかりアップが遅くなって、マスコミ発表から時期を逸してしまいましたが・・・、まぁrioさんも私と同じで今頃になって黒鷲のレポをアップしていることだし、気にしない気にしない(笑)。


http://yamagata-np.jp/news/200905/05/kj_2009050500084.php

http://www.kobe-np.co.jp/news/sports/0001940239.shtml


お二人とも志半ばといったところでしょうが、チームのV・プレミアリーグでの成績を客観的に見れば、解任・退任は仕方がないと言わざるを得ないでしょう。


吉田敏明監督については、チームにとって果たした功績は大きいと個人的には思っている。監督に就任するなりユウの才能に目をつけ、前監督時代に弱点であったブロック面で「組織化を図る」という方向性を明確に打ち出してチーム強化を図ろうとし、その要を担う形となったユウは全日本の中心選手にまで上り詰めた。またブックリーディング活動という「地域密着の方針」を就任直後から打ち出し、結果的にはそれが今シーズンにおけるチーム最大の危機を救う形になったとも言えるだろう。

しかし、ユキに代わる若手セッターの育成という、前監督時代から引き継がれた大きな課題については結局、次期新監督へ積み残す結果に終わってしまった。それも、いったんはユミを次期正セッターとして育てていくという方向性を明確に打ち出していながら、1シーズンすらも我慢しきれなかった点は、チームのサポーターとしては残念無念としか言いようが無い。コヨミが全日本にセッターとして選出されるという状況の下で迎えた今年の黒鷲旗でも、予選グループ初戦のJT戦ではコヨミをスタメンセッターとしてスタートさせながら、途中でユキへ戻してしまい結局敗戦。翌日の東龍戦はなぜかサツキがスタメン、、、そして勝とうが負けようが予選敗退がほぼ決まっていた状況で迎えたNEC戦でも、結局ユキがスタメンで試合最後まで通してしまい、、、そして敗戦。はっきり言ってしまえば「誰を育てたいのか?」「何がしたいのか?」全くもって理解できない采配に陥っていた。ここまで来ると、選手達も監督の意図が全く理解できないのではないかと思える程だった。結果がどうのこうのというより、チームの方向性すら見失ってしまうような今の状況では、これ以上監督を続けてもらうべきではないであろう、残念だが。


寺廻監督の方は、成績は芳しくないながらも4年間監督を任され、その間に少しずつだが、前監督を慕って移籍してきた当時の主力選手達を入れ替えつつ、そして着実に自身のやりたい方向性を打ち出していた。元々センタープレーヤーだったがレセプションをこなせる器用さを買われた高木選手をキャプテンに据え、全日本の正リベロだった菅山選手を昨シーズンはリーグ途中でスタメンから外し、さらに新人の井上琴絵選手をいきなり昨年の黒鷲旗からスタメンに使って、そのまま今年のリーグで正リベロに据えたあたりがその象徴と言えるだろう。そして遂に、最後の砦として残っていたチームの正セッターの座を、竹下選手から他の誰かへと切り替えるべく「舵を切ろう」としていたところに、恐らくはJTフロント側から「待った」がかかったのではないか? と推測する。寺廻監督の意図を察してか、リーグ途中から「移籍の意志」を表明していたはずの竹下選手の退団が発表されていないからだ。寺廻監督の思惑どおりに進めば、宝来選手も引退してmiddle blocker陣としてハイセットを打ち切れる西山由樹選手や坂下選手がスタメンを務め、時間はかかるかもしれないが未来に繋がる新しいバレースタイルを見られるかもしれないと期待していたが、JTフロント側としては「竹下佳江」という「目先の」ネームバリューを重視して、監督の方を切り捨てたのであろう。まさか、そこにまで日本バレー狂会の圧力がかかっているではないか? とまでは勘ぐりたくはないが、、、。


最後に、こちらの記事。

http://www.toray.co.jp/arrows/men/topics/090520.html


新監督は、連日一人っきりでスタンドから黙々と、男子の各チームの戦いぶりを観戦してらっしゃいました。黒鷲前から噂はありましたが、連日観戦されている姿を見て、噂が真実であろうことは感じ取れました。

その他、スタンドで見かけた方々は・・・エンダキ選手の奥様、Vの決勝戦でテレビに映った姿に比べて、実物は全然お若くて美人でした・・・こちらはVの決勝戦でテレビに映った姿どおりに、相変わらずの熱々ぶりだった千葉夫妻・・・堺のコーチに就任した増村元選手、相変わらずバレーよりもパソコンがお好きなようで(笑)・・・そして最後の最後に登場の山本夫人(熊倉元選手)、相変わらずのオーラを振りまいてました。

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2009年6月 2日 (火)

黒鷲旗雑感(その3)

(その2)では、世界のトップレベルの戦術の方向性から、完全に取り残されそうになっている日本の女子バレー界に対する嘆きを書いた。

一方、最近の男子バレー界は、着実に世界のトップレベルの戦術を吸収している。以前は「吸収している」と言いつつも、下手をすれば10年近くというような「時差」がありつつ「追いかけている」状況だったが、ここ数年はその「時差」はかなり短くなってきている気がする。その「時差」短縮に貢献しているのは間違いなく、大学チーム勢の戦いぶりにあると思う。例えば、セッターがファーストタッチを行った場面でのセットアップをリベロがオーバーハンドパスを用いて行うという戦術は、数年前に黒鷲で準優勝を果たした東海大学が見せて以来、すっかり当たり前の戦術として日本の男子バレー界に広く浸透した。

現在の世界のトップレベルのバレーにおいて最も大事なキーワードの一つは「脱・スーパーエース」である。大学バレーに詳しいこちらのサイトで拝見する文字が頭の中をよぎり・・・(逆参照のようだが(苦笑))


『/ja あやつる YmrDhalmel』より引用


あかんまたわからなくなってきた。レセプションに入るのもオポジットっつーんだっけ、セッターの対角であれば(語義的にはそうなのだろうけど)。

・・・(中略)・・・

「オポジット≠スーパーエース」やろ?と思ったり、じゃあ2005当時の全日本が「オポジットを置かず」と言ってたのはなんだろうと思ったり。


実は最近、所謂「スーパーエース」を見ていないような気がしてて。


最近の男子大学バレーの世界には「所謂『スーパーエース』はいない」という文字を拝見していた私としては、これの意味するところは「脱・スーパーエース」であると、即ち、最近の男子大学バレー界では、オポジットに配される選手がライト側からファーストテンポ攻撃(C1攻撃)を見せるというバレーが展開されているのだろう、と勝手に思い込んでいた。今年の黒鷲では、それがどの程度のものか確認できるだろうという淡い期待を抱いていた・・・。


しかし、実際に私の目に飛び込んできた姿は、思い描いているものとは残念ながら、かけ離れていた。確かに「所謂『スーパーエース』はいな」かった・・・点取り屋がオポジットには配されていなかった。しかし、そこには「脱・スーパーエース」の概念も存在しなかった・・・オポジットに配された選手は決して、ファーストテンポの攻撃を繰り出してはいなかったのだ。実際大学チーム勢は、相手チームに悉くディケートブロックを敷かれていた。点取り屋がライト側に位置せず、しかもファーストテンポ攻撃も繰り出されないとするなら、相手ブロック陣がデディケートするのは至極当然のことである。

最初に書いたように、セッターがファーストタッチを行った場面でのセットアップをリベロがオーバーハンドパスを用いて行うという戦術を、日本の男子バレー界に浸透・定着させた男子大学バレー界において、ライトからの攻撃が軽視されているとは考え難い。なぜならレゼンデバレー(第7章)で書いたとおり、本質的にこの戦術は「脱・スーパーエース」と不可分の戦術・・・攻撃の「左右対称性」を維持するための戦術であるからだ。レフト・ライト双方向から「左右対称」に攻撃を繰り出すにしても、「ファーストテンポ攻撃」でないのなら、セットアップするのは前衛のmiddle blockerで構わないはずだ。リベロがセットアップする必要が生じたのは、レフト・ライト双方向から「ファーストテンポ攻撃」を繰り出すためである。


と考えると、「所謂『スーパーエース』はいない」という現在の男子大学バレー界において、「脱・スーパーエース」の概念が存在しないとすればそれは即ち、「世界のトップレベルの戦術を採用しながら」も残念ながら決定的な「人材不足」がそこには存在するのではないか、、、それがそのままV・プレミアチームに平行移動して、従来の「スーパーエース」であろうと今シーズンのボヨビッチ選手のような選手であろうと、結局"オポジット"というパーツには外国人選手が納まる、、、それは、以前書いたこちらの記事に繋がっていく問題なのではないか? と危惧せずにはおれない、今年の黒鷲旗だった。

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2009年5月24日 (日)

黒鷲旗雑感(その2)


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今年の黒鷲旗女子準決勝の久光製薬対NEC戦でのワンシーン。写真がぶれていて大変もうしわけないのだが・・・この写真をなぜ撮ったのか? おわかりになる方はいらっしゃるだろうか?







この写真のシーンがそうであるように、最近の女子バレー界においては、センターブロッカーとして低身長のセッターが跳ぶ形になるシーンが目立つのだ。


なぜ? このような状況が生じるのだろうか? 一つの理由として、日本の女子バレー界ではセンタープレーヤーのワンレッグ攻撃の出現頻度が極めて高いことが挙がる。特に、セッターが前衛の場面では、センタープレーヤーはワンレッグ攻撃のオンパレードということも珍しくない(スーパーエース的なオポジットが少ない日本の女子バレー界では、セッターが前衛の場面で後衛のオポジットの選手のライトからのバックアタックの出現頻度が極めて少ないためである)。その攻撃が決まらなかった場合、トランジションでの相手チームの攻撃に対して、ワンレッグ攻撃を打ったがためにセンタープレーヤーがライト側に、そしてセッターがセンター側に位置することになり、結果的に写真のような状況が生じやすいのだ。

で、相手チームのブロック陣型がこのような形となった場合、どう攻めるべきであろうか? そう、当たり前だが、センターから速攻で切り返すべきである。ところが、ほとんどの場面でそのようなトランジションの攻撃は見られない・・・、ほとんどの場面でセッターの手からは、両サイドへの平行トス(やワンレッグ攻撃へのトス)が繰り出される・・・。本来なら、低身長のセッターがセンターブロッカーを務める形になるのは、ブロックシステム上で極めて不都合であるはずなのだが、実際に出現する相手チームの攻撃がほとんど両サイドの攻撃であるために、セッターがセンターに「取り残され」て、両サイドのブロッカーが「スプレッドで構える」方が、むしろ好都合とも呼べる状況なのだ。そのため、ブロック陣型がこの写真のシーンの様になっても、すぐにセッターとセンタープレーヤーが入れ替わって、本来のブロック陣型へ戻そうと積極的に行動したりは決してしない。実際、トヨタ車体やNEC・JTなどは、上述のようにセンタープレーヤーがワンレッグ攻撃を行った直後だからという理由でなく、戦略として敢えて低身長のセッターにセンターブロッカーを務めさせてスプレッドで構えるという場面がしばしば見受けられる。こうした傾向は、特に昨シーズンあたりから顕著になってきた気がする・・・日本の女子バレー界における、センタープレーヤーの人材不足と連動する問題点という気がしてならない。


世界のトップレベルのバレー戦術の潮流は、男子がそうであるように「相手チームにバンチ・リードブロックを採らせないために、両サイドのファーストテンポ攻撃を多用して相手ブロッカー陣をスプレッドで構えさせておいて、そしてセンターからの速攻やファーストテンポ・パイプ攻撃で点数を稼ぐ」というものであり、「スプレッドで構えさせられる」というのは「相手の術中にハマってしまった」ことを意味する。ところが、日本の女子バレー界では、「スプレッドで構えさせられ」たとしても相手チームはその弱点を突くことも出来ず、逆に「弱点を突けない」からこそ、敢えて「スプレッドで構える」という戦略が採られる位に、攻撃が両サイドの「はやい」攻撃しかない状況なのである。日本国内のトップレベルであるはずのV・プレミアチーム同士の対決ですらこのような状況であり、そこで半年間も戦って、そのままの感覚で世界の舞台に行って戦おうものなら、当然のことながら嘲笑うかのように「高くて早い」速攻を決められて終わるだけだ。

今年の黒鷲旗のスタンドでボーッと女子の試合を見ていて一番感じたのが、上述の日本の女子バレー界の問題点であり、そのいい縮図が東九州龍谷高校の近年の活躍ぶりだと感じる。確かに高校生レベルで、ディグを中心としてあれだけの高い技術レベルをものにしているのは、とてもすばらしいことだと思う。しかし、ああいう戦略を採れば今の日本の女子バレー界では「手っ取り早く」通用する、ということが露わになっているだけという気もする。そう言えば、『ベリーロールな日々』でも、今年の春高の決勝を見ての、同じような感想が書かれていた。

『ベリーロールな日々』より引用

そんなわけで、東龍の強さが目立った試合だったのですが、リベンジに燃える古川のアドバンテージを探すとすれば、その第1は「体格」だと思います。東龍は典型的な”日本人タイプ”を集めている印象で、速い・うまい・細い。東龍の監督いわく「故障している選手も多い」のだとか。一方、古川の選手たちはみんな、よりアスリート体型に近い印象。とくに上半身がしっかりしていました。

なので、春高の枠を超えて考えた場合、どっちの選手がのびていくのかは、なんとも言えないように思います。

東九州龍谷高校(東龍)があのような両サイドの「低くて早い」攻撃をバレースタイルとして採用しているのには間違いなく、ここ10数年来の全日本女子のバレースタイル、ひいてはここ最近の日本国内での女子バレー界におけるバレースタイルが影響していると言っていい。そして今度は、日本全国の中高生そしてその指導者達が、東龍のバレースタイルを模範として日々練習に励んでいくはずだ・・・。近年、日本の男子バレー界が、特に大学勢が率先して世界のトップレベルの戦術を採り入れ(リベロがセカンドセッターとしてアタックラインを見つつその手前で踏み切ってオーバーパスを上げる戦術は、大学勢からV・プレミアチームに浸透していった)、トップレベルに限らず下位レベルにまで渡って、世界の潮流に乗っていこうとしているのとは対照的に、日本の女子バレー界が「女子バレーの男子化」という潮流に大きく乗り遅れつつある状況を目にして、(パイオニアの吉田監督の迷走ぶりも相俟って・・・そう言えば、パイオニアが東龍戦で1セットを奪われる主要因となってしまったスタメンセッターのサツキも東龍出身だ・・・)絶望的な気分になりそうな今年の黒鷲旗だった・・・。

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2009年5月17日 (日)

黒鷲旗雑感(その1)


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何年か前にも書いたことがあったはずだが、黒鷲と言えば「大阪の長い長い夏の始まり」の風物詩でもある。Vリーグは見に行かなくとも黒鷲だけは毎年見に行っている、という風な大阪のおっちゃん・おばちゃん達がいて、スタンドで一人でヤジっているのを見るのが結構面白い。

会場である大阪府立体育館近くにある、名物風景をいくつか・・・
「来年こそ黒鷲行こう!」と思ってらっしゃる方のご参考になれば。


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地下鉄および南海のなんば駅から会場へ向かう際の目印になる「『130円』キャベツ焼」。
・・・長く100円だったと思うのだが年々値上がり・・・



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よく見ると「3」の数字のみ書き換えられているのがわかる。



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キャベツ焼を目印に道を進むと、有名な「551」の本社ビルが人知れず立っている。
今年はなぜか閉まっていた・・・が、普段は中国本土から直輸入されたと思われる中華食材が豊富に取り揃えられている。因みにここでは「551」の豚まん・アイスキャン「デー」は売っていないのであしからず。



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その向かい、少し戻るとラーメンの有名店「博多 一風堂」がある。
大学生は試合後に食べていそう・・・(未確認)。



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「博多 一風堂」とは反対側に進むと、体育館から一番近いコンビニ(ファミマ)がある。
体育館内にかつてはあった売店がなくなったため、観客もチーム関係者もここを利用する方が多い。
実際今年は、アナリスト含めたチーム関係者(ビデオ係)が観客席に場所確保として使用する、ビニールのガムテープが「売り切れ」と書かれていた。



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ファミマの隣の隣にある(数年前に出来た?)ピラフ屋さん。
久光の関係者一人がふらふらと入っていった・・・。



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そのピラフ屋さんのすぐそばにある看板。
体育館の「東隣」というのが一目瞭然・・・
因みに、体育館すぐそばのホテルに各チームが宿泊しているのが見られるのも、黒鷲旗の醍醐味の一つ。日立佐和が以前宿泊していた「ホテル南海なんば」は現在改修工事中?




観戦後の夕食は・・・

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体育館真向かいにあるトルコ料理屋さん。
因みに私自身は食べたことはないので、味は保証しかねるのであしからず。



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なんば駅へ戻る道中、「博多 一風堂」を越えると、関西で有名なラーメン屋「天下一品(通称・天一)」も一応ある。



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大阪球場跡地の再開発で作られた「なんばPARKS」。豊田合成の北川選手が喜びそうな(笑)、氷見直送の魚を扱う飲み屋さんなどが入っている。



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なんば駅にある高級ホテル「スイスホテル南海」。
大会中は毎晩(かどうかは不明だが)、協会関係者が優雅に会食を開いている・・・

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2009年5月 5日 (火)

黒鷲旗女子準決勝(久光製薬 - NEC)〜第2セット・問題の"ローテーションミス"について〜

パイオニアも含めて、今大会の雑感はあらためて書くつもりなのだが、、、何より今日一番の見所(爆)とも言えた、NECの第2セットの"ローテーションミス"について、解説しておこう。

GAORAでの中継でどのように説明されていたのか? 後で確認したいと思うが、恐らく会場でご覧になっていた方も、中継をご覧になっていた方もよく事態が呑み込めていなかったと思われ、実際いろいろなブログでのエントリーを見ていても、やはり予想されたとおりに誤解があるようなので、是非解説しておこうと思う。

この第2セットでまず最初にミスを犯したのは、NECの山田監督である。両チームのベンチから各セット毎に、ラインアップシート(通称"目玉")と言われる、スタメン選手の配列を記したメモを、副審に提出する必要がある(但し、前セットと同じ場合には「前セットと同じ」と申告すれば、提出しなくても良い)のだが、どうやらこのセットでNECベンチから提出されたラインアップシートには、コート内の選手たちは勿論、監督含めたスタッフも想定していなかったような、とんでもない配列が記入されていたのだ。

このセットのNECのスタートローテーションは、サーブ順に本来は9番(有田選手)→ 1番(高橋選手)→ 2番(杉山選手)→ 10番(秋山選手)→ 5番(フォフィーニャ選手)→ 4番(松﨑選手)となっていたはずなのだが、山田監督ないし誰かが間違えて、1番と2番を逆に書いてしまい、それを山田監督が確認を怠ったまま、北村副審に提出してしまったのだ。公式記録員はサーブ順を、その間違えて記入されたラインアップシートを元にして確認しているため、9番(有田選手)の次のサーバーとして1番(高橋選手)が打った瞬間に、ブザーを鳴らした。ラインアップシート上からは、9番(有田選手)の次のサーバーは2番(杉山選手)でなければならなかったのである。ブザーが鳴って、北村副審が公式記録員のところへ行き、「サーブ順が違う」ことを記録表を見て確認し、「ローテーションミス」のシグナルを出した。その時点で北村副審は「サーブ順が違っていて2番が打つはずのところで1番が打った」ことを確認し、「その次に回ってくるサーバーこそが1番であること」を確認して、その旨を、NECの選手たちに伝えた。つまり、この時点では、北村副審もNECの選手たちも、「何が間違っていたのか?」という本質には気づかなかった・・・本質は「ラインアップシートの記入間違い」にあるのだが、ただ単なる「サーブ順間違い」と思い込んだのだ(実際、会場でも「サーブ順間違い」とアナウンスされた)。そのため、「ローテーションミス」直後の久光のサーブをNECがサイドアウトすると、その直後にNECは再び1番の高橋選手がサーブを打ち、前衛には「2番(杉山選手)・10番(秋山選手)・5番(フォフィーニャ選手)」の3人が位置していたが、何度も言うように本質は「ラインアップシートの記入間違い」にあり、サーブ順は1番の高橋選手で正しくても、その場面で前衛に位置すべきなのは「10番(秋山選手)・5番(フォフィーニャ選手)・4番(松﨑選手)」の3人であって、2番(杉山選手)は後衛にいなければならないのだ。それなのに、その後衛にいるべき2番の杉山選手がブロード攻撃を決めて得点したものだから、ここで混乱が生じた・・・。勿論、公式記録員の指摘は正しく、この時点になってようやく、北村副審も本質に気づいたのだ。そのため、ラインアップシートを取り出してコート内にいたNECの選手たちに見せて確認させ、そこで初めて、NECの選手たちも事の重大性に気づかされる羽目になった。コート上の選手たちも、まさかそんなミスが、自分たちの知らないところで犯されていたなどとは想像もしていなかったであろうから、困惑は隠せない様子であり、結果的に試合が何分も中断する結果に繋がってしまった。

もう一度整理しよう。NECが当初予定したサーブ順は「9→1→2→10→5→4」であったが、ベンチから提出されたラインアップシートには「9→2→1→10→5→4」と記入されていた。即ち、本来は1番の高橋選手と5番のフォフィーニャ選手が対角レフト・2番の杉山選手と4番の松﨑選手が対角センターとして配されるはずなのだが、ベンチから提出されたラインアップシートには、2番の杉山選手と5番のフォフィーニャ選手が対角・1番の高橋選手と4番の松﨑選手が対角、と記入されていたのだ。これは完全にNECベンチの凡ミスである。そのため、セット途中からフォーメーション上の混乱を避けるため、1番の高橋選手をセンターの竹内選手と、2番の杉山選手をレフトの内田選手に代えて、対角にレフト同士・センター同士が配列されるように修正を図ったのだった。


実は本来なら、北村副審自身も、公式記録員に指摘されて気づくのではなくて、そもそもセット開始時の、ラインアップ確認時に気づいてNECの選手たちに伝える必要があった。しかし、現実にはなかなか難しい面があるのは否めないと思う。なぜなら、このセットは久光のサーブから始まるセットであり、即ちNECのレセプションから始まるセットであったわけだが、その場面でNECのレセプションフォーメーションは、以前【フロントオーダー・バックオーダー】として特集的に解説した際に取り上げた、セッターが後衛レフトに位置するフォーメーションであったのだ(因みにこの日のNECはバックオーダーを採用している)。


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以前この写真を見てもらって、瞬時に前衛3選手の背番号を当ててもらう問題を出したわけだが、同じ課題が副審にも課せられるわけである。この写真での8番・10番・11番が、この日のNECにおいてそれぞれ2番・10番・1番に相当し、2番と1番の位置関係がこのセット開始時点から、本来ならポジショナルフォルトのミスに相当していたわけである。また、実際に以前のエントリーでも明らかなポジショナルフォルトのミスが見逃されているのを、会場で見ていて気づいたケースもある。勿論、副審としてはミスであるので、何とかしてもらいたいとは思うのだが・・・審判もバレー戦術の変遷をよく理解していなければならないとも言えるだろう。


p.s.: 試合終了後に、山田監督が成田選手からどのような「お目玉」を食らっているのか? にすごく興味津々(爆)

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2009年4月13日 (月)

2008/09 シーズン・男子決勝(東レ - 堺)(予告編)

今年は内科学会とV・プレミア決勝の日程が、完全にかち合ってしまいましたが、幸いどちらも東京(東京国際フォーラムと東京体育館)での開催だったので、行き来が可能でした。土曜日は内科学会を優先し、日曜の男子決勝を優先しました。もちろん、会場前で行われていた、ブルロケ廃部反対の署名もさせていただきました。

家に帰って「すぽると!」などを見ても、今シーズン限りでの引退・教師への転身という観点で、堺のセッター・朝長選手にスポットライトが当たっていた(当てたがっていた?)ような雰囲気ですが、その実、内容は相手・東レのセッター・阿部選手の圧勝でした。後日、解説してみたいと思います。

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2009年4月 2日 (木)

今、自分に出来ること・・・(その2)

(当分のあいだ、この記事をブログのトップに掲示します)

バンブー・ブルロケの危機、ひいてはVリーグ自体の存続の危機、何としても食い止めねばなりません!!!


Takefujibamboo




男子はさらにもっと切実だと思います。私のバレーの見方の原点の一つでもある、楊さん・金子さん・泉水さん(そして寺廻監督)時代のブルロケ・・・

東レアローズ男子コーチの小林敦さんも、「ブログ再開」という形で立ち上がってくれました!

『トライアングル』より:NEC男子バレー部廃部に断固反対!


さぁ、皆さんも立ち上がりましょう!!!

「女子バレーボールチーム『武富士バンブー』の全体移籍を熱望し応援します!!」
「Vプレミアリーグ男子「NECブルーロケッツ」の存続を熱望いたします」

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2009年3月28日 (土)

パイオニア - JT@大阪市中央体育館

前日の東レ戦での敗戦が、チームに与えた影響は色々な意味で大きかったのだろう。この日のパイオニアは、コート内だけでなく、コート外の控え選手達からも大きな声が飛び交っていた。

ヒロインインタビューはこの日ブロック5本を決めたユウ。その表情には、最終戦を勝利で締めくくったというような満足感は微塵もなく、キャプテンとしてチームを精神的に引っ張っていけなかったこと、結果的に4強入りを果たせなかったことに対して感じているであろう責任感がにじみ出ていた。彼女と仲良しのマミが試合直後に流した涙を見て、ガッツが初スタメンに定着した2006/07シーズンでの最終戦(3位決定戦)直後の涙を思い出した。パイオニアというチームで、若手選手が1シーズン通じてスタメンとして出続けることが、どれほどのプレッシャーがかかることなのか? 2年前のガッツ・今年のマミを見て、つくづく思い知らされた。

それでも、ともかく入れ替え戦出場は免れた。昨シーズンのユミとは違って、1シーズン通じて最後まで、マミを使い通すことが出来たことは大きいと思う。セミファイナルラウンドも入れ替え戦出場も必要なく、次の黒鷲まで1ヶ月以上、公式試合に出る必要がなくなって、精神的にも肉体的にも少し休養が出来るだろうから、気持ちもリフレッシュして、是非チーム一丸となって黒鷲旗に臨んで欲しい。ファンも色々なことを考えさせられたシーズンだったが、選手・スタッフにとっても本当に辛いシーズンだったと思う。本当にお疲れ様でした。シーズン最後の観戦試合を勝利で飾ってくれて、本当にありがとう。

いつも当ブログを覗いて頂いている方々に一言。今シーズンは、戦術に関してほとんど語ることが出来ず申し訳ありませんでした。レッドウイングスの来シーズン以降の課題については、黒鷲が終わった後にまとめてみたいと思います。

p.s.: ナナエ、ブログ再開してくれて本当にありがとう!

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2009年3月24日 (火)

涙。。。(東レ - パイオニア@大阪市中央体育館)

試合開始(プロトコル)前の練習の時点で、パイオニアは東レに負けていた。それは、練習中の選手達の「声出し」において、であった。


それを敏感に感じ取ってか、スタメン紹介のアナウンスの直後から、応援団席に陣取った多くのファンの、必死の声が会場に響き渡った。



・・・パイオニアがんばれー!・・・

・・・絶対勝つよー!・・・

・・・ほらっ、(コートの)中から声出して、盛り上げてー!・・・




ホームである滋賀に近い大阪だけに、大応援団が駆けつけた東レを敵に回して、人数こそ負けていたが、コートに向けて発せられた声援は決して引けを取っていなかったし、何より本当に一言一言が心に響いた。試合開始のホイッスルが鳴る頃には、私は目の前のコートがよく見えなくなっていた・・・気づけば涙が浮かんでいた。



試合内容は、監督のコメント通り。

http://www.vleague.or.jp/printtable/index.cgi/print/a/machno/629/leaguetag/premier_w/season/2008

試合開始前には「声出し」から負けていたパイオニアだったが、応援団席から飛び交う必死の声援が選手達に届かないはずはなかった。試合が進むにつれ、パイオニアの選手達は、現状ある力を出し切ったと思う。それでも、東レのレフトエース・・・張 越紅選手を最後の最後まで止めきれなかった。アサコもユウも、メグ・ハニーフがライトブロッカーとして跳んでも、ユキに代えてコヨミを出しても、3枚ブロックを揃えても、それでも止められなかった。それに尽きると感じた。

東レのバレースタイルは何年経っても変わる気配がないが、それでいてV・プレミア女子史上初の2連覇を成し遂げてしまうかもしれない。そのスタイルは日本では通用しても、世界では決して通用しないのだということを、観客の前でまざまざと見せつけてくれることこそが、パイオニアというチームのこれまでの存在意義だったと思う。日本国内ではある程度評価され、ある程度結果を残していても、日本が世界と戦っていくために採るべき道は別にあるはず・・・パイオニアファンというのは、私も含め、日本のバレー界に対して抱き続けているこの鬱憤を、パイオニアというチーム、そこに属する選手達の戦う姿を通して、晴らしてきたところがあったはずだ。しかし今のパイオニアには、そのファンの鬱憤を晴らしてくれるだけの力は、残念ながら持っていなかったのだ。悲しい現実だが、パイオニアファンとして、その現実を受け止める必要があるだろう。そう、ファンも意識を変えなければいけないのだ。

これまでパイオニアというチームからもらったたくさんの感動やエネルギーを、今度はファンである私たちが、レッドウイングスというチームに如何に届けることが出来るか? これが、真のレッドウイングスのサポーターたる、私たちに科せられた責務だと思う。

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2009年3月16日 (月)

プロ意識・・・(パイオニア - トヨタ車体@豊橋)(その2)

普段は選手・関係者の目には触れて欲しくないと思いながら、いつも記事を書いてきたのだが、今回ばかりは出来れば選手自身にも見てもらいたいと思っている。

チーム廃部の危機を経験して意識が変わり始めたファンがここにいる。ファンが本当に望んでいるのは、やはりチームの勝利だ。遠路はるばる新幹線に乗ってまで会場へ向かうのは、チームの勝利の瞬間を選手と一緒に味わいたいからだ。

勿論、勝負事は常に水物だ。いくらチームの勝利をファンが望んだって叶わないこともある。当たり前だ。選手だって一緒。勝ちたいと思ったから勝てると言うものではない。そんなことはわかっている。

じゃあ強いチームを応援すればいい、という考え方も出てくるだろう。でも私はそうではない。別に山形に住んでいるわけでもなければ、縁もゆかりもない。それでもなぜパイオニアでなければならないのか??

それはやはりパイオニアのバレースタイル(戦術含め)や、選手達の魅せるプレーに魅了されてきたからに他ならない。パイオニアと言えば、ここぞという場面で勝負強い、いや強かったのだ。あっさり負けることもあるが、フルセットに持ち込めば最後は勝つ、レギュラーラウンドで負けている相手でも、決勝になると勝つ、そういうチームだった・・・選手達も、例えば通算のアタック決定率が高くなくても、ここぞという場面では必ず決める、マッチョ(斎藤真由美元選手)以来そういう選手達が集まっていたのだ。彼女の引退後は、しばしばコートの中が暗いとかタイム中に声が少ないとか、色々と批判されることは多くなったが、それでもここぞという場面では無類の強さを発揮してきた。セリンジャー前監督時代は、ベテランに頼りすぎで若手が育っていないと散々批判を浴びたが、そのパイオニアらしい勝負強さは、ベテランでなければ為し得ないとファンもわかっていたからこそ、若手の台頭を期待して我慢強く見守り続けながら、チームを応援し続けてきたのだ。

吉田新体制になり、トモ・マオ・フランシーといった中心選手がチームを去り、残ったベテラン達の力も徐々にピークを越えて緩やかに下り坂へと入っていったが、その一方でユウやガッツといった若手が少ないチャンスをものにして頭角を現し始めた。ほぼ固定されていたスタメンも変化しつつ、セリンジャー監督時代には弱点であったブロックの組織化というチームの方向性が明確になされ、戦術も変化していくという過渡期に入った。そのために昨シーズン・今シーズンと、満足な結果が出ない状況が続いていたが、それでも吉田監督が思い描くバレースタイルを選手達がある程度消化しきった暁には、必ずや以前の勝負強いパイオニアが目の前に帰ってくるはず・・・そう信じていた。

3レグに入り、パイオニアはチーム技術集計データで、実はアタック決定率・ブロック決定本数ともに1位となっている(3/15時点)。データが全てでないのも事実だが、レセプションやトランジションでのセットアップに不安があった今シーズンの開幕当初のデータと比べてみれば、そういった不安が随分解消されてきているのは明らかだろう。実際この日のトヨタ車体戦、最近の2戦と違って相手(特に都築選手)のスパイクサーブに崩されまくるということはなく、トランジションでの連係プレーミスもほとんど見られなかったし、一方スパイカーは誰一人として調子が悪い印象もなく、トスも分散され、何よりブロックが素晴らしかった。当然のようにアタック決定率もチーム通算決定率でトップに立つトヨタ車体を上回り、ブロックに到ってはトヨタ車体が9本に対して23本を決め、圧倒していた。同じフルセット負けでも、やるべきことはやっていて「勝てそうな要素がみつからない・・・」と感じた岐阜での久光戦と違って、「負ける要素が見つからない・・・」と感じた試合だった。しかし、結果は同じ「フルセット負け」に終わった、、、。やるべき相手の対策を練り、きちんとそれに選手が応えていながら、負けた。しかも第5セット、14-12とマッチポイントを握って以降、ジュースに一旦追いつかれるも、その後7回連続でマッチポイントを握ったが、そこで決めきれず、逆に21-22と初めて相手にマッチポイントを握られると、あっさり1回でそのチャンスをものにされてしまった。パイオニアらしい「勝負強さ」は、微塵も感じられなかった。『女子バレー三昧』の記事通り、「力的にはパイオニアの方が勝っていたが、勝利への執念という点で、車体の方が勝っていた」と、観戦した全ての方が感じたはずだ。特にレナタ選手の後衛でのディグは素晴らしかった。ブラジルナショナルチームでは、ディグに難点があるためにレギュラーをものに出来ない選手であるのに、そんなことは微塵も感じられない執念のファインディグ連発だった。そんな執念が周りのチームメイトに伝わらないはずがない。勝負を分けたのは、第5セット大詰めでの精神力の差・・・9-12の劣勢の状況で渾身のスパイクサーブをミスなく打ち続けて、12-12の同点に持ち込んだ都築選手や、22-21のマッチポイントでガッツのレセプションを弾いて素晴らしいスパイクサーブを打った今西選手に対して、メグは14-12のマッチポイントで力無くスパイクサーブを打って、サーブミス。直後の14-13のまだマッチポイントという状況で、今度は山本選手のフローターサーブをレセプションミスしてジュースに持ち込まれた。ブロックも、いくら本数を決めていても、肝心の最後の最後でブロックシャットが決まらなければ意味がない。ユウはこの日記録上9本のブロックシャットを決めているが、実際にはもっとあったかもしれない(NHK BS1で放送された日立佐和戦では、記録上2本になっているが、実際数えたら5本ブロックしている)し、実際「決まった」と思ったブロックを、何度も何度もトヨタ車体の選手達の渾身のディグで繋がれてしまっていた。逆にパイオニアは、相手に決められたブロックは少なくても、決まらずに済むようなブロックを簡単に自チームのコートへ落としてしまっていた。その辺りから、勝負は決していたのかもしれない。

いくら大人しくても、淡々とやっているように見えても、最後に勝つなら文句は言わない。強かった頃のパイオニアはそうだったのだ。でも、ユウがキャプテンでチームの中心をメグが担っている今のパイオニアは、残念だが「勝負強さ」とは無縁のチームになってしまったようだ。それなら、同じ4強争いをするライバル相手に、「勝利への執念という点で負けていた」と観客に思われてしまうようなプレーを見せるようではダメだ。同じ廃部の危機に見舞われ、こちらは残念ながら決定してしまった武富士が、翌日に同じトヨタ車体を相手にフルセット勝ちを収めた結果を知って更に、その思いを強くした。言い方はきついかもしれないが、キャプテンであるユウを筆頭に、本当に危機感があるのか、あったのか? プロ意識を疑いたくなってしまう。若手もいつまでも「若手だから」といって甘えていてはダメだ。吉田監督になって、チャンスは圧倒的に増えたのだから、こういう状況だからこそ、スタメン選手が弱気になっている時には「私を出して!」とアピールするぐらいの気迫が必要なはずだ。


パイオニアを去って、今はスイスで"プロ"バレーボーラーとしてプレーしているリエがこのようなことを書いている(引用が長い点、ご容赦下さい)。

『加藤理絵ブログ』より引用

 チームメイトから風邪菌をいただいてしまったらしく、一昨日から喉が真っ赤で痛い。

数日前には、あるチームメイトが自分の飲んでいた青い色のゲーターレードを、飲みたい?と勧めてきた。

私は飲んだ事がなかったので、飲んでみた。

その直後。。。

『あ、ごめん。私、風邪ひいてるんだった。』と。

すでに飲んでしまっていた。

私は彼女が風邪をひいているのを知らなかった。

 ドイツにいたときのチームでは、風邪をひいている人は、練習中のハイタッチも、手ではなくて、肘の部分とかでやっていたのを思い出した。

どうしたの?と聞くと風邪ひいてるからだと答えていた。

みんなにうつしてしまわないようにと、最大の注意をはらっていたという事だった。

彼女達はそういう部分でも、プロ意識を持っていたと、今、改めて思った。 


やはり強いチームの選手達はプロ意識があると思う。

考えてみると当たり前の様な事も、ちゃんとみんながしていた。

・・・(中略)・・・

この風邪予防対策の多くは、元パイオニアの斎藤真由美選手がいつも口うるさく(すみません。。)みんなに伝えていた事。

当時V1リーグ(現在のチャレンジリーグ)だった時からずっと。。

いつもプロ意識が高くて、たくさんの事を学ぶ事ができた。

もしも、あの時代がなかったら今の自分はどうなっているのだろうと考えると恐ろしくなる。


もう一つ、引用

『ふじなまさきなまの「俺は強い」』より引用

『仕事をせずにスポーツをしているヤツがクビにならずに、なんで一生懸命働いている俺達がクビなんだ!』

こんな声が聞こえてきそうな状況だ。

『スポーツが仕事です。』

これが今通用するだろうか? プロではないのに。


「企業スポーツ」の崩壊は、ファンも意識を変えなければいけないことを意味していると同時に、選手達の意識改革の必要性も意味していると思う。

もう一度、選手の皆さんは思い出して欲しい。約5,000人ものファン、いや実際には署名したくても出来なかったファンがもっともっと大勢いることを。そのファンが望んでいるのは、ファンサービスではなくて、何よりもチームの勝利であることを。

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2009年3月15日 (日)

プロ意識・・・(パイオニア - トヨタ車体@豊橋)(その1)

強行スケジュールのなか、はるばる豊橋まで駆けつけた。それにしても駅から遠い、、、。

結果はご存じのとおり、パイオニアのフルセット負け、である。細かいことを書くより、こちらの素晴らしい写真の数々をご覧戴ければ、試合の雰囲気はわかって頂けると思う。

『女子バレー三昧』より引用

まさに、死闘だった。
フルセット、最後は23-21で車体の勝利。14-14からずっとパイオニアがマッチポイントを握って、それをしのいでしのいで、ラストは今西選手の豪快なサーブで決めた。
力的にはパイオニアの方が勝っていたが、勝利への執念という点で、車体の方が勝っていたと感じた。


リーグ開幕当初、私はマミをスタメンにするに当たっての注意すべき戦術点として、"Wライト"システムを敷くことが鍵だと何度も書いてきた。リーグ前半での敗戦試合は、マミがバックライトなりフロントライトの位置からセットアップを行うシステムを敷いたことによって生じた、チーム内の混乱が主たる要因であった思う。実際、2レグで負けが込み始めると、マミはコヨミにスタメンを譲るケースが多くなっていった。それでも今ひとつ結果が出ない流れの中で、2レグ終盤には遂に吉田監督は、レオとメグのレフト対角にハニーフをオポジットに配する配列を採るという、逃げの手段を採ってしまったのが岐阜での久光戦となった。

出口が見えない状況の中で、次に待ち受けていたのが、パイオニア本社によるチーム廃部の検討という重大危機だった。バレーに集中できない辛い苦しい日々の中で、選手達は良い意味での開き直りを見せてくれた。レセプションで狙われてミスをしたり、ラリー中のセットアップでミスをしたりといった、リーグ前半なら直後のプレーまで引きずっていたミスの後でも、マミは決して下を向かなくなった。"Wライト"システムを徹底する訳ではないけれども、相手のフォーメーションに合わせて随時ブロッカーのシフトを変えたり、ラリー中のセットアップもマミが上げたり、バックレフトを守るガッツやユウが上げてみたりと、コート内の状況を選手達が瞬時に判断して戦術を切り替えるという、フレキシブルなプレーが見られるようになっていった。その結果が3レグに入って上位チームとの対戦が続く中での4勝1敗という、見事な巻き返しだった。

ファンも黙っていなかった。僅か10日ほどの間に、チーム存続を願う署名が約5,000人も集まったとのこと。廃部が噂される中で行われた地元天童でのホームゲーム2連戦が、連日満員になったということも、東北パイオニアが来期のチーム存続を決めた大きな要因になったことがマスコミを通じても報じられた。一人一人のファンの力が大きく働いて勝ち得た「チーム存続」だった、と言っても過言ではないと思う。

http://yamagata-np.jp/news/200902/25/kj_2009022500454.php


折しも気づけば、リーグ前半戦に首位を独走しかけていたところをパイオニアに連勝街道をストップされたデンソーが、泥沼の4連敗を喫して完全失速して、消えたと思えたパイオニアの4強入りの希望の光が見え始めていた。ファンも当然、ますます応援に力が入り始める。今回のパイオニア本社によるチーム廃部の検討は、ファンの意識を間違いなく変え始めたはずだ。私もその一人・・・自他共に認めるπヲタであるのにcarrozzeriaも持っていないし、プラズマテレビもビデオも持っているのは他社製だった私は、今までの行動を反省し、早速carrozzeriaの購入を検討し始めた。「企業スポーツ」という形では限界をとっくに迎えている今の日本のスポーツ界にあって、目指すべきは地域密着に基づいたクラブチーム化・・・この辺りは『千酔亭日乗』にこれまでも何度となく書かれているとおり。


『強行突破SPORA別館』より引用


西尾さんのメールでは『ファンクラブとはチームから何かをしてもらいたい人が集まるところ』という認識を持っている印象を受けました。

・・・(中略)・・・

でもね、千酔亭氏にしても自分にしても、『チームに何か貢献できないか』という考え方で武富士バンブーを応援しています。


微力でも自分が「チーム存続のために何か貢献できないか」という考え方でファンの力が結集した結果が、短期間で約5,000人も集まった署名活動だったり、天童会場大盛況という結果であったはずだ。選手の写真を撮りたい、握手やサインをしてもらいたい、という感覚で試合を見に行くファンもいるはずだが、「企業スポーツ」が限界を迎えて応援してきたチームがなくならんとする状況を黙って見過ごせずに、それなら自分たちで支えていけないのか? とファンが考え始めた瞬間、それは「ファン」という域を超えて、いわゆるサッカーのJリーグで言うような「サポーター」へと意識が変わっていくのだということを、私は自分の中での意識の変化を通じて理解した。今回の一件を通じて、ファンの意識改革が間違いなく起こり始めていると思うし、絶対に起こらなければいけないのだ。


そういった思いの中、先週バンブー戦での敗戦を知り、いてもたってもいられなくなり、急遽豊橋行きを決めたのだった。リーグ終盤デンソーが失速する中で、4強入りを争う最大のライバルチームとなるトヨタ車体との対戦で、しかも相手チームのホームゲーム・・・さらに年末の皇后杯以来2戦連続での惨敗を喫した相手・・・チケットはもちろん取っているはずもなかったが、むしろこの逆境の中ではアリーナ席ではなく応援団席に座って目一杯応援の声を届けた方がいい、とそう思ったからこその決断だった。

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2009年3月12日 (木)

今、自分に出来ること・・・

(その1)カーナビをcarrozzeriaに買い換えること・・・

真剣に検討中、というか、購入機種もほぼ決まっている。あとは、細かい付属備品の確認だけ。


(その2)チームのグッズを買いまくって、知り合いにも押しつけること(笑)

レギュラーラウンド最後となる大阪市立中央で売ってくれると期待してます!!!


(その3)とにかく会場に行って、応援すること!!!

ってことで、急遽今週末、新幹線で豊橋まで駆けつける心づもりにしました!
チケット買ってませんが、この際チーム応援席でいいかなと。しっかり応援してきます!!!

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2009年2月24日 (火)

今こそファンの本当の真価が問われる時・・・

3レグ開幕2連戦となった、加古川・姫路の試合の模様もアップしていないし、そもそも連載中(?)の「"スピード"ではなく"テンポ"」の(その4)も書きかけの状態で止まっている・・・しかも今週末はバレーボール学会が・・・しかし、今は戦術がどうのこうのよりも、目先の「勝ち」という結果こそが何よりも欲しいというのが、πヲタとしての本音だ。レッドウイングス存続のためなら、どんな協力でも、バックアップでも惜しまず行っていきたいと思っている。

http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20090218-462168.html

姫路でのシーガルズ戦から、勇気あるファンの方々の手によって、チーム存続のための署名活動が始まったようで、私も勿論、署名を行うつもりで会場へ向かったが、会場入りが遅かったためか、残念ながら署名活動を行っている方々には出くわすことなく、時が過ぎてしまった。最終2連戦となる、大阪市中央体育館では、何としても署名したいと思っている。今こそ、πヲタいやパイオニアファンだけでなく、バレーボールを愛するもの全員が、力を結集すべき時だと思う。他チームのファンの方々にも署名して戴いている様子で、パイオニアファンとしては何とも心強い限りだ。


『千酔亭日乗』より引用

2009年という年は、後にスポーツ界における大転換の年として記憶されるのではないか? 希望的観測に過ぎるかも知れませんが、そうなって欲しいと思います。バレーボールにも、危険水域に足を踏み込んでいる親企業がいくつかあります。

・・・(中略)・・・

バレーで同じことが起きない保証はどこにもありません。危機感は足りているでしょうか?



しかし、チームの準公式サイトとも言える山口喜代美さんのサイトの掲示板で、この危機的状況に及んでなお、監督批判と受け取れるコメントが見られるのは、何とも残念というか、ファンとしては恥ずべきことだと思う。

監督批判や采配批判自体を決して否定するつもりはないし、実際私も、吉田敏明監督の戦術に対して批判的な意見も書いている。しかし、批判にも適切な場所とタイミングというものがあるはずだ。チーム存続のため、いや、今や1つのチームの問題でなくバレー界全体、ひいてはスポーツ界全体の問題として、バレーファン・スポーツファンが立ち上がろうとしているこの状況に及んで、しかもチームの準公式と言える掲示板上で監督批判を行うという行為は、ファンの一体感も損なわれる上に、支援を期待できるかもしれない山形や東北の各企業に対して、チームの印象を悪くしかねない。


かつて、東北パイオニアがVリーグへ昇格し、パイオニアレッドウイングスとなった当初、当サイトの掲示板がチームの準公認的存在であったこともあり、チームの負けが込んでくるとファンの不満の声がたくさんコメントとして寄せられ、当時のセリンジャー前監督への采配批判が相次いだこともあった。当時私は社会人として働き始めた直後で、ネットを見る時間的余裕も精神的余裕も全くない状況であり、管理人としては無責任にもそれを野放し状態にしてしまったのだが、当時管理人に代わって、掲示板の秩序を保とうと必死に定期的にコメントをして頂いた常連の方々には、今でも本当に心から感謝している。あの頃も辛い時期であったが、その時期を乗り越えて私は、ただ単に斎藤真由美元選手が移籍したからというだけの一にわかファンから、真のレッドウイングスファンになったと思う。あの頃、忙しいという理由で野放しにして、責任を放棄してしまった分、今回の危機には黙って見過ごすわけにはいかない気持ちで一杯である。


「チーム存続を求める」という名目でありながら、その実「監督交代を要求している」ように受け取れる署名も行われているようで、これについては、同じレッドウイングスファンとして不快感を禁じ得ない。

『強行突破SPORA別館』より引用


武富士バンブーがチーム名は変わっても翌年以降も活動を続けていくためには、できるだけ多くの企業の方に興味を持って会場に足を運んでいただき、実際に試合を見ていただくのが一番のアピールになります。

・・・(中略)・・・

では次回、どのような場面でどのような声援をしたいか書いていきたいと思います。
バンブーを応援してくれる方々を全力でフォローです。


今こそ、本当のレッドウイングスファン、本当のバレーファンの真価が問われる時だと思う。

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2009年2月 9日 (月)

3レグ突入の前に気分転換・・・

V・プレミア女子も、気づけばもう3レグを残すのみ。パイオニアファンとしては昨シーズン同様に精神的に辛い日々が続いているわけだが、この辺でちょっと一息入れてみたい。


日本のバレー界での大きな謎であり、かつ重大な問題として、バレーを「見る(だけの)ファン」とバレーを「やる(だけの)ファン」の両者に、ファンが大きく2分されていることを、これまでにも何度か指摘してきた。そして現状では、「見る(だけの)ファン」の方が「やる(だけの)ファン」よりもしばしば、戦術を見る目が肥えている点も指摘してきたとおりである(特に「男子バレーファン」にこの傾向が顕著である)。しかし、プレー経験のない「見る(だけの)ファン」にはどうしても超えられない壁があるのも事実である。例えば、、、

『強行突破 SPORA別館』から引用

だけどオーバーパス練習からエビさん(櫻井由香)に目が釘付け。
ちょうど真横からパス練習を見ていたので、オーバーで上げたボールの軌道がよくわかるポジションでした。

オーバーパスが上手な選手は、ボールがきれいな放物線を描きません。
頂点で前方向にボールが進むエネルギーを失って、垂直落下に近づく形でボールが落ちる。


そうそう、まさに仰るとおり! 本質は、これまで何度も説明してきた「高くて早いトス」と同じで、要するに「オーバーハンドパスが上手な選手」は、ボールが描く放物線軌道の頂点を、自分よりもパスを受け取る相手の近くに持っていくのである。頂点に近いところではボールのスピードが最も遅くなるため、パスされた相手は次のプレーを行いやすくなるのだ。この点は、プレー経験がない方には恐らく直感的に理解し難いであろう。プレー経験者でも「下手な選手」はわかっていないのだから(だから、ましてや「高くて早いトス」をプレーヤーが知らない、理解できないのも頷ける)。

私も先日見た堺のホームゲームで、何に目が釘付けになったかって、試合前の練習でのエンダキ選手のオーバーハンドパスの上手さ(!)だった・・・まぁ彼は自国でmiddle blockerらしいので、当然といえば当然。この点でアフリカにも先を越されてしまっている、日本バレー界の哀しさときたら・・・orz。


他には、こんなエントリーも。


『強行突破 SPORA別館』から引用

昨年ロンドンが来たばかりの時に驚いたのですが、同世代の選手と比べてもロンドンのレシーブフォームははるかに合理的だったのです。
「外国人選手は日本でレシーブを覚えて帰っていく」とかって得意気に話す解説者がいるけれど、あれウソです。
日本のプレイスタイルを経験して『繋ぎの重要性』を認識するだけで、レシーブの基礎は日本人の同世代の選手よりもきちんとできています。



話がやや逸れてしまったが、昨今のブログの普及によって、プレー経験のない「見るファン」の戦術を見る目は飛躍的に高まっているとは言え、本来はやはりプレー経験もある「やるファン」こそが、もっともっと世界であれ国内であれ、トップレベルのバレーを見て、戦術を見る目を高めるべきなのだ。もちろん、その障害となっている、プレーヤーがトップレベルのバレーを見なくなる「何らかの理由」こそを打破することが先決ではあるが、その意味でも先ほど引用させてもらった『強行突破 SPORA別館』は、数あるブログの中でも珍しく、プレーヤーの視点で書かれたV・プレミアリーグの観戦記ゆえに大変貴重であり、是非一度ご覧頂きたい。プレー経験のない「見るファン」が、さらに一歩高いレベルに到達するためにも有用であろうし、プレー経験もある「やるファン」を、V・プレミアの会場に足を向かわせるきっかけになるかと期待したい。



『北川祐介 Official BLOG』より引用

今日も授業でしたが、
どのクラスも昨日のVリーグのテレビ放映を見た生徒は一人もいませんでした(゜o゜;)



これもまた、現実である・・・orz。


さらに、日本Vリーグ機構が本気で「ファン重視」をヴィジョンとして掲げるおつもりなら、プレー経験もある「やるファン」が会場に足を運ぶためにも、是非見直していただきたいと思うことがある。これも以前書いたことがあるが、チケット販売について・・・可能な限り「コートサイド席」と「コートエンド席」を分けて販売してもらいたいのだ。ネットやコンビニなどでのチケット入手が当たり前となった昨今、希望の席を指定して買うのがどんどん難しくなっている。私は常に可能な限りエンド側の席を狙っているが、ここ数年ほとんど叶ったためしがない。唯一、今週末出かける予定の「例の」加古川だけが、(私の観戦する会場の中で)唯一「コートエンド席」を指定してチケットが入手できる会場である。「コートサイド席」を希望するファンと「コートエンド席」を希望するファンとの間には、必ず違いが存在するはずで、「テレビ中継と同じ視点」の席、すなわち「コートサイド席」が誰にとっても「いい席」であるはずだ、という感覚は間違っている。というか、要は主催者側が「バレーファン=プレー経験のない、ただのミーハーファン」という見方をしているのか、あるいは主催者自身が「戦術を見る目がない」ことを象徴していると言ってもいいのかもしれない。


てなところで、現実逃避は終了(爆)。
週末は加古川・姫路まで、観戦して参ります。

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2008年8月25日 (月)

北京オリンピック・・・もう少しお待ち下さい

やはりオリンピックは面白いですね。男子が久々に出場権を獲得してくれたお陰で、毎日のようにバレーが見られたのが幸せでした。なかなか生では見られずに寝ぼけ眼で夜中に見る毎日でしたが。

さて、書きたいことが山ほど溜まってしまっていますが、、、『スピードではなくテンポ』もまだ続きがあるのですが、やっぱり男子決勝を目の当たりにすると、それから書いてしまう予感がします。王者ブラジルが3大大会で敗れる日が遂に訪れましたね。この決勝戦、アメリカに勝機があることは第1セットから伺えました。それが第2セットで、レゼンデ監督がアンドレをムーリオへ交代させる伏線となりました。さて、そのアメリカの勝機は何だったでしょうか? レゼンデバレーをすべて読んで頂いている方なら、恐らくわかってもらえると思います。そうです、遂にアメリカ男子ナショナルチームは、戦術的にブラジル男子に追いついたのです。答えは、次回のエントリーで。

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2008年6月 8日 (日)

16年ぶりのオリンピック出場権獲得に思う・・・

ご存じのとおり、全日本男子は見事、16年ぶりのオリンピック出場権を獲得した。

選手達はよく頑張った。本当に素晴らしいと思う。そして、久々にオリンピックでの男子バレーの試合中継を(日本戦以外も)見られる環境を作ってくれたことを、素直に感謝したいと思う。

しかし、しかしだ。
日本中が「日本男子バレー復活!」などと浮かれてしまう恐れがあるからこそ、だからこそ今、書いておきたい、いや書かねばならないことがある。


『ばれにゅ☆どっとねっと』より引用

植田監督が受け継いだ「イズム」

ミュンヘン組も植田監督を絶賛 男子バレー(産経新聞) - Yahoo!ニュース
金メダルに輝いた"ミュンヘン組"にも、新たな世代の五輪出場は感慨深い。「3年前に死にかけていた男子バレーが、植田の人間教育で生き返った」と監督を称賛するのは、ミュンヘンで監督だった松平康隆日本協会名誉会長。「日本らしいハートのこもったチームを作ってくれた」とは、バルセロナ五輪で監督として、主将だった植田氏に"ミュンヘン魂"を植え込んだ大古誠司氏だ。


さて、このお二方の「イズムを受け継いだ」と発言された植田監督。

・・・(中略)・・・

正直、上記発言については一瞬引きましたが、事実なんでしょう。日本バレー界の根強く残る古い体質がこれからも引き継がれていくのかと。ここで再び五輪出場を決めたことで、それはさらに強固なものになっていくのではないかと。

・・・(中略)・・・

五輪出場を決めたことで、日本バレーボールの現状が「これでよし」とされてしまう危険はあります。非常に不安ですね。


植田ジャパンがオリンピック出場権を獲得できた背景にはもちろん、"ミュンヘン組"の強固なバックアップがあったのは間違いない。女子とは違って、Vリーグの各チームも全日本男子に対して一致団結して協力する体制が整っていた印象が強い。さらにこれは女子同様に、最終予選をアジア大陸予選とくっつけておいて、日本の比較的相性の良い相手だけを選んできて、そして日本で開催するという、苦肉の策としか思えない「日本救済のためだけの」方式を採って、盤石の策を打った。もちろん、同じ状況でも4年前は獲れなかった出場権であるから、全日本男子の実力が上がったのは紛れもない事実だろう。しかし、日本の男子バレーを一旦「死にかけ」の状態に陥れたのも、紛れもなく"ミュンヘン組"の仕業なのだ! 寺廻監督時代、"ミュンヘン組"があの手この手を使って、当時の全日本男子チームの足を引っ張ろうとしていたのは、一ファンとして端から見ていても明らかだった。女子は今と同様のOQTのシステムになっていたのに、この時の男子はアジア大陸予選が単独で行われ、最終予選は当然のように海外で行われ、そして寺廻ジャパンは(最終的にシドニー本戦で4位に輝くことになった)アルゼンチン相手に砕け散った。これは、植田ジャパンが当たり前のように受けている強固なバックアップが、全く受けられなかったからこその結果とも言えるのだ。さらには、全日本男子がオリンピック出場権を逃すそもそもの歴史を作った張本人も"ミュンヘン組"なのだ!(詳しくは、こちらを参照)

"ミュンヘン組"は本当にマスコミ利用・情報操作に長けている。だからこそ日本バレー狂会は、ミーハーなファンばかりを増やそうとする、、、その方が、自分たちの情報操作でファンを煽動しやすい状況を作れるからだ。16年もの長い間、オリンピックへ出られない歴史が出来てファンも着実に減り、マスコミからも冷遇されるようになって、その状況の下で再び獲得したオリンピック出場権。今回のOQTでたくさんの新たな男子バレーファンを獲得したに違いない。そして、その新たなファンは、狂会の狙い通りに、昔の歴史すなわち、"ミュンヘン組"があの手この手で全日本男子の足を引っ張っていたことなど知る由もない、ミーハーファンであるはずだ。その状況ですかさず発表される記事が、この『ばれにゅ☆どっとねっと』に引用された「ミュンヘン組も植田監督を絶賛」なのだ・・・。

日本は女子バレーの世界も、一度シドニーの出場権を逃すというショックを味わいながら、気づけば結局元の木阿弥に戻ってしまった。男子に及んでは、オリンピックへ出られないのが当たり前という雰囲気にまで陥ってもなお、何ら体質は変わらないし、変わろうともしない。頑張っている選手達には感謝しながらも、今の状況を複雑な気持ちで見ざるを得ないコアな長年の一ファンがここにいる。そして、やはり同じような気持ちを抱いているファンは、他にも確実にいるのだ。

・関連記事その1:『/ja あやつる YmrDhalmel』黄金時代と暗黒時代とその後
・関連記事その2:『中西美雁の日々是排球』ただ勝利のためだけに


残念ながら8年前には、ネット上を見る限り戦術を語れるファンはほとんどいなかった。その意味で、寺廻監督はファンからもバックアップがなかったと言える。『ベリーロールな日々』に代表されるように、ネット上で戦術を語れるファンが急増している今、その状況も植田監督にとっては追い風になっていると言えるだろう。しかし、世界のバレーに追いつこうとして植田監督が採り入れている方向性は、寺廻監督が8年前にやろうとしたことと何ら変わらない。以前も書いたように、私は未だに朝日健太郎選手(現・ビーチバレー)を超えるmiddle blockerは日本にはいないと思っている。彼らをインドアの世界から追い出したのは、紛れもない今も旧態依然として脈々と受け継がれる、日本バレー狂会の体質そのものだ。

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2008年5月25日 (日)

ヌットサラ萌え〜〜

決して容姿に対してではないですよ。

容姿も悪くないですけど、何よりあのセットアップに萌えますね。そうです、アタックライン付近から上げるBクイックのトスに!


あー、そう言えばその昔、アジア大会のビーチバレー女子で、佐伯・高橋ペアが金メダルを賭けてタイのペアと戦っているのを見て、思わずタイを応援してしまった私・・・(そして、結果は見事にタイペアの優勝!)。でも、後日後輩とその話になって、妙に意気投合。そーかぁ、やっぱりお前もタイを応援したんかー(笑)。


・・・だって、タイの選手、美人なんやもん!・・・

・・・せやろ、せやろ・・・


はい、あの頃からタイを応援してます(爆)。

タイの選手の素晴らしいのは、例えば相手コートからチャンスボール(フリーボール)がエンドライン付近に返ってきた場面で、各選手が決してアンダーハンドパスを使わずにオーバーハンドパスを使って、セッターにきっちりパスを返す点。日本戦の第3セットでも見られたし、他国との試合でもしばしば見られる光景です。実に基本に忠実な、丁寧なプレーですね。日本がいつのまにか忘れてしまったプレーと言って過言でないでしょう。


今日も面白いことを言ってましたね、地上波で。韓国戦は、相手に時間差攻撃を面白いように決められたから、何とか修正しないといけないとアナリストが分析したとかしないとか・・・。だからぁ、要するにぃ、、、


今の全日本女子のブロックシステムは、コテコテのマンツーマン・コミットに戻っちゃったってことでしょ!(爆)

そりゃぁ、ユウは要らないでしょう、納得です(爆)。


p.s.: プルームジットって、あんなにがっしりした体型でしたっけ?! すごい筋トレ積んできたの? まさか、ドーピング? ただ単にウエイトオーバー??

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2008年5月17日 (土)

何が「1秒の壁」や? 「データバレー」や!?

ホントに始まったんですねー、OQT。
4年前は・・・必死にテレビにかじりついて見ていたような・・・。何なんでしょうねぇ、この気持ちの高ぶらなさ加減は。まぁー世間的にも、ネット上でもほとんど盛り上がってないようですけどね(爆)。

何ですか? 今頃「1秒の壁」って?
(渡り鳥さんの御協力により)前々から書いてきたように、メグはパイオニアではとっくの昔から、セッターのセットアップからほぼ1秒か0.9秒ほどで、両サイドの平行及びパイプ攻撃・バックライトからのバックアタックを打ちこなしているのだ。

さらには・・・ちょっと今回は真面目に「数学的に」書いてみよう。セッターのセットアップ位置(床からの垂直方向の高さ)をh(0)(メートル)・その位置からセットアップされるトスの垂直方向の速度をv(0)(メートル毎時)とし、セットアップの瞬間からt秒後のボールの位置(床からの垂直方向の高さ)をh(t)(メートル)・その瞬間のボールの垂直方向の速度をv(t)(メートル毎時)、重力加速度をgとすると、空気抵抗を無視すれば、、、

・v(t)=v(0)-g*t
・h(t)=h(0)+v(0)*tー1/2*g*t^2

となる。トスの放物線軌道において頂点を通過する瞬間にはv(t)=0となるので、上記2式からこのtを求めると「t=sqrt(2(h(t)ーh(0))/g)」と計算され、即ち「セットアップの瞬間からトスが放物線軌道の頂点を通過するまでの時間は、セットアップ位置とトスの高さ(=h(t)-h(0))が一定ならば一定値をとる」ことになる。

先日、この理論式に実際の重力加速度の値などをここに当てはめて試算してくれた方がいらっしゃって、それによればトスの頂点からボール3〜4個分トスが落下してきてスパイクヒットを行う場合、「スパイクヒットの高さが25cm違っても、セットアップの瞬間からスパイクヒットまでの時間は、わずかに0.06秒しか変わらない」ということが判明した。


今晩、TBS系列の『ブロードキャスター』を見ていたところ、案の定OQTの話題が採り上げられ、そして「1秒の壁」について、さも重大なことのように解説されていたが、上述の数学的事実を考慮すれば、番組中でパイプ攻撃に関して「1秒」で打つ木村沙織選手と「1.2秒」かかる栗原選手のスパイクヒットの位置が、たとえ25cmも(!)違っていたとしても、それでも「0.2秒もの時間差」は説明がつかない、、、セッターが同じ、つまりセットアップ位置が同じ場合に「0.2秒もの時間差」が生まれるためには、トスの高さ(=h(t)-h(0))が違ってこなければ、とても説明できないのである。

つまり、現在の全日本女子でメグがパイプ攻撃に「1.2秒」かかっている理由は、メグ自身の問題ではなく、セッターの意識の問題なのだ。 セッターの頭の中に「打点の高い選手には、打点の低い選手より(頂点の)高いトスを上げなければいけない・・・」という、数学的に間違った観念があるからなのだ!


さらにため息が出たのが、その後スタジオに登場した天才セッター。

データバレーなーんて知る由もない、というか多分興味もない、そんな番組出演者のおじさま方を相手に、「データバレーが活かされた今日のこの場面!」とかいって、何を解説するのかと思いきや、、、第2セット終盤、先にポーランドにセットポイントを握られた場面での、セッター竹下選手に代えてアサコ投入の場面。


・・・本来ならセッターの竹下(選手)がライトブロッカーで跳ぶので、そこを狙ってポーランドがレフトから攻撃を仕掛けてくるので、敢えてセンターブロッカーの荒木(選手)をライトブロッカーで跳ばせた(云々)・・・


ふざけるなーーーっ! それのどこが「データバレー」なんだよー!(怒)

皆さんは騙されませんよね、もちろん。


そうです、そのとおり。アサコをセンターブロッカーで跳ばせて、荒木選手をライトブロッカーで跳ばせた理由は、ただ単にアサコの方がセンターブロッカーとしての技量が優れているから! それだけのこと、、、。大村選手が同じようにワンポイントブロッカーで出てきても、いつも荒木選手はライトブロッカーに追いやられます。そんなの当たり前。

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2008年4月21日 (月)

申し訳ございません・・・

3月に一度、「コメントレスも止まったまま、またメール頂いた方にもまだ返信できておりません」と謝っておきながら、結局その後も1ヶ月ほど、ほぼ同じ状況でした。大変申し訳ございません。

本当に、少しずつ遅れを取り戻していきたいと思います。

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2008年2月24日 (日)

ユミ、ファイト!!

(当分のあいだ、この記事をブログのトップに掲示します)

昨シーズンのファイナルの3位決定戦終了後に見たガッツの涙に、思わずもう一匹買ってしまったテディベアー。



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今思えば、もう一匹買っておけば良かった・・・12番をーーーー!




今がチームにとっても、ユミ自身にとっても正念場だけど、何とか頑張って欲しい!!! ユミ、ファイト!



ベンチに下がった後のユミをいっつもフォローしているサキの姿に、思わず涙ぐみそうになる1ファンより。

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2008年2月12日 (火)

これこそが2年前の再現!?(パイオニア - 武富士)(その1)

皆様、記事投稿もコメントレスもピタッと滞ってしまい、申し訳ありませんでした。

前回の投稿から、色々ありました・・・仕事では、珍しい「研修」なんかもあったりして2日間缶詰状態の明けに、当直が立て続けに2回。重ねて一気に気温が下がって肺炎などの感染症の患者がどっと押し寄せました(2月は去年の1ヶ月間での新規入院患者数を、今年は8日までのわずか1週間程で、既に超えてしまいました)。家の中ではまたまたビデオが壊れました。今度はかなりの重症のようで、修理に出して早3週間余り、まだ返ってくる気配すらありません。今や生産終了したD-VHSを重宝しているため、今後のためにと思って「予備機として」購入していたD-VHS機(S-VHS機としても最終製品のようです)が、こんなに早く出番を迎えるとは思ってもいませでした・・・。更に、空気清浄機も電源がすぐに消えてしまうようになって、これも修理へ。そして、次には、つ、遂に、スカパーチューナーが壊れました。今年は、電気製品が壊れる、そういう巡り合わせの年なのかもしれません。まぁ、スカパーチューナーは仕方ないでしょう、、、うん、よく働いてくれました〜、1999年のワールドカップの視聴のために購入して以来、9年目ですから。愛着もある機種なんで、ビデオが無事に返ってきたら(同じビクター製なんで)一応「どうですか? まだ部品残ってますか?」と聞いてみるつもりですが。ま、これを機にe2byスカパー!に切り替えます。

さて、お待たせの武富士戦のNHK BS1中継観戦レポといきましょうか。


パイオニアは前日の東レ戦から、レフトがメグ・セナの対角・オポジットにリーを配してのスタート。ユキの復帰で早速ユキがスタメンではという見方をするファンもいたようだが、私はそれは、これからもないと思う(4強に残って、セミファイナルラウンドではひょっとしたらあり得るかもしれないが)。ただ、2枚替えなどでの途中出場は必至であり、そうなると武富士で今シーズンから復帰した原(旧姓・鶴田)選手とのネットを挟んでの対決が見られれば、まさにこれこそが「2年前の決勝戦の再現」とも言えるわけで、テレビ中継があるのはその意味で本当に嬉しかった。

第1セット、パイオニアのブロックシステムは1レグのJT戦同様にデディケート。スタート早々、内藤選手のセミ攻撃を中央で構えていたメグとユウの2枚ブロックが揃ってシャットし、早速デディケートが機能する。サイドアウトの応酬があって、2-1のリードで回ってきたメグのサーブ・・・久々に見る彼女の「無回転に近い」ミート・・・連続得点の予感が漂うと案の定、ノータッチエースを含めて立て続けに武富士のレセプションを乱して、一気に7-1へとパイオニアが引き離す。そう言えば、去年も2レグの後半に入ってからだった・・・メグのサーブが目覚め始めたのは!(3レグで怒濤のエース・効果量産で、大逆転で2年連続のサーブ賞をもぎ取った。)
一方の武富士のセッター・原選手は、パイオニアのブロックシステムがデディケートなのを確認して、ライト側の攻撃(ライト平行やライトからのバックアタック)を多用し始める。ところが、1レグのJT戦でそうであったように、原選手の狙い通りに1枚ブロックにされたところで、セナが吉澤選手をものの見事に1枚でシャット。デディケートブロックが機能する鍵は、レフトブロッカーの技量・判断力にあると個人的に思う。中央の速攻にはレフト・センターブロッカー2枚がリードで揃ってワンタッチを取られ、それでいてライトにトスを振って1枚ブロックにしてもブロックの餌食になる状況では、さすがの百戦錬磨の原選手でも如何ともし難い・・・。唯一「さすが卒がない」と思わせたのは、23-16とパイオニアがリードの場面で、ユウがライトのワンレッグに走って、ユキがツーアタックを見せたのを武富士が繋いだトランジションで、ユキがセンターに「取り残されている」のを見逃さずに、すかさず内藤選手の速攻を選択した場面くらい。直後のラリーでも、再び石田選手のライト平行が、メグにものの見事にシャットされて勝負あり。第1セットはパイオニアが25-17であっさりものにする。

既にユキと書いたように、セット後半でユミとレオ・リーとユキの2枚替えが見られ、レオとメグが配列上で並びあう珍しい場面が見られたが(前日の東レ戦でも見られたようだが)、この2人が前衛の場面ではメグがライト、対角のセナとレオが前衛の場面ではセナがライトの役割を果たせるので、なかなかバランスのいい2枚替えになっている。このセットについては、ユキは試運転といった印象で、ユミも決してひけは取らない冷静なトスワークを見せていた。実際、セット序盤のメグのサーブでの連続得点の7点目は、武富士のレフトブロッカーだった石田選手が、自身のスパイクをブロックされたボールを繋ぎにいって、直後ブロックにつくのに遅れたのをユミがきちんと見逃さずに、トランジションでリーのライト平行を選択した結果の得点であった。

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2008年1月12日 (土)

拝啓:寺廻監督(2008年版)

ご無沙汰しています。

就任3シーズン目のシーズン、1年ごとに徐々にあなたのやりたいバレースタイルを明確に意思表示されるようになりましたね。今年目指すあなたのバレーは、パイオニアの吉田監督と同じ・・・そう、セッターがファーストタッチを行う場面で、リベロがトスアップを行うというトランジションの戦術ですね。それを私は、開幕3試合目からの小酒選手のリベロでの起用で確信しました。彼女はあなたの指示通りに、きちんとアタックラインを確認しつつ、その後ろで踏み切ってオーバーハンドでのジャンプトスを上げていますね。

思い返せば、あなたが全日本男子ナショナルチーム監督だった頃、、、Vリーグのトップ選手であってもリードブロックに抵抗を示す選手がいた時代に、あなたは組織的リードブロックシステムを導入して、ブロックとレシーブ(ディグ)の連携を組織的に図るという意図を明確にしました。それはある程度機能しましたが、残念ながらファインディグで繋がったボールをどう攻撃へ繋げるか? のトランジションで躓きました。イヤ、躓いたと言うよりは、組織的戦術の完成度をそこまで高めるには時間的余裕もなく、そしてあまりにも周りの環境に恵まれていなかった、というのが正確ですね。女子の指導に携わるようになって、あなたがトランジションにこだわるのは自然な流れです。そして、その準備段階として昨シーズンまでは、バンチ・リードブロックシステムを導入していたのですよね。

でも、あなたの誤算は江藤選手の後釜でしたね。上述のトランジションの戦術は、ブロックシステムがきちんと機能してこそ初めて意味を為すわけで、それなのに江藤選手の代わりが急造センターの坂下選手では、ブロックシステムが崩壊してしまいます・・・。

皇后杯での準決勝・東レ戦をテレビで見させて頂きましたが、各選手があなたの戦術を頭でまだまだ消化しきれていないようです。でも、恐らくリーグが進むにつれて、完成度は上がっていくでしょう。今シーズンで結果がでなくても、今のスタイルは是非続けていって下さい。本当にあなたがやりたいバレーのために、どこを変えていかなければならないのか? 自ずと見えてくるはずです。

昔からあなたを応援している一ファンより。

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2008年1月 9日 (水)

の・だぁめちゃーん!

皆様、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年もsuis annex・suis annex weBLOGをよろしくお願い申し上げます。


さてさて、昨年末は暗ーい話題で締めてしまいましたので、新年最初は明るく行きましょうか(笑)

実は今、『のだめカンタービレ 新春スペシャル in ヨーロッパ』のビデオを見ています。

クラシックはもちろん、音楽の世界のことは全くわかりませんが、そんな私でも音楽の世界がすこしばかり垣間見えるようにわかりやすく構成されていて、非常に面白いですね。

そんな中でも一番印象的だったのが、「アナリーゼ」です。のだめがコンセルヴァトワール(フランスの音楽学校)に入学して最初に受ける授業がこの「アナリーゼ」・・・日本語で言うと「楽曲分析」ですか? Wikipediaによる解説を引用すれば「その音楽がどう組み立てられているか調べる」「楽曲がどう作られているか知る学問」ということなのですが、ただ単に楽曲の構造を理解する「方法論」というだけではなく、その楽譜を書いた作曲家自身の精神性や、その作曲家が生きた時代背景なども踏まえた上で理解しようとする学問、ということのようです。「楽譜通りに演奏する」いや、「楽譜と正面から向き合う」ということは、その楽譜を書いた作曲家が「その時何を感じ、何を音符にしたためたかったのか?」を「本能的・感覚的・右脳的」ではなく、あくまで「分析的・論理的・左脳的」に「感じ」取って、そしてそれを表現するということなのですね。音楽や芸術といった、本来右脳で感じる最たる分野であっても、その道を極めるためにはまず分析 "analyse" から始まるというところに、非常に新鮮な驚きを覚えました。

それにもう一つ、新たな発見が!

「の・だめちゃーん」をじっくり見てると、ユウを見てるような気分になってきました・・・。うつむきかげんの顔がか・な・り似てませんか?


で、「アナリーゼ」ですけど、要するに英語の "analyse" です。"analyse" する人が「アナリスト」です。 チームの戦術を理解する「方法論」というだけではなく、その戦術を最初に生み出した監督の精神性やプレーヤーの資質、さらにはそれが生まれる歴史的背景を踏まえた上で理解すること・・・言い換えれば「戦術の変遷」を踏まえた上で理解することが、バレーでいうところの「アナリーゼ」ではないでしょうか?

各パートの「演奏者」が「楽譜」を「アナリーゼ」して、その結果として最高の音色を奏でる。さらに、各パートをまとめた「総譜(スコア)」を「アナリーゼ」した「指揮者」の存在があって初めて、オーケストラの演奏が出来上がるのです。ここで、Wikipediaによる「指揮者」の解説を引用します。

指揮者の作業のうち、もっとも時間と労力を要するのは、練習前の予習と言われる。指揮をする楽曲のスコア、関連する音楽史上の文献などを読んで構造などを把握し、表情づけの方法などを検討し、練習の手順を計画する。練習に際しては、音楽的表現全体を考えて音程・音量・音色・奏法や歌唱法・パートの音量バランス・テンポ等を指導し、ミスやずれを修正して、演奏の完成度を上げていく。そして演奏会本番でそれをまとめ上げるのが指揮者である。その他にも選曲や人間関係の問題解決等をおこなうなど、非常に重要な役割である。

バレーで言えば、各パートの「演奏者」が各プレーヤーであって、「指揮者」が監督やアナリスト含めたスタッフ陣でしょう。「アナリーゼ」は決して、「アナリスト」だけの仕事ではないはずです。今の日本のバレー界を見渡して、本当の意味での戦術の「アナリーゼ」が出来るプレーヤー・スタッフ陣がどれだけいるのでしょう?

さらには、演奏を聴く観衆も、クラシックが好きだからこそ知識を高め、その楽曲の「アナリーゼ」が出来るようになるからこそ、オーケストラの演奏から指揮者の伝えたい音楽性を「感じ」取れるのです。

今年も、戦術を「アナリーゼ」出来るファンが少しでも増えることを祈って、当ブログの更新を行っていきたいと思います。

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2007年12月31日 (月)

日本の男子バレーに未来はあるのか?

本年も、当サイト・ブログにお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
年内最後のアップとなりますので、出来れば暗い話題は避けたかったのですが、、、


29日に昨年同様、高校のOB会でバレーをしてきました。今回はバレーだけでなく夜の飲み会の方にも久々に参加することができ、楽しいひとときを過ごしましたが、そこで現・顧問の先生から思いがけない一言が、、、


・・・今回(の春高バレー)はくじ運も良くて、うまく行けば決勝まで行ける可能性もあるんで、そうしたらテレビに映りますから(期待していて下さい)・・・


えぇぇぇ、マジですか?! まぁ、もし本当にそうなったら、「OBとしては」喜ばしい限りなんですけど、確かに。

でも、ち、ちょっと待って下さいよ。あの程度で春高バレーの県予選決勝まで行けちゃうんですか? OB会でのバレーで現役生達とも一緒にプレーさせてもらいましたけど、ゲーム始める前に現役生とOBとの間でのサイン確認をやってみたら、「えーっと、サインですか? A(クイック)がこれ、Bがこれ、Cがこれ、オープンがこれ、(レフト)平行がこれ、前セミがこれ、バックセミがこれ、ですけど。」って現役生に言われて、「えっ?! じゃあ、バック平行(のサイン)は?」と聞くと、、、


・・・そんなものはありません・・・


「じゃあ、流れ(AクイックからCクイックへの一人時間差)は? パイプは?」と、ちょっと意地悪に聞いてみると、、、


・・・(無言)・・・


ま、最初からその程度だろうとは予想はしてましたけど、、、私が現役だった15年以上も前の時代と比べても、サインの数も圧倒的に減ってます。スパイク練習をしていても、レフト平行のトスを要求したら(何も特別な注文をしなければ)オープントスが上がってきます。残念ですが、それが現実です。


この15年の間に、世界のバレー戦術はどれ程に進化を遂げたのでしょうか? 「レゼンデバレー」からわかるとおり、世界のトップレベルのバレー戦術は1年1年ですら着実に進化を遂げているわけですから、15年もの年月が経てば、大人と子供ほどに違ってくることは想像に難くないでしょう。なのに、なのに、日本の高校男子バレーの世界はと言えば、、、そんなものなのです。15年以上前の高校生が当時やっていたバレーの方が、よっぽど高度なことをやっていたのです。


それが、「うまく行けば決勝まで行ける」かも、ですって?!


現在、奈良市で男子バレー部のある(大会に出場する)中学は、何と8校を切っているそうです。奈良県全体でも20校もないと。私が高校生の頃から、確かに奈良県は全国的に見てもレベルが低いです。中学は菟田野・上牧の奈良県2中学で全国大会での優勝を争ったこともある位にレベルが高かったですが、(現在もV・プレミアで活躍する、パナソニックの川村選手や久保選手がそうであるように)有望な人材はこぞって、高校からは他府県へと流出してしまいました。そして今は、レベルがどうのこうのという前に、そもそもバレーをやっている男子高校生がほとんどいない、ということです。さらには、15年以上前の高校生が当時やっていたバレーよりも低いレベルで、それで県の決勝まで行けるかもしれないという状況は、「OBとしては」喜ばしくても「一人のバレーファンとしては」憂うべき事態としか言いようがありません。

本当に、いい加減真剣に何かを変えなければ、日本の男子バレーは終わってしまいます。
いい加減「富士山方式」( → 詳細は『千酔亭日乗』こちらの記事を参照下さい)などというバカげた発想は捨てて、地に足をつけて動き出してもらいたい。イヤ、そうやってバレー狂会に任せているようではそもそもダメで、ファンの一人一人が具体的に行動を起こさなければいけないのかもしれない。私も来年は、何か具体的に、今の日本のバレー界に出来ることがないか? それを真剣に考えていきたいと思っています。

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2007年12月10日 (月)

神戸・姫路観戦こぼれ話

(その1)開幕2試合、観戦した会場はもちろん、「例の」兵庫県バレー協会が運営する大会だ。

昨年散々文句を言ったが、今年も相変わらず・・・。まず、会場の酷いアナウンス。昨年神戸では、パイオニアのチーム名を紹介するところで、一言目には「NECレッドロケッツ」とアナウンスし、会場からのブーイングを受けた後の二言目には「失礼しました、パイオニア『レッドロケッツ』の間違いでした。大変申し訳ございません。」と・・・、二言目に対してはみんな呆れてブーイングすらできない状況だったわけで、今年もまた間違えてアナウンスされるのでは? と疑心暗鬼になっていたところ、さすがにチーム名の間違いはなし。しかし、「V・『プレミアム』リーグ」と何度も間違えてアナウンス。さらに、姫路では、選手交代のアナウンスが滅茶苦茶で、かみまくるわ間違えまくるわ・・・。もう、誰かファンの方々から公募でもして、やってもらった方がいいんじゃないの? 多分ノーギャラでも、コートサイドから試合見られるならやってくれるコアなファンはいると思うけど。

さらには、会場アクセス・・・。姫路は一昨年に観戦に行ったことがあり、その時は時間に余裕があって、のんびりと駅から歩いて向かったが、それなりに距離はあったので、今回は公式にアクセスとして書かれている「姫路駅南口1番乗り場姫路市バス、姫路駅北口行き、中央体育館前下車」の指示に従って向かおうとしたら、な、なんと





バスの本数がぜーーーんぜんなーーーーい!!!



帰りは臨時バス出してるんだから、行きも臨時バス出せよ!!!




(因みに、メグのご両親と思われる(人違いだったらごめんなさい)お二方に、姫路駅で遭遇しました。南口のバス乗り場に向かう途中で、お二方は逆向きに歩いてこられました。後から思えば、私と同じで、時刻表を見てバスの本数がないことに気づいて、途方に暮れていたのかも・・・。)

やっぱり、兵庫県バレー協会は酷すぎる。
今大会のパイオニアの会場は、関西地区は兵庫ばかり(滋賀も2試合はあるが)なので、憂鬱だ・・・。



(その2)神戸・姫路それぞれの会場で、客層に随分違いがあった様子。

ネット上でのコアなバレーファンの間では、リベロの菅山選手が「オーバーハンドパス」を使わない、というのが有名事実として散々に貶されているが(っていうか、私もその世論を作り上げるのに一役買ったかも(爆))、神戸でのデンソー戦・姫路でのNEC戦で、それぞれ1回ずつではあるが、彼女が「オーバーハンドパス」を使ってトスアップを行った場面が実はあり、その場面で神戸の会場では、ものすごいどよめきが起こったが、姫路では全くのスルーだった。

以前に比べて、ネット上で(選手批判や選手選考批判でなく)「戦術に関して」あれこれと議論がなされるようになったように思えるが、所詮はまだまだそういった「ネット上での議論」を見ているのは、都会のファンだけのようだ・・・。




p.s.: レッピイって2匹(2羽?)いたんですね!? 姫路のアリーナに一瞬ですが2匹(2羽?)いました。

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2007年12月 9日 (日)

お前は島崎みゆきか!?(パイオニア - トヨタ車体・パイオニア - デンソー(その1))

えっ!? ワールドカップ男子編じゃないのかって!?

実は・・・NHK BSのビデオ録画に失敗したわけで・・・(涙)
昨日・今日と神戸・姫路での開幕2連戦を観戦し、今書いてしまわないと忘れそうなので、ワールドカップより先にレポ。


まず、神戸でのトヨタ車体戦。

ユミの正セッターとしてのお披露目となったわけだが、結果的には彼女で負けた。第5セットを14-10とリードして、誰もが勝ちを信じて疑わなかった場面から、トヨタ車体にサイドアウトを取られて、その後のレセプションの場面で、ひたすらワンパターンにレフトにオープンを上げ、そのトスが悉くトスミス。レオが決めきれず、吉田敏明監督はその大事な場面でレオをスーに代える大胆采配を見せたが、最後もユミはスーへオープントスを上げて、そしてトスミスで終了・・・。試合終了直後、監督は大衆の前でユミを叱り飛ばした。私は見逃したが、その直後にアサコがすかさず彼女のところに駆け寄っていた様子。

確かに、この試合はユミで負けた。彼女のテンパりぶりは相当なものだったが、試合前の練習を見た瞬間からイヤな予感はしていた。昨シーズンまで2枚替えで毎試合・毎セット必ずと言っていいほど出場し、リーグ終盤にはすっかり「高くて早い」トスをマスターしていた彼女が、試合前のスパイク練習で見せたトスは、「高くて早い」トスには程遠い「ただのオープントス」になっていた。そのため、レオ・メグ・スー誰一人として、まともに助走を取ってスパイクを打ち込めない状態のまま、試合本番に突入したのだった。案の定、試合が始まってもレフトからの攻撃はさっぱり決まらない。それでも何とか試合の形になったのは、昨シーズンに引き続いて強化してきた組織ブロックに他ならない。何とこの試合、パイオニアは実に29本(セットあたり5.8本)のブロックシャットを見せた。実際には、ほとんどシャットに近い状態のブロックを、相当な本数トヨタ車体の粘り強い、奇跡的なディグで繋がれていたので、体感的にはもっと決まっていた印象もある位で、要するに「ブロックしか決まった印象がない」試合だった。29本もブロックシャットを決めたその中には、実は5本も(!)ユミが決めたブロックシャットがあり、まるでトスミスをした分をすべて、自身のブロックで取り返しているような感じで、、、


・・・お前は島崎みゆきか!?・・・


と思わず、心の中でつぶやいてしまった。

ともかく、ブロックで何とか勝てるところまでは持って行けた試合ではあったが、最終的にユミにとっては何とも辛い形の幕切れでの大逆転負けとなった。しかし、私としては(若干負け惜しみが入っているのは認めるが)「負けて良かった」と思った試合でもあった。なぜならば、もしこのままこの日勝ってしまっていたら、今日のデンソー戦で、果たしてユミが立ち直れていたかどうか? 疑問に思うからである。ファンサイトの掲示板などを見ていると、試合直後に大衆の前でユミを「晒し者」にした吉田敏明監督への非難の声も上がっていた。しかし、それはユミへの「期待の裏返し」以外の何物でもないと思う。「自分で負けた」という「経験」を肥やしにしなければ、弱冠21歳の彼女がこれまでベテラン中心で保ってきたこのチームの正セッターの座に就くなどということが、簡単にできるはずがない。

そして今日、ユミは昨日とは見違えるようなトス裁きを見せた。まだまだトスミスは多かったが、セットを重ねる毎に、レフトへは「高くて早い」トスが上がるようになっていった。さらに、試合中盤には、昨日には全く見られなかった、センター陣(アサコ・ユウ)へトスを集めるトス回しを見せた。まるで昨日とは別人であった。

これで今シーズン、彼女は立派にパイオニアの正セッターを勤め上げることができると確信した。技術的には前セッター・ユキにはまだまだ及ばないが、何より彼女には上述の通り1試合で5本(!)のブロックシャットを決められるだけのブロック力が備わっている。このブロック力こそが、今年の吉田敏明監督が描く、パイオニアの新しいバレースタイル "トータル(全員)バレーボール" には必要不可欠なのだ。

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2007年12月 7日 (金)

焦ってます&唖然・絶句

焦ってます・・・何でかって? だって、やっとワールドカップ男子モードに入ろうとビデオを見始めているのに、よく考えたら今週からもうV・プレミア始まっちゃうやん! うぅぅぅ、集中力が・・・。

何だかんだ言って、去年の世界バレーで「レゼンデバレー」を書き上げるのに、大会終了後約1ヶ月を要しました。ってことは、その間に1レグの半分ぐらいが終わってしまうかも・・・。

ともかく、始めます。今日はまだ、前置きということで・・・


『ブルガリア対ロシア』のフジテレビ721での放送中の1コマ(4コマ?)。いずれも、解説をされていた、まだ引退して2年程しか経ってらっしゃらない、元Vリーガーのお言葉でございます。


(第1セット序盤に、カジースキが高速パイプ攻撃を鮮やかに決めた場面で)

・・・ブルガリアもこんな早い攻撃をするなんて珍しいですねぇ・・・

(同じく第1セット序盤に、カジースキが高速レフト平行を決めた場面で)

・・・意外と早いですねぇ・・・


V・プレミアの試合の解説をよくされてますが、ブルガリアのバレーを見るのは、どうやら初めてのご様子です。


(第2セットに、ロシアのベレジコがCセミ/バックセミの位置から高速パイプ攻撃を決めた場面で)

・・・あぁ、面白い位置からパイプ仕掛けましたねぇ・・・


どうやら「高速パイプ攻撃」の本質をご存じないようです。


(同じく第2セットに、カジースキがまたまた高速パイプ攻撃を決めた場面で)

・・・ひょっとしてブルガリアがこれだけ早いバレーをするようになったのって、ニコロフが東レに来てたからかもしれませんねぇ・・・


唖然・・・絶句。
ニコロフは昨年の世界バレーの頃と比して、確かに「はやい」攻撃に参加するようになっています。その理由はもちろん、「脱・スーパーエース」というキーワードのためです。昨年は控えのヨルダノフの方が「はやい」攻撃に参加できるため、しばしば彼はヨルダノフに交代させられていた、という現実があるのです。


日本のトップレベルでプレーしていて、引退してまだ1〜2年しか経っていないというのに、そのわずかな時間の間にも、日本のプレーヤーは世界のバレー戦術の進化について行けなくなるようです。地上波の解説をするような、何年も前の元全日本プレーヤー達が現代のバレー戦術を知らないのは当然ですね。ましてや、一般のプレー経験者が世界のバレーを見ないのは、言うまでもありません・・・。

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2007年11月18日 (日)

今後のアップ予定

ワールドカップも早いもので、女子は終了。今日から男子が始まりますが、レポのアップが遅れております。申し訳ございませんm(_ _)m

終わってしまった女子はもういいから、男子を早く! と思われる方にはすいませんが、まずは昨年の世界バレーでの「レゼンデバレー」の復習をお願いします。

レゼンデバレー(その1〜6)

今後の予定ですが・・・

・ブラジル - イタリア
・セルビア - アメリカ
・ブラジル - セルビア
・キューバ - イタリア
・イタリア - アメリカ

の予定・・・あくまで「予定」です。

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2007年11月 9日 (金)

時間がありません・・・

Bサイト含めた、日本戦以外の試合のビデオが溜まってきてしまいました・・・しかもフルセットの熱戦ばかりやってくれるんだもん・・・イタリア-セルビア・キューバ-ポーランド・ブラジル-アメリカ・・・レポを書きたいのですが、何せ、時間がない!!


ってことで、期待されてる皆さん、申し訳ありません。きながぁーーーにお待ち下さい m(_ _)m

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2007年11月 1日 (木)

リエちゃん、頑張って!

マイマイの久光への移籍は早々に公式発表されて、パイオニアファンとしても本心から「頑張って欲しいな」と思っていた。一方、同じく移籍先を探すとされていたリエちゃんの情報が全く出てこなかったので、どうなったのか? と心配していたが、なーんと海外リーグへ移籍していたとは!!

詳しい事情は、こちらをご覧下さい。

国体前にパイオニアの若手軍団がドイツ遠征を行っていたのも、そういう繋がりがあったからでしょうかねぇ?
昨シーズンのV・プレミアリーグは彼女にとっては、ものすごく悔しい経験だったでしょうが、同じくアテネ直前に悔しい想いをしてフランスリーグ・RCカンヌへ移籍、その経験を活かして現在の全日本女子の「不動のリベロ」の座を手に入れた佐野選手に負けないくらいの活躍を期待してます!


そう言えば、兼ねてから噂されていた、パイオニアの新外国人選手も正式に発表されましたね。
何と彼女、U-16世界選手権で得点王とベストレシーバー賞を獲得しているとか! ベストレシーバーと言えばそう、「レセプション成功率」が最も高い選手という意味ですよ! ってことは、以前20歳前後で日立に助っ人でやってきたソコロワの再来ですか!? これは否応がなしに期待で胸が高まりますね・・・。あとは、ユキの後釜・・・開幕戦の正セッターをユミとイクとどちらが務めることになるのか? 個人的には「高くて早い」トスをマスターしているユミが一歩リードしているように思いますが、どうでしょう?

以上、パイオニア関連の話題2つでした。


p.s.: リエちゃん、ブログやってくれないかな・・・。

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2007年10月14日 (日)

お陰で久しぶりに読みましたよ・・・

仕事から帰宅して、郵便ポストを覗くと届いていた『月刊バレーボール2007年11月号』。

早速手にとってパラパラめくり、「道産子シンデレラ」のインタビューが載っているのを確認して、さぁじっくり読もうかとパソコンの前で腰を下ろしてじっくりと読んでいたところ、『ばれにゅ☆どっとねっと』のRSS配信で、新しいエントリーがついていることに気づいて、クリックしてみると・・・何ともタイムリーに、『月刊バレーボール2007年11月号』の記事についてのエントリーが・・・

年間購読している月刊バレーボールの最新号、2007年11月号が手元に届きました。

私と少しの時間差で、同じ状況だったんですね。

パラパラと流して読んでみたのですが、非常に引っかかるというか、あまりのばかばかしさにあんぐりと開いた口が塞がらないほどあきれ果ててしまった記事があったので、引用しながら文句を垂れ流したいと思います。その記事とは、毎号、松平康隆(財)日本バレーボール協会名誉会長が旬なバレーボール関係者と対談する、「松平康隆と語るバレーボール・パッション 連載第55回」という対談記事です。

そう言えば、そんなコーナーありましたね・・・え!? 私? そんなコーナー読むわけないでしょ、いつも素通りです。だけど、折角こうやって巨大サイトに大々的に取り上げられたのなら、読まないわけにはいきませんよねぇ。先日随分話題になった、ゴルフの上田桃子プロのブログと同じ様なもので。お陰で久しぶり(これでも約20年近く『月バレ』は定期購読していますが、常にこのお偉いお方のコーナーはタイトルを変えながらもずっと続いているように思いますけど、数えるくらいしか読んだ記憶はありません)に読みました。





ま、所詮こんなレベルでしょ。日本バレーボール狂会ですから。どなたとは申しませんが、黒鷲旗の大会期間途中に会場すぐ近くの高級ホテルでウン十万円もする豪華中華レストランで会食を楽しまれている人達とか・・・選手はみんな次の日の試合のためにコンディションをを整えているだろうに、お偉いさん方はそんなことを毎日毎日やってるんですよね・・・そういう場で決まるんでしょうねぇ、世界バレーのMVPが誰とか、グループ組み合わせとか対戦順とか・・・ひょっとして日本のオリンピック出場の内定とかも(爆)


p.s.: こんどのワールドカップのスペシャルサポーターですけど、その中に藪クンっていう子がいますが、遠目で見るとユウに似てませんか!?

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2007年9月26日 (水)

高らかに「非国民」宣言!

しちゃいますか・・・。



ご覧になりましたか? 昨夜のフジテレビ系『ワールドカップバレーへの道』を。



なんなんでしょうねぇ・・・、テン・シンと心中ですか・・・、はっきり言いましたね。



「特定の個人の、特殊技術に頼った戦術・戦略からの脱却」だけは、柳本監督の頭の中に間違いなく存在することを祈って止まない・・・枚方での紅白戦以来ずっと、こう言い続けて我慢して全日本女子を見続けてきた自分が、何ともバカバカしくなりました。



だ〜か〜ら〜、世界標準の戦術を採り入れるために彼女たちの必要性がなくなってしまうくらいなら、元の旧態依然としたバレースタイルに戻ったほうがいい、ってことでしょ。それで中国に勝ったんだから、結果が出たってか?!



'99年のワールドカップで中国に勝った時の記憶が走馬燈のように甦る・・・



ってことで「非国民」宣言!

してしまえば、何とも気楽ですね。さ、ヨーロッパ選手権のドイツでも応援しよっと。
そんなバレーをするなら、メグ・ユウ・アチャはパイオニアに早く返して下さい! あぁ、気持ちはすっかりV・プレミアリーグまで飛んでいきます・・・。そう言えば、今さらですけど、仁木選手、久光製薬で現役復帰、いや単なるトレードですか? まぁ、こんな記事なんか投稿している自分がいましたし、また彼女のプレーが見られるならば、めでたしめでたしです。まぁ、NECにいてこその、彼女の憎たらしさがあるような気が(パイオニアファンとしては)しないではないですけどね。

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2007年9月 3日 (月)

なんで〜!

(その1)なんで〜! ワールドグランプリの決勝ラウンド、スカパーで放送するんと違たん?! 日本が決勝ラウンド進出しなきゃ放送せぇへんてかっ! あぁ・・・見たかったよ、オランダの初優勝・・・。

因みに、今まで度々「女子バレーは男子バレーよりも(戦術的に)大体10年ぐらい遅れている」と書いてきたが、その「10年」という数字自体は主観的なもので、何の根拠もなかった。だが、今回のオランダ女子ナショナルチームの初の世界大会制覇で、その「10年」という数字にも現実味が出た・・・そう、オランダ男子ナショナルチームがオリンピックで初優勝したのが1996年・・・11年前だ!


(その2)大阪市中央体育館での観戦(ポーランド・ロシア戦)の感想を書こうと、あれやこれやと思いを巡らせているさなか、たまたま過去の、2003年のワールドカップのキューバ戦のビデオが目に入った。そっと見てみる・・・、そして目の前に映った光景に、思わず目を疑った・・・。そ、そして次の瞬間「なんで〜!」の思いが沸き上がる。

柳本監督の(全日本女子監督としての)原点であるはずの2003年ワールドカップ。配列はバックオーダー。表レフトに栗原・裏レフトに大山加奈の両選手。この大会のキューバ戦と言えば、試合開始早々第1セットで栗原選手が佐々木選手へと交代され、佐々木選手が表レフトとして試合最後までずっと出続けて、そして彼女の大活躍によってフルセットの大熱戦をものにした・・・そこまでの記憶がある方は多いだろう。私もそうだったのだが、ビデオを見返すと、その表レフトの佐々木選手がな、なんと、レセプションの要となっているのだ! 即ち、この大会、表レフトに配された栗原選手はレセプションフォーメーション上でのキープレーヤーとなっていたのだ! さらに驚いたことに、竹下選手が前衛の場面を除いて、基本的に前衛3人がバンチ・リードブロックを「やろうと」しているのだ!!(高橋みゆき選手も「サボらずに」バンチの位置から両サイドの攻撃に対してブロックに跳びにいっていた)
即ち、柳本監督は、全日本女子監督へ就任当時、きちんと世界標準のバレースタイルを当たり前のように採り入れようとしていたのだ!

じゃあ、なんで〜! なんで、そこから逆戻りしちゃったの?? 普通、数年前のバレーの試合のビデオを見ると、戦術の古さが露わになって、見ていて苦痛を感じるものだ。ところが、何とも楽しく試合最後までビデオを堪能できたのだ! その後、先日の大阪市中央体育館での試合のビデオを見直した。うん、あの時より間違いなく、全日本女子の戦術は退化している。配列やブロックシステムについては辛うじて、今回のワールドグランプリの前半戦では「2003年当時に戻した」というレベルで、そしてブラジル戦での敗戦以降は、また退化した。高橋みゆき選手の「低くて早い」レフト平行を活かすため、彼女にその攻撃以外のプレー面で「雑なプレーを許してしまっている」分、裏レフトに配された木村沙織選手が守備の要になっていて、ラリー中ほとんどパイプ攻撃含めたバックアタックに「参加する余裕がない」分、間違いなく退化している・・・因みに、2003年のキューバ戦、佐々木選手がMIPの活躍をしたのは、攻撃面での活躍だけではなく、レセプションを相当にこなしながら、尚かつ常にバックからの攻撃に参加していたからだ!

「レセプションをこなせるウイングスパイカーが、日本にはほとんどいない」とまことしやかにファンの間でも、関係者の間でも囁かれている現在だが、果たしてそれは真実なのだろうか?? 「身体能力・高さ・パワーでは日本は太刀打ちできない」と端から「諦めて」しまっているのと、同じではないだろうか?? 178cmのブロムに頼らずに、昨年の世界バレーを戦い抜こうと努め、そして本当に彼女に頼らずに初優勝を成し遂げたオランダ女子ナショナルチームに見習うべきところが、たくさんあるのではないだろうか?

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2007年8月19日 (日)

大阪市中央体育館から戻りました・・・

ってことで、土日連続で生観戦してきました・・・。女子のAサイト(全日本の試合のある会場)へ観戦に行くのは、実は1989年のワールドカップ以来?!(多分)、まぁ考えてみれば、そんだけ「非国民」だった期間が長いっていうことの証ですね(苦笑)。想像はしてましたけど、すんごいですね・・・試合前の「エンターテイメント」。1989年のワールドカップも確かWinkがテーマソング歌ってはいましたけど、勿論会場になんか来ないし、うるさいDJもいなかったし。それでもウェーブなんかは(DJが強要しなくても)自然発生的に起こってましたけど・・・。

すいませんが感想はもう少しお待ち下さい。まず、前回の投稿に頂いたレスから先に済ませたいので(この2日の観戦の間にも、どんどんコメント頂いて、ホントにありがとうございます!!)。

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2007年7月23日 (月)

アサケン、やったね!

こ、これは、凄いことだ!

http://www.sanspo.com/sokuho/070721/sokuho067.html

アサケンこと、朝日健太郎選手と言えば、今でも日本男子バレー史上最も優れたミドルブロッカーといって過言でないと私は思っている。大竹・泉水元選手が日本バレー界における「リードブロックの先駆者」なら、朝日選手は日本バレー界において「リードブロックを最も極めた選手」と言ってよいと思う。彼のインドア時代、日本では彼の両サイドへブロックに跳びにいく移動のスピード・空中でのブロックの完成の早さは、他の選手を圧倒していた。身体能力の低い日本のミドルブロッカー陣にあっては、彼の身体能力は桁外れだった。その彼の身体能力が、ビーチで徐々に花を咲かせつつあるのだろう。次の準決勝の相手は第1シードのようなので厳しい戦いになるだろうが、ここまで来たら是非表彰台に上がって欲しい。

そして、彼のインドア時代のプレーをつい重ねてしまうのが、今のユウのプレーだ。アサケンはとても「華がある選手」だった・・・これまで実に堅実に「地味な」プレーで活躍してきたユウだが、是非ワールドグランプリでは「華がある選手」に変身して欲しい! と願わずにはいられないユウヲタである(爆)。

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2007年7月16日 (月)

ミホちゃん、早速・・・

今月の月バレ、早速来てますねぇ、ユウの速攻のシーンがでかでかと写真で!
これは、期待できるかも・・・全日本女子選手のクリアファイルや下敷きの『ユウ』ヴァージョン!(爆)
(当ブログの検索ワードランキングでも、遂にトップ(!)に躍り出たし。)


さらに、シニア代表3人に続いて、パイオニアからジュニア代表に選ばれたミホちゃん!
プロフィール見ると、「世界での勝利のカギ」のところに「センター線がいかに『ファーストテンポ』で相手のブロッカーを意識づけさせるか」だって。

早速読んでる(読まされてる?)『セリンジャーのパワーバレーボール』(爆)

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2007年6月23日 (土)

だから、ドイツは強いんだってば!

全日本女子は現在、ヨーロッパ遠征中。

今のところ、ドイツと2試合戦って連敗・・・。だからさぁ、世界バレーの時さんざん言ったとおりでしょ! ドイツは強いんだってば! 世界バレーでの主力スタメンだったグリュン・フュールスト・トゥムらが出ていないからって関係ない。なぜなら、ドイツは決して、「特定の選手」の「個人技術」に頼った戦術を採っているチームではないから。

パイオニアの元スタッフのブログに、その試合の模様が動画で紹介されていた。
「日本のデータを詳細に公開すると支障が、、、」全くもってその通りなので、ドイツチームのレセプション場面をドイツチーム側のエンドから撮られた映像で数シーン紹介されているが、そこから読み取れることは・・・


・・・全日本女子の配列は、バックオーダーに戻っている!・・・

・・・メグのスパイクサーブは、ドイツの堅いレセプションを乱している!・・・


残念ながら、映像からアサコとユウのプレーは伺えなかったが、情報によれば2戦目は2人とも出場機会があった様子。見てみたい全日本女子のセンター対角を務める「あちゃとユウ」。


・・・因みに、ワールドリーグを戦っている全日本男子の今年のセンター対角は「トミーとマツ」(爆)・・・

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2007年5月24日 (木)

ドキュメント スポーツ大陸・バボChannel#72

5月19日にNHK・BSで放送された、大山加奈選手を特集した番組『ドキュメント スポーツ大陸 カナスマイルをもう一度』を見てみた。

今シーズンのV・プレミアリーグの試合会場で何度か目にした彼女の姿からは、大事なリーグを「チームメイトと一緒に戦っている」という表情・態度は、正直見受けられなかった。この番組を見て、その時の彼女の表情の裏に隠されていたものがある程度わかった気がした(もちろん、彼女の気持ちの本当のところまで、テレビ番組で伝えられたものだけで一視聴者に過ぎない私如きが「わかった」というのは烏滸がましいと思うが、、、)。向井選手のブログのこの時の投稿などは、大山加奈選手が実家から東レの宿舎へ戻って来た、まさにその直後の心境だったのかな? 等と思いを巡らせてみたり・・・。今シーズンの東レは、あの番組を見る限りは、「戦術をどうのこうの」という以前のチーム状況だったのだなとつくづく感じた。

細かいことを言うと、3月3日の川越でのパイオニア戦で、彼女が復帰して初めてスパイクを決めた直後にバックで流れる声援の音が、どういうわけか? 武富士の声援(武富士の「カナ」こと、内藤選手に対する声援)だったり、バレヲタからすると「はっ?」と思う編集は何カ所かあるのだが、、、まぁ、番組全体としては良い作りだったと思う。まだBSハイビジョンでは今週末にも再放送があるようなので、まだご覧になってらっしゃらない方は、一度ご覧下さい。


続いて、5月21日に放送されたバボChannelより。

ここ数年、すっかりフジテレビ739で放送された試合の「垂れ流し」に終始してしまっていて、そこでしか見られないような映像やバレーファンが本当に求めている情報は全く取り上げてくれないバボChannel(と文句を言いながら、結局毎回ビデオを撮って見ているわけだが、、、(苦笑))。この日も、全日本女子代表メンバー発表記者会見の様子はしっかり取り上げられた(ユウとアサコ・先野選手のインタビューを放送してくれたのは、個人的には涙ものだった)が、期待していた5月19日の枚方での紅白戦の模様は完全スルー。紅白戦開催以来、当ブログに「全日本女子/紅白戦」などという検索キーワードで連日多数の方がいらっしゃっているのを見ても、バレーファンが今一番求めている情報があの日の紅白戦の模様であるのは明らかなのに、番組内容とファンとの温度差がどんどん開く一方だ。それについては、美雁さんのところと、こちらに期待しよう!

因みに、この日のバボChannelでは、お宝映像として1991年のワールドカップ男子・日本対ブラジル戦の映像、さらに1985年のワールドカップ女子・日本対ブラジル戦の映像が放送されたが、これには正直面食らった・・・。


・・・うーん、ブラジル男子ってこの翌年にバルセロナで金メダル取っちゃうんだよな・・・。前年にこんな程度のバレーを展開していたチーム(リマ・マウリシオもガビオ・ジオバーニもちゃんと出てるけど、、、)が、わずか1年であれだけ(当時として)最先端のバレー戦術を生み出すとは!・・・


・・・うわぁ、佐藤伊知子、中田久美、石田京子、松並早苗、懐かしい・・・。メンバーは大分入れ替わってるけど、これってロサンゼルスで銅メダル取った翌年なんだよなぁ。ってことは、当時はまだ全日本女子は世界でメダルを狙える位置に間違いなくいた頃で、確かにみんな基本的なプレー(リバウンドを取ったり等)は当たり前のように出来るのは感心するけど、中田久美もトス上げてアタッカーがスパイクを打った後、全然ネット際に戻ろうとしないし、ブロックはなんてお粗末なシステムなんだろう・・・。過去の名プレーヤーと言っても、こんなバレーを現役時代にやっていたんでは、今のバレーの試合を解説するなんて、無謀な話だ!・・・

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2007年5月19日 (土)

全日本女子紅白戦@枚方市立総合体育館(その1)

紅組は栗原・竹下・多治見・荒木・木村・嶋田・小山・大村・佐野の各選手。
白組は大山・板橋・菅山・宝来・先野・落合・庄司・櫻井の各選手。

先野選手が本当に(!)全日本のユニフォームを着ている姿を見て、長年のバレーファンとしては何とも感慨深いものがあった。ま、彼女自身は明らかにV・プレミアリーグ〜黒鷲旗の疲れがたまっているらしく、全力でプレーする姿は試合前の練習からしても見られなかったが、それはそれでよい。あの場所に彼女がいる、ただその事実だけで素晴らしいことなのだ!

マスコミ的に今年の全日本女子の目玉であろう、「復活したメグ・カナ」は、ともにスパイクは練習でも打たず。これは別に体調の問題ではなさそうで、スパイク練習では二人とも相手コートから打たれるサーブをレセプションする役目をし、サーブ練習ではリベロの選手とともにレセプション練習をしており、二人に現状として柳本監督からまず課せられた課題が「レセプション」であるのは間違いないようだ。

両チームのスタメンは、ともにフロントオーダーの配列で、紅組はレフト(表・裏)が小山・木村、センター(表・裏)が多治見・荒木、オポジットが大村、セッターが竹下、リベロが佐野の各選手、白組はレフト(表・裏)が櫻井・落合、センター(表・裏)が庄司・先野、オポジットが宝来、セッターが板橋、リベロが菅山の各選手(であったはず、、、記憶違いならすいません m(_ _)m)。メグ・カナとも途中でピンチサーバーで登場し、そろって「アンダーサーブ」を披露。要するに、サーブのために入ったわけではなく、サーブの後の後衛3ローテーションでの「レセプション練習」だったわけで、柳本監督は彼女たちに、「レセプションである程度の成果を見せなければ、スパイクはおろかサーブさえ打たせない」という風にでも言い渡したのだろうか?


さて試合の方だが、もちろんアタッカーとセッターのコンビネーションも調整段階であるし、ましてや戦術云々のレベルではないので、本日のレポとしては戦術に関して語ることは何もない。各選手のプレーとしては、我が(爆)ユウがスパイク・トス・ブロックにわたって大活躍! 試合が始まった当初は、ユウのスパイクが決まっても会場から拍手が上がることも少なく、地元の中学生達には「18番って石川? 石川友紀だっけ?」とか言われてしまう始末(苦笑)。まぁ、現状として彼女の知名度はそんなものだろう、、、仕方あるまい。ふと、思い出したのは、2年前の黒鷲旗。そう、ユウが初めて大会を通じてスタメンで出て優勝を果たした黒鷲旗の決勝戦後の表彰式。会場のボール係を務めていた中学生達がパイオニアの選手達を見て言った言葉・・・。


・・・4番って誰?・・・


それに対して、別の子が


・・・「SHOJI」って書いてある!・・・


しかし、試合が進み、彼女のスパイク・ブロックが立て続けに炸裂するにつれ、試合終盤には「違うよ、石川は選ばれてないはず。そう、庄司だよ!」とちゃんと認識され、他の観客からも「あの庄司『っていう』選手もなかなか活躍してるね」と言われて、結構拍手も浴びるようになっていた。やれやれ・・・。

やはり、ユウの実力が全日本レベルであることは間違いない。特にデータバレーを使うわけでもない、ただの紅白戦で、しかもきちんと組織的リードブロックシステムが採られているわけでもない状況で、彼女一人であれだけのブロックの技術をアピールできれば、充分すぎる程と言ってよい。あとは柳本監督自身が、どのような具体的戦術を思い描いているのか? が気にかかるが、それについては(その2)で書きたいと思う。

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2007年5月 4日 (金)

黒鷲旗ファン感謝デー

当直明けのいつもの(恒例?!)強行スケジュールで、大阪府立体育会館へ向かった。

今年から「天皇杯・皇后杯」の称号が無くなり、大会規模が縮小された黒鷲旗。半世紀以上にわたる伝統があるにも関わらず、その開催時期のためにどうしてもVリーグよりも重みが低いように捉えられがちだが、大阪人のバレヲタとしては「ゴールデンウィーク」と「黒鷲」は切っても切り離せない「一大イベント」であると同時に、「大阪の長い長い夏の始まり」の風物詩でもある。な、なんと大阪の8月の平均気温は、沖縄に次いで全国2位! なのだ(これは小学生の時に、社会科の資料集をパラパラとめくっているうちに、気づいてビックリした事実で、あまりの鮮明の記憶のために今でも覚えている知識だ)。その、暑い暑い大阪の夏は「黒鷲」とともにやってくる。今日の難波も暑かった・・・。

が、しかし、開館予定時間の1時間以上前に到着したが、時すでに遅し・・・。後でネットで確認すると、朝10時にはすでに300人以上並んでいたとのこと。そりゃ無理だわ、仕方ない・・・しかし、先着500人のうちで第1部のシンポジウムに興味があった人ってどれくらいいたんだろう?? ほとんどの人は第2部の全日本選手のサイン会の方が目当てで行ったんじゃない? まぁ、シンポジウムって言ったって、どれ程中身のある話が聞けたかどうかは不明だけど、でもせっかくゼッターランド・ヨーコさんがパネラーで参加してくれていたので、ひょっとしたら柳本監督に鋭い質問が浴びせられたりしないかな? とか期待していたんだけど。どなたか会場入り出来た方、どんな内容だったか教えてもらえませんかーーーっ

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2007年4月29日 (日)

仁木選手の引退に思う・・・

http://www.necsports.net/w_volley/news/archive/index.php?filename=070427.html

彼女は奈良の白藤高校(現・奈良女子高)出身。奈良では名門ではあるものの、全国的な知名度は大したことはなく、V・プレミアリーグで活躍した選手もほとんど、というか全く知らない。もちろん、私よりは大分年下なので、高校生時代のプレーを間近で見たことはないのだが、奈良の高校出身の人間としては、親近感はずっと感じていた。

最初に彼女のことを意識したのは、第2回V1リーグでレフトプレーヤーでありながらパイオニア(当時・東北パイオニア)のカブっち(鈴木玲子元選手)を抑えてブロック賞を獲得したとき。翌年からは連続で猛打賞を獲得、NTT西日本の廃部に伴いNECに移籍してからの彼女の活躍ぶりは、改めてここで書くまでもないだろう。何よりパイオニアファンとしては、彼女のテクニシャンぶりにどれ程苦しめられたことか(苦笑)。同じチームメイトだった高橋みゆき選手よりも、本来なら彼女の方が全日本で活躍すべき人材だったような気もする。

28歳・・・ラリーポイント制になり、選手寿命が延びた現在の女子バレー界にあって、客観的に見れば早すぎる引退とも言えるだろう。またいつの日か、どこか別のチームでプレーする彼女の姿が見られることを、バレーファンとして願わないではいられないが、ひとまずは「お疲れさま」と心から言わせてもらいたい。

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2007年4月19日 (木)

キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!

つ、遂にキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!

http://www.jva.or.jp/information/20070419001.html

さすがに、全日本も今年ばかりは「本気モード」で選抜せざるを得なかったらしい。さあユウ、これからが本当の「出番です」よ!

正直、今年ユウが全日本に選ばれないようでは、ホントに全日本のスタッフ陣の目は「節穴」と言わざるを得ないところだった。現在のトップレベルのバレー戦術にあって、「(セット当たりの)ブロック決定本数」など全く意味をなさない。それが意味をなした時代は、「マンツーマン・コミットブロック」システムが当たり前だった過去の話だ。現在のトップレベルで当たり前の「バンチ・リードブロック」システムにあっては、ブロッカーに課せられた役割は「ブロック決定(シャット)」なのではなく、「いかにワンタッチを確実に取れるか?」である。セット当たり何本「有効な」ワンタッチを取ったか? を数値化する・・・、その場合の「有効」の判断基準として例えば、ワンタッチを取った直後のトランジションで自チームが得点した場合に「有効」と判定するなどの方法でデータを出せば、恐らく現在のトップレベルのバレー戦術にあっての middle blocker のブロック面での本当の貢献率が明らかになるように思う(「ブロック効果本数」と呼んでもいいかもしれない)。これを今シーズンのV・プレミア女子リーグで実際にはじき出せば、恐らくユウはトップ3には入ると思う。彼女が全日本のレギュラーセンタープレーヤーとして定着しない限り、全日本に未来はないと思う。

本当は、「3位決定戦」について書きかけていたところだったのだが、全日本女子メンバーの発表を知って、先にアップせずにはいられなかったユウヲタです(爆)

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2007年4月16日 (月)

ファイナルラウンド(女子)こぼれ話

残念ながら、今シーズンのパイオニアの2連覇達成の夢はセミファイナルラウンドで潰えてしまったが、気を取り直してさいたまスーパーアリーナへ向かった(3位決定戦・決勝戦の模様は、後日詳しくアップ予定)。この際、思いっきりミーハー路線で、会場限定販売のパイオニアグッズでも手に入れて、パイオニアレッドのスティックバルーンをガンガン叩きまくって応援してやろうかと思い、その通り実行してきた(苦笑)。

で、会場入りして、座席を確保するや否や、すぐにパイオニアブースへ。大画面プラズマ(もちろんパイオニア製)にレッドウイングスのPR映像が流されているのがまず目に入り、その映ってる映像DVDにして売ってくれればいいのに・・・とちょっとガッカリした次に目に入ったのが、レッドウイングスのチームロゴ入りのウェアを着た(これも恐らくパイオニア製の)オルゴールテディベアー。他のトートバックやキーホルダーは以前から売っていたものばかりだったので、多分今回の「会場限定品」はこれだろうと思い、買うことに決めた。

少し恥ずかしいと思いつつ、テディベアーを指さして「これ、下さい」と伝えたところ、「えっと、誰のサインのやつ(が御希望)ですか?」と言われて、えっ!?

確かによく見てみると、レッドウイングスのチームロゴの辺りに選手のサインがしてあった。「じゃぁ、誰のがあるんですか?」と聞くと、「#0(レオ)と#1(メグ)以外はあります(売り切れてません)」とのこと。まぁ、当然だろう。
一瞬考えたが、気持ちはすぐに決まった。


・・・「#4を下さい!」・・・


手渡された箱のてっぺんには、こんな文字が、、、。


Dsc00779
誰が書いたの??


で、中身はこんな感じ、、、。


Dsc00780
なかなかいい感じ!

最近すっかりユウヲタな私ですが、それが何か?

満足して座席に戻り、そしてパイオニアの勝利の瞬間をしっかり目に焼き付けた。
試合後に応援団の前に整列する中、ガッツが一人泣き崩れている姿に目を奪われ、思わずもう一匹、、、


Dsc00783

ガッツの箱はシンプルに『#20 Gattsu』って書いてあるのみ。ベアーの方にもおんなじ筆跡で『Gattsu』って書いてあるってことは、ひょっとしてユウ、自分で書いたの?? 『ゆうさぁまぁ〜〜』って?

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2007年3月13日 (火)

兵庫県バレー協会は酷すぎる!

予定通り、加古川・神戸と観戦してきた。

昨シーズンも確か第3レグに姫路(加古川の近く)・神戸で連戦があり、どちらの会場とも大盛況だったが、それは尤もなことだ。兵庫県と言えば、現在の全日本女子の主力メンバーが所属する、JT・久光製薬の2チームがホームとしている都道府県であるからだ。2年続けてGAORAの中継もあり、全国的にもその盛況ぶりは充分に伝わったことであろう。

しかし、会場運営がいかなるものなのか? は伝わるものではないであろう、、、。兵庫県バレー協会が運営する大会は、あまりにも会場運営が酷い! のだ。

まず、会場に入るための入り口がわかりにくい。これは今シーズンの開幕戦の尼崎の会場でのこと。尼崎ももちろん、兵庫県だ。そして、会場に入った後、アリーナ席へ辿り着くためにどう進めばいいのか? それを会場係員が全く説明しようともしないし、大きくわかるように書いてある張り紙もない。これは尼崎・加古川・神戸に共通する(神戸については、昨シーズンの観戦時に苦労を経験して以来、アリーナ席への辿り着き方は鮮明に覚えているので、個人的には迷うことはないのだが)。

そして極めつけ、、、それは加古川だ! 朝6時に起きて、9時半には会場入りし、上述の通り、またまたアリーナ席へ辿り着くのに会場内を右往左往した後、ようやくエンド側のアリーナ席に辿り着いた時点では、まだ朝早いこともあって、観客の入りは疎ら状態だった。まったりと見られるのかと思いきや、試合が始まり、徐々にセット終盤の佳境が近づくにつれて、普段ならば気持ちが高まっていくはずなのに、全く試合に集中できない、、、。なぜかって? それは、次々とセット途中に観客がアリーナへ入ってきて、自分の席を探して右往左往するわ、ドンドンと架設の観客席全体を揺らしながら、階段を上がってくるからだ! 確かに、皆さんのお目当ては第2試合のJT(の竹下・宝来・菅山選手)なのかもしれない。それは仕方のないことだが、観戦する上での最低限のマナーとして、試合のインプレー中に観客が客席を動いてはいけない。そんなこともわからない観客も観客だが、それを仕切れない、いや全く仕切ろうとしない会場係員も係員だ! 普通は、途中からアリーナ席に来場する観客に対しては、係員がチケットの座席番号を確認して、しかるべきタイミングで座席に直接誘導するものだ! さらに輪をかけて酷いのが、アリーナの架設観客席の設置の仕方だ。本来は、架設観客席の最後方(即ち一番高いところ)から出入りができるように設置すべきであるのに、出入りが最前列からしか出入りできないようになっているから、途中から自分の席に向かってくる観客と、セット途中で(恐らくトイレに)出ていこうとする観客とが交錯する。その都度、視界は遮られるうえに、座席は激しく揺れる、、、結局最後まで、試合には集中できなかった。もちろん、パイオニアの不甲斐ない試合ぶりも影響しているのだが、試合が終わった瞬間、第2・第3試合を見ることなく、会場をそそくさと後にした。長年バレー観戦をしていて、こんなことはそうそう経験することではない!

もちろん、兵庫県での大会には、想定以上の観客が訪れているために人員のcapacityを超えている、という側面もあるのかもしれない。確かに、同じ兵庫県でも唯一、小野だけは別にこのようなことはなく、非常に快適に観戦できた。小野の観客数は887人に対し、加古川は3,000人を超えていた。しかし、例えばお隣の大阪府も、兵庫県同様にV・プレミア男子の8チームのうち、実に3チームもがホームとする都道府県であるが、このようなお粗末な会場運営は見受けられない。今シーズン、V・プレミア男子のパナソニックのホームゲームも観戦した(ニコロフのサーブは凄かった!)が、実に洗練された会場運営だった。会場内のトイレは全て女性専用とし(男子の場合の観客の男女比率や、相対的にトイレに行く頻度の男女差を考えれば、尤もな運営スタイルだ)、アリーナ内にクロークサービスまで設けられていた(勿論、「パナソニック」という企業のイメージアップ戦略の一環であることは明らかだが)。当然のことながら、加古川のようなマナーをわきまえない観客もいない。現在、男子バレーファンは少なくなっているが、今も男子を見続けているファンは、間違いなく「真の」バレーファンである。一方の女子バレーファンは、完全な「にわか」ファンが多数を占める。単に、観客数だけを見ての「大盛況」という状況にあぐらをかいて、真のファンサービスを疎かにする会場運営では、「真の」バレーファンは会場から確実に足が遠のく。昨年秋の世界バレーの入場料収入が大幅減に終わったのも、頷ける結果である。日本バレー狂会だけの問題でなく、各都道府県のバレー協会も真剣に考えるべきである!

「兵庫県」と括ってしまったが(こう見えても、実家は兵庫県にある、元兵庫県人なのだが、、、)、ひょっとすると、私が足を運ぶ近畿圏内で大阪と兵庫の差が激しいだけで、全国的に見れば実は兵庫レベルが「当たり前」で、大阪だけがレベルが違うのかもしれない。大阪は大昔から、黒鷲旗という極めて特殊な大会を毎年運営している実績・経験があるからこそ、なのかもしれない。このあたりは、是非近畿圏以外の方に教えて頂きたい。

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2007年3月 7日 (水)

しっ、しまった!

この土日は、V・プレミアリーグの中継が山ほど行われて、それはそれで良かったのだが、ビデオ2台を駆使してBSとスカパーを撮っているものとしては大変だった、、、。お陰で、土曜日の浦安でのBS中継を撮ったテープを、入れ替えずにただ巻き戻しだけしてその上から日曜日の福岡でのBS中継を撮ってしまうという失態を、、、。先週シーガルズに完敗した久光が、どう立て直して同じ相手に勝利を収めたのか確認したいところだったのだが、それは叶わなかった。ご覧になった方、どうか教えて下さい。

今週末の加古川・神戸での死闘を観戦予定、、、加古川はチケットは取ったものの正直辛いな、、、11時から試合開始とは、、、。

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2007年1月28日 (日)

結婚してたの!?(NEC - パイオニア)

本日はスカパー(フジテレビ739)で観戦。

試合途中、いつものようにトモの話になって、彼女が観戦に来ている姿がカメラに映し出されたのだが、彼女の横に男性の姿があり、、、


あっ、あれは確か、アメリカ男子ナショナルチームのヒュー・マッカーチョン監督だよなぁ、、、


などと思っていたら、案の定、解説の長坂アナが彼のことについて触れてくれたのだが、次に驚くべき言葉が発せられた。


えっー!? そうなの!?


な、なんと、彼はバックマン(ウィズ)のご主人だと言うではないか! 
まず、彼女が結婚していたことも知らなかったし、まぁ外国人選手だけに別に結婚していても何の不思議もないわけだが、それにしてもお相手が男子ナショナルチームの監督だったなんて!
(この辺の情報は、いつも外国勢の情報源として信頼している「女子バレー三昧」にもさすがに書かれていなかったので、かなりビックリした。)

昨日の京都府立体育館で初めてウィズのプレーする姿を見たが、総合的な力については正直、フランシーには劣ると思う。でも昨日の東レ戦さらに今日のNEC戦を見て実感できたことは、彼女がとても真面目で、しかもとても「明るい」選手だということだ。今日の第4セットで初めて彼女をユウに代えてスタメンに使った吉田監督だったが、今日のスタートローテーションのマッチアップの形からすれば、NECの前衛アタッカー3枚のローテーションにユウを当てる戦略だっただけに、そこでユウに代えてウィズでは、正直厳しいだろうと思ったら案の定の結果だった。それでも気分を害さずに、第5セット終盤に昨日からの使われ方の通り、2枚替えで登場して、見事にブロックを決めて何とも「明るい」喜びようを示してくれた姿を見て、「あぁ、いい選手が来てくれたな」と心から思えた。今のパイオニアにとって必要な戦力は、劣勢の場面でコート内の雰囲気をガラッと変えることの出来るような「明るさ」を持った選手だ。

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2007年1月 2日 (火)

バレヲタのDNA!?

明けましておめでとうございます。
本年も suis annex 及び suis annex weBLOG を宜しくお願いします。

昨日は久々に実家に帰り、父とバレー談義を交わしてきました。大山加奈選手の大ファンであるうちの父は、てっきり世界バレーは見ていないのかと思いきや、、、

・木村(沙織選手)は、確かに巧いかもしれんけど、あんなに体ひねって打つことばっかりやって全力で打たんかったら、絶対本番(オリンピック)じゃ決まらへんわ。高橋(みゆき選手)もそうやけど、今は外国勢はわざと2人に決めさせて、しっかりデータ取ってるだけやって。本番になったらきっちりブロックなりレシーブで拾ってくるわ。昔のソ連がそうやった。生沼っていう選手がおってなぁ、日ソ対抗では面白いように速攻決まってたんやけど、、、(以下、長いので省略)
・小山(修加選手)も、ジャンプはようするけど、まぁなんていうか、要するに竹下(佳江選手)のトスではあかんわ。竹下(選手)は、技術は確かに持ってるけど、各アタッカーの持ち味を生かすようなトスを上げるタイプやなくて、自分のペースでトスを上げて、それを打てなきゃアタッカーの責任みたいな感じのセッターやからな。それで速いトスが打てないとなると、アホみたいに高いトス上げとけばそれでええやろ、みたいな感じのトス上げて、、、あんなん打てるわけないわ!
・決勝は見たで! シャチコワはすごいな! 女子のシャチコワ、男子はポーランドのシフィデルスキー、あの2人は気に入った!

さすがは、我が父親、ちゃんと見てるわ、、、この父親にして私あり! と久々にバレヲタのDNAを再実感した1日でした。

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2006年12月29日 (金)

益子直美さん結婚

今日は、休みをもらって久々に高校のOB会でバレーをしてきました。
まともにプレーをしたのは4年以上ぶりだったので、「怪我をしないこと」が一番の目標でした(苦笑)が、まぁ何とかリベロとしてはプレーできたかな? という感じでした(さすがに前衛でのプレーは無謀でした、、、)。お陰で今何に苦しんでいるって、両腕の痛みです、、、明日には青あざ間違いなしです。でもやっぱりバレーするのは楽しいですね。ほんの一時でしたが、仕事のことも完全に忘れていられました。

そんなこんなで、帰ってきてネットサーフィンしていて、目に飛び込んできたのが、、、

・・・益子さん結婚・・・

の文字でした、、、。
http://www.t-make.com/newsmako.htm

まぁ、もちろん何てったって、この私をバレーの世界に引き込んだのは、他の誰でもない益子さんですから、しかもそのルックスに惹かれて(爆) 
男がほぉっておくわけもなく、いつかはこういう日が来るとは頭ではわかってましたが、現実になるとやっぱりちょっとショック、、、初恋の人に振られたみたいな感じ?
以前にもTBSの某アナウンサーと結婚寸前(婚約破棄?)までいったことはありましたし、まぁどうせなら、その後に噂になっていた某ビーチバレーボーラーと結婚して、長身で才能もある子供を産んでもらいたかったような気もしますが(苦笑)。

いずれにせよ、購入したものの封も開けずに大事に取ってある彼女の写真集(3冊)は、永遠に封も開けられずに大事な宝物として、保管されることでしょう、、、

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2006年11月28日 (火)

情報操作?!

「NOBYの地球ひとっ飛び」に、Pool E に入った強豪国のある選手の、非常に「正直な」意見が書かれていた。

「本当に楽なプールに入った!世界1を決定する大会を戦っている気が全然しない!欧州選手権の方が断然レベルが高い!」

まぁ、そりゃぁそうだろう、、、ただ、気をつけてもらいたいと思うのは、女子のイタリアのように、決勝ラウンドで突然レベルの高い Pool F の死闘を勝ち抜いてきた強者と対決しなければならないことで、面食らってしまわないかということだが、よく考えたら明日(正確には今日)から2日間はさすがに Pool E でも毎日1試合ずつは死闘があるから、大丈夫かな?

先日の投稿で書いたとおり、別に男子に関して私は「非国民」であるつもりはないのだが、男子が始まってからのネット上のファンの色々な意見を見ていて、一つ思ったことを言っておきたい。
美雁さんがご自身のブログで書いてらっしゃったとおり、今大会前にマスコミで男子のことが全くと言っていいほど取り上げられなかったが、ひょっとすると日本バレー狂会(協会)の中枢にいつまでもしがみつく、お偉い方々の用意周到な「情報作戦」だったのではないか? などと勘ぐってしまう、、、。寺廻監督時代には、「西村・加藤・朝日」の3選手を中心に煽るだけ煽って、全日本男子に実力以上の結果を出さなければならない状況に追い込んだくせに、、、。男子のことを大会前に出来るだけ取り上げさせずに、いかにも「全日本男子は弱い」というイメージを持たせておけば、負けても誰も何にも言わないだろうし、運良く勝てば「なんだ、結構男子強いやん!」というポジティブなイメージを与える結果になるわけだ。上手く考えやがったな!

戦術を見る目をもった「コアなファン」は、同時に「目先の勝ち負けに一喜一憂しない」という能力をも併せ持つはずである。情報操作に長けた勢力に踊らされない、「真のバレーボールファン」が増えることを念じて止まない。

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2006年11月25日 (土)

べ、ベネズエラがいない、、、

さぁ、いよいよ男子モード。

早速朝からスカパーでの観戦生活だったが、ち、ちょっと待って、、、Pool F は確か、、、えーっ!? ベネズエラ1次ラウンドで敗退!? あ、あり得ない、、、。

やってくれたな、女子に続いて。ひょっとして、女子より酷いグループ分けかも(正直、男子はあまり気にして見ていなかった)。
Pool A: 日本、アルゼンチン、ポーランド、中国、エジプト、プエルトリコ
Pool B: ブラジル、フランス、ギリシャ、キューバ、オーストラリア、ドイツ
Pool C: イタリア、アメリカ、ベネズエラ、ブルガリア、イラン、チェコ
Pool D: セルビア・モンテネグロ、ロシア、韓国、カナダ、チュニジア、カザフスタン

明らかに Pool B と Pool C のレベルの高さが際だつじゃないか! 要するに Pool F にレベルの高い国が集まるように仕組まれているわけだ(女子と同じく)、、、これならベネズエラが敗退しても仕方がない(納得は出来ないが、、、)、ベネズエラが Pool A に入っていれば、ポーランド以外には恐らく楽勝だろうに。
しかも、Pool A に入った国は、用意周到に選ばれている、、、
・アルゼンチン:1999年ワールドカップで全日本が勝った相手
・中国:アジア勢の中で最近全日本が相性の良い相手
・エジプト:アフリカ勢の中で全日本が負けたことのない方(つまり、2003年ワールドカップで負けたチュニジアじゃない方)
さすがに、ポーランド1チームぐらいは入れざるを得なかったのだろうが、それにしても他の Pool に比して、ヨーロッパ勢が少ない(因みに Pool D もセルビア・モンテネグロとロシアの2チーム、Pool B と Pool C は3チームずつ入っている)。実にわかりやすい、、、。

先ほど、地上波の全日本男子の試合を見たが、如何せん朝からずっと、Pool F の試合を4試合も立て続けに見ていたもので、カナダのバレーのレベルの低さに、見る気が失せた(因みに私は、男子に関しては別に「非国民」であるつもりはないことを、断っておく)。後日また詳しくアップするが、Pool F のブルガリア・ブラジル・フランス・ドイツ・イタリアあたりとは、あまりにもレベルが違いすぎて、、、お話にならない。

女子同様、皆さんには是非 Pool F の方の試合を観戦することをお勧めする。

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2006年11月19日 (日)

世界バレー(女子)MVP選出の真相

この件については、各方面から予想通りの大反響・非難轟々の嵐だが、昔からバレーを見続けている「変人」としては、「またか、、、」と思うだけのことだ。

しかも、この件がTBS主導で行われたこと、と思われる方も多いだろうが、昔からバレーを見続けている「変人」としては、むしろJVA日本バレー協会及び、そのJVAの資金に「おんぶに抱っこ」のFIVB主導だろうことはうすうす予想が付いた。

いつも閲覧させていただいている「Fair Judgement Blog」より引用
(いつも試合会場で、実は、あの(ラインズマンの)方が管理人さんかな? などと想像を勝手に膨らませております)

ただ、MVPを選出する際に、1位~4位チームからの選出を希望していたことだけが、TBSの唯一の救いかな(ってこれも完全に裏話じゃん!)。

ちなみに、竹下選手がMVPだと決めたのはFIVBであり、TBSは最初反対していたそうです(結局丸め込まれたようですが…)。
FIVBのアコスタ会長は、竹下選手を有能なプレーヤーとしてものすごく評価しているようです。だからこそ、今回のMVPとなったようですが…でも優勝したのはロシアですし、どう考えてもロシアからMVPが出るのが普通です(本当に記者投票したのか?って感じ)。

日本がある程度「そこそこの順位」に留まっていてくれるのが、FIVBとしては最も好都合なのだろう。だから日本で世界大会を開くのも大歓迎だし、率先して日本に有利なグループ分けや試合順変更を行う。それだけの優遇をしてもオリンピック出場が危ぶまれる事態になると、オリンピック最終予選までも日本で開催する配慮する、、、。そこまでしてもオリンピックに出られない程に、世界レベルから引き離されたのが全日本男子、、、。

しかし、全日本男子が(事実上)初めてオリンピック出場を逃した1996年から、丁度今年で「10年」を迎える、、、。男子バレーを約10年遅れて、着実に追いかけている現在の女子バレー界、、、即ち、私の言いたいことはわかりますよね? 皆さん。

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2006年11月13日 (月)

大阪市中央体育館 こぼれ話

前日は、朝早く起きれずに第1試合の途中からの観戦となったが、その分第2試合(ドイツ - ブラジル)を見てすぐに帰って体力を温存したため、ロシア - ブラジルの大一番には余裕を持って間に合うように朝早く起きて、試合開始の30分前には会場に辿り着いた。

辿り着いたのだが、、、当日券売り場に並んだのはいいが、、、な、なんという要領の悪さだ! 試合開始が迫っているというのに、窓口を一つしか開けないで、指定席希望と自由席希望とを分けて買わせないものだから、まぁ時間のかかること! 結局いつもどおりエンド側の指定席を買って、席に辿り着いたのはまさに試合開始の瞬間。前日よりも明らかに客が多かったこともあり、私がチケットを買えた時点でまだまだ後ろに長蛇の列が出来ていたので、恐らく余裕を持って会場に辿り着いたのに、試合開始から見られなかった方がたくさんいらっしゃったはずだ! 全くいい加減にしてもらいたい! Bサイトなんかに客は集まらないし、そもそも集めようともしていない、、、それがバレー狂会(失礼、バレー協会)の思惑なのだろう、、、こんなに客が来るとは想定していなかったのではないか?!

まぁ、ともかくも何とか大一番の試合開始には間に合ったのだが、ロシア - ブラジルに限らず、全ての試合(第4試合はさすがに帰りの時間のこともあって、見なかったが)が何とも見応えがあった! 第1〜3試合の6チームと、Pool E の上位2チームを合わせた8チームが、実質的なベスト8と言っても過言でないだろう。それくらい Pool E と Pool F には差があると感じる。それを目の前で生で見てつくづく感じた。

さすがに、中身が濃すぎて、今からでは書ききれない、、、というわけで、試合の内容については、もう少しお待ち下さい m(_ _)m
因みに、ロシアは決勝を見越してなのか? リューバを使う様子は微塵も見せずに試合を終えました。

吉田敏明新監督が会場入りしているという噂もあったが、それは確認できず。フランシー・セリンジャー(父)さんがいらっしゃったのは当然のこととして、今日も島崎さんが観戦にいらっしゃいました(今日はJTの江藤選手と)。また、今大会の公式スポンサーを務める、とあるVリーグ女子チームが、監督・コーチをはじめ、選手・今年で引退となった選手も含め、勢揃いでいらっしゃいました。

p.s.: オランダが中国を逆転で破ったことで、遂に(!?)実現することになりましたね、セリンジャー対全日本(爆)

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2006年11月 4日 (土)

グリーンアリーナ神戸 こぼれ話

今日の会場でのこぼれ話をいくつか、、、。

・元パイオニア・レッドウイングスの「シマ」こと島崎みゆきさんが、同じく元JT・マーヴェラスの森山淳子さんと一緒に会場入り。入るなりすぐにセリンジャー(父)さんに挨拶。その後、元チームメイトのフランシーと楽しく談笑してらっしゃいました。

・フランシーは元気です!! あれだけ辛い試練を乗り越え、バレーの世界に戻ってきただけでもすごいことなのに、以前と全く変わらない(心の中はそうではないのでしょうが)笑顔でファンにも対応していましたし、以前と全く変わらない様子で、島崎さんにもどんどん話しかけていました。それにしても、フランシーってホントに日本のファンに愛されてるんだなぁと感心。だって、これまで日本で開催される国際大会で、会場全体が一体となって外国勢の応援が繰り広げられるって、ブラジルしかあり得なかったと思うんですが、、、今日のグリーンアリーナ神戸に詰めかけたファンの大部分がオランダを応援していたのは間違いなく、それがフランシーの影響であることも間違いないでしょう。

・セリンジャー(父)さんは、どうやら日本語もペラペラなようです。よく「日本に10年以上いるくせに、ろくに日本語もしゃべれない」とかいう批判がありますが、真相はそのようです(ある情報筋による、確かな情報です)。

・公式パンフレットを見ての感想、、、カザフスタンの選手って、みんな「その筋」の人達なの?(爆) 是非、公式パンフレットをご覧下さい! 多分私の気持ちが分かってもらえるかと思います。

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2006年10月31日 (火)

ドミニカに勝っちゃったの!?

最近、人が変わったかのように、せっせと更新されているパイオニア・レッドウイングスのオフィシャルサイト。それによると、この土曜日に開かれた年1回の「ファンの集い」で行われた、ドミニカナショナルチームとの親善試合で、な、なんと、レッドウイングスがフルセットで勝っちゃった!? と。えーっ、「死のグループ」の Pool B に入ったドミニカは、どう考えても最初からエンジン全開でいかないと1次予選突破出来ないわけで、親善試合とはいっても開幕を数日後に控えたこの時期にいい加減なプレーをするはずがないだろうに、、、ホントに勝っちゃったのー? こんな事実を知らされると、本気で見てみたくなる、「全日本」と「パイオニア・レッドウイングス」の直接対決!(爆)

新外国人選手もドミニカのバウティスタ選手に無事決まったようで、まずは一安心。ナショナルチームでの活躍ぶりはもちろん、V1リーグ時代(東北パイオニア時代)に数年間助っ人を務めた実績がある選手なので、何より「山形で生活をした経験」がある点が、すごく安心感を与える。長年ブラジル女子を応援してきた私だが、今回ばかりはフランシーが復活したオランダとともに、ドミニカ応援モードに入りそうな気分、、、ま、いずれにしてもやっぱり「非国民」(爆)

因みに、遂に(と言うべきなのか何なのか、、、)マスコットの「ワシ君」の名前が決まったらしい、、、レッドウイングスの「RED」と「HAPPY」の組み合わせで「REPPY」らしい、、、
っていうか、あまりにも発表まで間延びしすぎて、もうすっかりそんなこと忘れてたよ、っていうのが正直な感想。別に決まった名前に異論はないけど、でも結局ファンの間では「ワシ君」って呼ばれ続けるような予感がしますが、、、

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2006年9月30日 (土)

フランシーも大好きな、、、

フランシーがVリーグで活躍できた一つの大事な要因に、「日本の食事、特に山形の食事に馴染んだ」ことが挙げられるのではないでしょうか? ここ数年、特に男子のVチームで、本来の力を発揮できない助っ人外国人選手が多い気がしますが(数年前の堺にやってきたネグロン選手や豊田合成のハリーことゴメス選手など、、、)、彼らはどうやら日本の食事が口に合わなかったとか。長いリーグ戦なだけに、食事はやっぱり基本ですからね。

地元メディアの報道によれば、フランシーは山形の「はえぬき」が大好物、とのこと。実は何を隠そう、この私も「はえぬき」に魅了されている一人なのです、、、。昨年山形を訪れたときに初めて口にして以来、すっかりそのおいしさの虜となり、何とか家でも食べられないかと、大阪にあるお米ギャラリーにまで出かけて行ったところ、運良く「はえぬき」の新米が売られていて、それを手に入れたことに始まり、、、今では当たり前のように毎日「はえぬき」を食べています。知らなかったのですが、山形産の「はえぬき」って、魚沼産コシヒカリと並んで、日本穀物検定協会が認定する食味ランキングにおいて特Aランクを10年以上連続でとり続けているのだそうで(10年以上連続は山形産の「はえぬき」と魚沼産コシヒカリのみ! だそうです)、その割には全国的には随分知名度が低いような気がしますが、、、実際その辺の知名度の問題なのか、コシヒカリと比べると随分値段もお手頃です。おいしいごはんが食べたいけれど、コシヒカリは高くって、、、と思っているあなた、是非山形産の「はえぬき」をお勧めします!

因みに、お米ギャラリーには「ごはんぢゃワン」という専属(?)キャラクターがあって、なかなかかわいいんです、これが(こちらを参照)。

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2006年9月29日 (金)

フランシーを探しに、、、

フランシーを探し、はるばる行ってきました、オランダまで、、、
                                                                                                                                                                       
Dsc00519_3
                                                                                                                                                         


なーんて、実はオランダ、ならぬハウステンボスまで行ってきただけです。

フランシーは今頃どうしているのでしょうか?、、、パイオニアにどんな新しい助っ人外国人選手が来るのか、知る由もありませんが、どんな素晴らしい外国人選手が来てくれるとしても、フランシーほどレッドウイングス、そして山形の地を愛してくれた選手は、そうそう表れない気がします。そしてパイオニアファンがこれほど愛着を覚える外国人選手も、他にはなかなか表れないでしょうし、私たちファンはこれからも決して彼女のことを忘れないでしょう、、、。そして、彼女がいないとわかっていても、もうすぐ始まる世界バレーで、ついついオランダに目がいくに違いない私なのでした、、、。

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2006年9月 6日 (水)

現実逃避、、、

先週末から色々と忙しく、そんななかワールドリーグ3位決定戦・決勝、ワールドグランプリ岡山ラウンドと立て続けに放送があり、ビデオがたまりにたまっている、、、。こうなってくると、「バレーが好きだから」ビデオまで撮って見ているのかそれとも「見なければ、、、」という義務感でビデオを撮って見ているのか、なんだかわからなくなってきた(苦笑)

こんな時は、つい現実逃避に走ってしまう、、、そう、「世界のトップレベルのバレーを見なければ!」と偉そうなことばかり書いているが、「そう、私はやはりパイオニアが好きなのだ!」
そうやって、つい今年のVリーグの決勝3戦目を見てしまったりする、、、。あーっ、やっぱりユキがフォフォン(ブラジル女子の正セッター)にダブって見える、、、(その理由は、いずれ詳しく投稿する)。

そう言えば、吉田新監督の提唱する、地域密着のための試みとしての「リーディングブック」が実現したようだ。
公式サイトにも早速アップされているし、こちらでも取り上げられている。公式サイトに掲載されたユウのかわいさに目を奪われたが、故障で全日本離脱中のメグの元気そうな姿も見られて、まずは一安心、、、。

地域密着も大事なんだけど、ただ、山形以外のファンにはちょっと冷たい気もするけどね、、、公式発表はいつも遅いし。ファンクラブブログも止まっちゃってるし、、、。

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2006年8月28日 (月)

離婚したの?!(ワールドグランプリ 日本-ロシア)

久々に、リューバ(シャチコワ)のプレーが見られてうれしい限り。
選手紹介で、ソコロワと旧姓で紹介されていたんで、「え!? ひょっとして離婚!?」と思いきや、さすが三宅アナ、直後に丁寧に「結婚してシャチコワと名前が変わっていましたが、離婚してソコロワに戻りました」と解説してくれた。なるほど、と納得。アテネではメダル獲得のために急遽ナショナルチームに呼び戻された(現役復帰?)、という感じだったが、ひょっとしたらこれでもう少し長く彼女のプレーが見られるかも(笑)

それにしても首をかしげたくなる今日の日本の戦略、、、。試合が始まってからずーっと、ひたすらサーブでリューバ狙い。何考えてんの??? と思いきや、またまたさすがは三宅アナ。直後に丁寧に「ソコロワをサーブで狙うように試合前から指示が出ているようです」と解説。なるほど、とこればっかりは納得できない! 「は!? 意味がわからん!」

ご存じない方もたくさんいらっしゃるかもしれないが、リューバ(シャチコワ・ソコロワ)と言えば、恐らく女子バレー史上で最も素晴らしいプレーヤーだと言っても過言でないと私は思っている。彼女が最も脂ののっていたワールドカップ1999での活躍ぶりは、ワールドカップレポ(詳しくはこちら)に書いたとおりであり、何よりも「スパイク賞とサーブレシーブ賞のダブル受賞」という燦然たる記録が物語っている。その彼女を敵に回して、彼女をサーブで狙うなんて、、、あまりにも浅はかすぎる。そういった指示を出すベンチもベンチなら、それに何の疑問も感じない選手も選手である(まさか、彼女のことなんか知らなかったなーんて、全日本に選ばれているような人間にはそんな言い訳が通用するわけがない!)。世界の舞台ではしばらくブランクがあったとはいえ、実際今日のロシアの戦いぶりを見ていても、彼女がゲームを組み立てているのは手に取るようにわかる(サーブカットの要であり、チャンスボールもリベロではなく、彼女が取りに行く、、、リベロに任せるときは彼女がリベロに指示を出す)。

実力で負けること対しては別に、厳しいことを言うつもりはないが、今日の全日本の負け方はそれ以前の問題である。

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2006年8月26日 (土)

明日は久々に!

ポーランド戦は見ていて飽きてしまった、、、。だってセッター「へったくそ」なんだもん!
「女子バレー三昧」の記事を見て納得。
それにしても、フジテレビはポーランドを「欧州王者(ヨーロッパチャンピョン)」と強調しすぎである。だいたいポーランドがヨーロッパ選手権で優勝しているのは、大事なオリンピックの年ではない。しかもワールドカップ2003の時は、各国チームの宿泊していたホテルで食中毒が発生し、たまたま食中毒の発生しなかったホテルに宿泊していたポーランドとトルコが優勝・準優勝に終わったのは有名な話(のはず)。さらには、今年はポーランドがこの時期に気合いが入るわけがない。それは世界バレーの予選グループの組み合わせを見ればわかる。

Pool A: 日本、韓国、ポーランド、ケニア、台湾、コスタリカ
日本が入る「無風区」にポーランドは入っている(TBSによって日本の対戦相手として「選ばれた」と言った方が正確か?(苦笑))のである。かたや、、、
Pool B: 中国、ロシア、ドイツ、ドミニカ、メキシコ、アゼルバイジャン
ここは、ドイツの予選敗退もあり得るという、とんでもないグループ、、、長年バレーを見続けている人間としては「またか」といった感じだが、公平な抽選が行われているとはとても思えない、、、。結果として、今回のワールドグランプリでは、このグループの各国が本気を出してきているようだ(ドミニカはブラジルをフルセットの戦いに追いつめている)。

すでに気づかれた方もいらっしゃるかもしれないが、いつのまにやら(多分5月から?)このブログにもカウンターがつけられるようになっていたらしく、5月からの分だけアクセス解析も(管理者は)見られるようにココログの機能もヴァージョンアップされていた。ワールドグランプリが始まって以来、アクセス数が飛躍的にアップしており、世間の注目は集まってるんだなぁと実感。秋にはさらに世界バレーもあるため、さらにバレー熱が高まるだろうと思う一方で、今のマスコミの取り上げ方を見ていると、全日本女子の世界での「本当の位置」を見失ったファンがどんどん増えるんだろうという、いつもながらの不安に襲われる。

明日は久々に、リューバ(シャチコワ)のプレーが見られることが楽しみな私。すっかり非国民路線に入ってしまいそう、、、。

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2006年8月 9日 (水)

『ばれにゅ☆どっとねっと』に、、、

『ばれにゅ☆どっとねっと』に、『世界バレー公式ブログ』のとある記事に対する、大変ごもっともな意見が書かれていた。

Yahoo!ブログ - 世界バレーTBS公式ブログより引用

世界バレーで同じA組に入るポーランドが相手なだけに、
何としても勝ちたかった一戦でしたが、
世界ランキング上位チームとも互角に戦えることが証明されました!


互角に…。管理人はまだビデオを見られていないんですが、(中略)「スコア的には互角に見える試合」が生まれる可能性はあるんでしょうけど。
公式ブログとかで、あまりこういった軽々しい発言はしないで頂きたい。

まったくその通りだ! これは、何もバレー中継が上手などとお世辞にも言えないTBSに限ったことではなく、ダントツにバレー中継が上手く、アナウンサー陣もバレーをよく知っているフジテレビにも言えることだが、どうしてテレビ局は、日本があたかも強いかのような誤解をさせるような報道をしたがるのか? まぁ確かに、日本が強い方が視聴率はいいだろう。視聴率を上げるためには「日本が強いかのように」錯覚させるのが手っ取り早いのかもしれない。しかし現実は「結果」という形で必ず表れる。変に期待だけあおっても、かえって失望感が増すばかりで、固定ファンにはならないだろう。そうやって毎年毎年にわかファンばかり増やして、「本当の(=日本が強い弱いにかかわらず、バレーボールそのものが好きな)」ファンはテレビから離れていく(それが、「バレーを見るファン」と「バレーをやるファン」に分かれてしまう一因にもなっている)。そのため、テレビ局は大きな大会があるたびに、ますます「にわかファンをあおるような」報道をする、、、。要するに悪循環である。
(因みに、確かこの『世界バレーTBS公式ブログ』は、TBSの人間が書いているわけでなく、一般人に「特派員ブロガー」として記事を書いてもらっているはずなので、正確に言えば「TBSが報道している」のではなく、「TBSが都合のいい記事を選択して載せている」というのが正確だろう。)

やはり「本当の」ファンなら、世界のバレーを見るべきである。現在のラリーポイント制の下での「互角な」戦いとは、「20点以降の競り合い」の中から「セットをもぎ取る」ことを指す。いくら30点以上のジュースの戦いを繰り広げても、セットを取らなければ「互角」ではない。20点取れずに負けるセットがあるようでは「完敗」と言ってよい。世界の強豪同士の試合を見ていれば、そんなことはすぐにわかるはずである。

そして、「互角でない」戦いぶりを示している現在の全日本男子に対して、何も恥じる必要などない。日本はどうしようもないほど「弱い」のである。今や高校生クラスの大会では、日本はアフリカ・中近東勢にも全く歯が立たない。「こんなはずじゃない」とか「何と情けない試合を」とか思っているところからは、真の全日本強化策など生まれるはずがない。いい加減に「ミュンヘン組」は追放して下さい、協会から。

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2006年6月26日 (月)

ビデオが!

無事かえってきた。

ヨドバシの5年間延長保証に入っていたおかげで、修理代はヨドバシのポイントとして貯まるらしいから、まぁいいかっ。案の定、修理し終わって持ってきてくれたメーカーの方に言われちゃいました、「えーっと、まぁ、消耗品ですね」・・・。まさにその通りだ、返す言葉もございません。まぁよく動いてくれてるもんねー、録ったテープも溢れかえってるし。

幸い、黒鷲旗の再放送にはぎりぎり間に合った、、、って、結局何の反省もなく、早速酷使し始めている私って。

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2006年6月 9日 (金)

お詫び

例の問題の解答の続き、さらに黒鷲旗のアップが遅れているますが、実は、、、

5月末までに、仕事上でどうしても提出しなければならなかった書類の作成に追われていた、その負荷にパソコンが耐えきれなかったのか? パソコンの動きがおかしくなってしまい、ようやくそれからも立ち直ったかと思いきや、今度はいつの間にやら、ビデオが壊れてしまっていたことに気づかされ、現在ビデオを撮ることが不能となってしまった

のでした、、、。
ということで、ブログの書き込みもようやく可能な状態に修復できたばかりなのです、はい。申し訳ありませんが、もう少しお待ちください。

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2006年5月 6日 (土)

新監督決定

セリンジャー監督の後任が無事決定したようだ。

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/ballsports/news/20060506-OHT1T00093.htm

正直安心した。セリンジャー監督はVリーグ優勝という結果を残して勇退するわけであるから、チームの更なる前進の為には、後任監督はセリンジャー監督の理念・戦術を基本的には引き継ぐことの出来る監督でなければならない。そうなると正直、候補は絞られるはずである。吉田敏明氏は、セリンジャー監督がアメリカ女子ナショナルチームの監督を務めていた時期に、彼のもとでアシスタントコーチを務めた経験の持ち主であり、自身の著書『壁は破れる。』の中でも、セリンジャー監督の指導方法に影響を受けたことについて記している。そして何より、日本人として初めて、アメリカ女子ナショナルチームの監督を務めた方であり、世界の現在のトップレベルのバレーを誰よりも肌で感じている一人と言えよう。恐らく、彼のことを知っているパイオニアファンの方なら「彼しかいない」と思ったであろうし、私も気持ちは同じだった。せっかくすぐそばに住んでいるのだから、彼の現在の勤め先であるびわこ成蹊大学にまで出向いて、頭を下げようかと思ったくらいだ!(よけいなお世話?!)

ただ、このうれしい知らせが届くのとほぼ同時に、非常に心配な知らせも届いてしまった、、、。フランシーの病気の件である。ファンとしては信じたくないが、事実であるならば今は治療に専念してもらって、必ずまたパイオニアのユニフォームを着て活躍する彼女の姿が見られるように祈りたい。

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2006年4月17日 (月)

拝啓:セリンジャー監督

ついにこの日が来てしまったのですね。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20060417ie01.htm

あなたの国内外を問わず、また男子バレー・女子バレーの違いも問わない、あまりにも輝かしい実績は、ここであらためて触れるまでもありません。そして、あなたが恐らくは理想とした「パワーバレーボール」は、今年のVリーグのパイオニア・レッドウイングスの選手達によって、見事なまでに体現されましたね。あなたが教えた高いバレー理論を完全に理解し、試合の各局面で監督の指示なしで選手達自身が、相手の戦術に対してどういう戦術を採れば最善か? を判断でき、かつそれを実行できる。これこそが、今年の久光製薬とパイオニアの決勝戦の勝敗を分ける「紙一重の差」でした。
寺廻監督時代の全日本男子が、シドニーオリンピック最終予選で日本男子バレー史上過去最高レベルのバレーを展開しても、それでも世界には全く歯が立たなかった現実を目の当たりにして、ものごころついて以来初めてバレー熱が鎮火してしてしまっていた私を、もう一度バレーの世界に呼び戻してくれたのはあなたのバレー戦術以外の何物でもありません。最後となるであろう日韓戦と黒鷲旗の采配を、じっくりとこの目に焼き付けたいと思います。そして、最高の形で締めくくって、是非「お疲れ様でした」と言わせてください。

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2006年3月25日 (土)

や、やられた〜

そ、そう来たかっ! と思わずつぶやいてしまった、、、。
パイオニアファンの方なら、もうご存じでしょう。『ファンクラブ事務局ブログ』でいち早く紹介されましたし、『ばれにゅ☆どっとねっと』にも取り上げられましたね。

「パイオニア・レッドウィングス」のサイトにて、パイオニア オンラインで優勝記念セール実施中であることが告知されています。

Vリーグの表彰式をみて、多分あのTシャツはファンクラブの会員にでも抽選で配られるんだろう、なぁんて思っていたら、、、そ、そう来たか! まぁ確かに自他共に認める熱狂的パイオニアファンでありながら、パイオニアの電化製品はほとんど買ってないもんなぁ、、、気持ち的にはVリーグ優勝記念で、次世代DVDのBlu-rayレコーダーがパイオニアから出たら買おうとは思っていたけど、、、こうなったらキャンペーン期間中のうちに何か買わないといけないかなぁ、やっぱり、、、あぁ、こうやってどんどん出費が増えていく、、、完全にやられている(苦笑)

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2006年3月19日 (日)

決勝戦〜久光製薬-パイオニア(その7)

後日の再放送のフジテレビ739の放送を見た。第3戦の第3セット、19−18ぐらいの場面から解説の中田久美さんは試合が終了する29−27まで、実は一言も(!)しゃべっていない、、、。もちろん緊迫するゲーム展開であったため、解説者も食い入るように見入ってしまった、と言えばそうなのかもしれないが、やはりテレビ中継の解説としてはまずいと思う。

今年の決勝は、戦術的に完全に男子バレーの領域に入っていた。正直言って、そろそろVリーグ女子の試合の中継も、女子バレーしか見ていない(と思われる)関係者が解説するのは限界がきているのではないかと思う。今年の決勝を解説できるとすれば、男子バレーを普段から見ている、あるいは世界のバレーを実際に解説している関係者でなければ、難しかっただろうと思う。具体的に名前を挙げれば、ヨーコ・ゼッターランドさん、あるいは杉山明美さん、そうでなければ、男子バレーの関係者にやってもらうしかないように思う。だからと言って、久光の先野選手ほどの有名な選手を知りもしないで試合が終わるまで「矢野選手」などと呼び続けるという、明らかに選手名簿などの資料を読み間違えたとしか思えないような失態を演じた男子バレー関係者にはやってもらいたくないが(あぁー、書いちゃった!(爆))。

もう一つ言いたいのは、私も会費を払っていて、このサイトからもリンクを張っている「JSVR バレーボール学会」について。バレーボールの普及と発展のために研究しようというのなら、なぜよりにもよって国内の最高レベルの大会であるはずのVリーグの決勝戦の行われる土日に、年に1回の総会を開くのかなぁ?! こんな素晴らしい決勝の対戦を目の前で見ないで、何を研究するというのか? これでは現実にそぐわない、机上の空論について研究していると言われても仕方ないと思う。大いに反省してもらいたいものだ。

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2006年3月 1日 (水)

決勝前に、ちょっと休憩、、、

何となく、ネットサーフィンしていたら、こんなブログを見つけた。

knowledge kingdom

管理人の方は、バレー経験者ではないようだが、そうとは思えないしっかりした試合分析がなされていて、とてもうれしい気分になった。あぁこういう風に試合を見れるファンの方が増えてくれれば、バレーはもっともっと「本当の意味で」人気スポーツになれると思う。

なぜかまったくよくわからないが、バレーボールというスポーツは、ファンが大きく2分されている。「バレーをやるファン」と「バレーを見るファン」である。他のスポーツは多分、プレー経験もある熱狂的ファンというのもいると思うのだが、バレーの場合、どういうわけか? プレー経験者はほとんどバレーの試合、特にトップレベルのバレーの試合を見ようとしない。一方の熱狂的観戦ファンは、大抵プレー経験のないファンである。日本のバレーが世界のトップレベルから水をあけられるようになってしまった背景には、少なからずこれが影響していると思う。よく、他のスポーツのファンから、「バレーなんて、ミーハーファンばっかでしょ」という偏見で見られてしまうのも、当たらずとも遠からずで、確かに会場に観戦に来るファンの多くはプレー経験のないファンで占められていて、戦術まで理解できるファンは残念ながら少なく、メディアの影響などで一時的ブームが定期的には起こるが、人気は定着しないから、バレーをやりたいと思う人はあまり出てこない。その少ない「バレーをやろうという人」はなぜか? バレーを見ようとしないから、国内の競技レベルは高くならない、、、。この悪循環を食い止めるためには、やはり(きっかけはミーハーで構わないから)バレーを見ようという気になってくれたファンが、さらにバレーが面白くて仕方ないと思えるように、「戦術を見れる」ようなファンに育てる必要があると思う。そう思ってこのサイトを昔始めたわけだが、そういう意味で、今日紹介したようなブログが出てきてくれたことは、とてもうれしい。

なんて、偉そうなこと書いてるけど、実はただ、初めてトラックバック機能を使ってみたかっただけだったりする私、、、(爆)

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2006年1月24日 (火)

JT-パイオニア(おまけ)

因みにこの試合、JTは2セット目・3セット目に、明らかなアウトオブポジションの反則をしていました。

9番の宝来選手がサーブの際、後衛には14番の高木選手と5番の菅山選手がいましたが、ローテーション順で言うと、14番がバックレフトで5番がバックセンターだったので、サーブが打たれる瞬間には、高木選手がレフト側・菅山選手がライト側にいないといません(B級審判資格を持つ、私のチームメイトに確認済み)。しかし、思いっきりその逆に位置していました。まぁ、主審が見逃さずに反則ととっていたとしても、試合の結果には関係なかったと思いますが。多分、普段と逆で、菅山選手をレフトに、高木選手をライトにおいたために、いつものくせで当事者の2人自身も気づかずにミスをしたんだと思います。私が気づいたのも、この2人のポジションが逆になっていることに気づいてからなんです。家に帰って、公式記録を見ると、2セット目から2人を入れ替えたことがわかって、その上でGAORAの放送のビデオを見返すと、2セット目からアウトオブポジションをしています。

興味ある方は、後日再放送もあるので、見てみてください。

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2006年1月21日 (土)

やっぱり変わってなかった、、、

数日前の宣言(?)どおり、姫路まで行ってきました。
うん、寺廻監督、あなたのことは尊敬していますが、ダメです、もう今年は。久光戦の公式結果を見て、「ひょっとして」なんて期待を抱いた私がバカでした。今日の武富士戦、サーブカットからのスタートで、竹下選手をバックライトからスタートしたのを見て、かつ、サーブカットフォーメーションが旧態依然としたWフォーメーションに戻っているのを見て、あぁ、ダメだ、と確信してしまいました。まぁ谷口選手が故障してしまったことで、諦めたのかもしれませんけど、バレースタイルをむしろ以前のスタイルに戻してしまうなんて、それじゃぁ完全に守りに入ってるだけじゃないですか〜。やっぱり相手を見ている余裕なんて、まだ無かったんだなと感じました。そしてやっぱり予想された結果でした。ほぼ4強入りは絶望でしょう。それをいい意味で吹っ切って、新しいバレースタイルを追求して欲しい、そう願います。明日のパイオニア戦、頑張って下さい。

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2006年1月 9日 (月)

拝啓:寺廻監督

あなたが、JT女子の監督に就任されたと伺ったとき、正直驚きました。確かに「バボChannel」での発言からして、多分あなたが現場復帰されるとしたら、今度は女子の世界なんだろうなぁと、うすうす感じてはいました。しかし、「どうして、よりにもよってJTなの?」という疑問が沸いたのです。

あなたが、理想とするバレー像は、これでもあなたのことをもうかれこれ10数年も見続けさせて頂いているものとしては、ある程度はわかっているつもりです。それを竹下選手を中心としたコンビネーションから繰り出そうとしていることは、よくよくわかります。でも、そのために何より必要なことは、正確なサーブレシーブであることは、誰でもないあなたが一番よくわかっているじゃなかったんでしょうか?よりにもよってJTを選んだ(勿論、選んだというわけでなく、監督要請をうけたのがJTだった、というだけのことなんでしょうが)なんて!?あなたの頭の中にも、やっぱり「女子バレー=拾って繋ぐバレー」神話があったとしか思えません。菅山選手のイメージが強すぎたのでしょうが、はっきり言って今の日本の女子バレーの世界では、男子バレーよりも遥かにサーブレシーブ能力は劣ってます。

去年のJT女子は、はっきり言って、ただのオーソドックスなオープンバレーでした。竹下選手がセッターでいる必要性があんまり感じられない、そういうチームでした。そこから脱皮すべく、両サイドを中心に早い平行を練習していたんだろうということは、特にラリー中、リードブロックで3枚ブロックを跳んで、ワンタッチをとった後の切り返しの場面で、ライトからの早い平行を谷口選手が打っていることからもよくわかります。でも、その前に、つまりラリーに持ち込む前に、サーブカットからの攻撃の場面で、同じことが出来なければ、まずそもそも20点前後の終盤の接戦に試合を持ち込むことすら出来ません。結局サーブカットが乱れて、無理にそれでも練習してきた両サイドの早い攻撃を繰り出そうとしても、去年までオープンバレーしかしていなかったチームには、対応できるはずもありません。去年はカットが少々乱れても、どうせオープンバレーでしたから何とかなりましたが、、、。

だから、私としては、別にJT女子の今年の低迷も、別に意外でも何でもありません。でも、あなたの方向性は「間違ってる」とは思いません。正直あれだけメンバーが揃っていて、去年は本来「NECとJTの2強」の闘いでなければおかしかったのです。それが結果的には、最終戦で辛うじて4強に滑り込むほどに負けが込み、決勝リーグでも、吉原選手が本調子になく、斎藤選手という大きな穴のあったパイオニアに、完膚無きまでに打ちのめされ、4位に終わった、、、。一柳監督の更迭は当然でしょう。あなたのチームが生まれ変わるためには、その方向でやはり強化しなければならないんです。でもそのためには、もう少し時間が必要でしょう。私の今の望みは、JTのチームフロントが、目先の結果だけを期待するのではなく、長期的視野に立って、本当の意味での強いチームを作ることを期待していること、及び、一柳前監督を慕って集まった選手の多い印象のある今の選手達が、あなたのことを本当の意味で信頼し、「この戦術でやっていけば、必ず勝てるんだ」と信じてくれること、そう、丁度去年の東レ男子の矢島監督のように。

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2005年9月 3日 (土)

ブログはじめましたでぇ〜

約6年のブランクを経て、suis annex に新たなコーナーを設けました。ついにブログなんぞに手を出してしまいました! まだ使い方もわかってない部分もあって、とりあえず一般公開までは、ぼちぼちと更新していきたいと思いますが、慣れてくれば、特に今年はVリーグ始まって以来初めて(!)こんなにテレビで(CSですが)放送されるわけなんで、仕事の合間を縫って出来る範囲で観戦レポをお伝えしたいなぁと思っているところですので、それまでお待ち下さいね〜。

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