人生4回目の入れ替え戦
残念ながらSun GAIAのプレミア昇格の夢は、2011/12シーズンには叶いませんでした。
個人的に「入れ替え戦」は過去に、自分の現役時代に2回(1昇格1残留)、(東北)パイオニアのファンとして1回(昇格)経験しています。その独特の雰囲気も、よく知っているつもりです。
というわけで、個人的に4回目の入れ替え戦に臨んだわけですが、2日目の試合が大分三好のストレート勝ちに終わった瞬間に味わった、放心状態というのか何というのか・・・こういう感覚を味わったのは、長くバレーボールに携わってきたこれまでの様々な経験を思い返してみても、記憶にありません。パイオニアのプレミア優勝や黒鷲での優勝の瞬間も、逆に苦杯をなめて準優勝に終わった瞬間もしっかり覚えていますが、同じような気持ちになったことはありませんでした。
自分自身がプレーしているわけでも、スタッフとして働いているわけでも何でもないのに、ここまでの気持ちになった自分が自分でも不思議です。
初日に3-1で勝利したからと言って、別に油断したわけでも、慢心があったわけでもありません。ただ、大分三好の2日目の戦いぶりは、初日のそれとも、数少ないながらに見たシーズン中のそれとも、全く違っていました。あたりまえのことですが、負けるわけにいかない試合に負けたプレミアのチームが、同じ戦いをしてくるはずはないのです。そんなことは普段、世界のトップレベルの試合を散々見て、いつもいつも「あたりまえ」だと思っていたことですが、それは目の前の戦いでも同じことだったのです。
チャレンジャーであるSun GAIAとしては、初日に勝っているからこそ、対策してくる相手より先に仕掛けなければならなかったのです。悔しいですが、完敗でした。
そういう冷静な目で見ていながらも、柄にもなく応援席で声を上げて応援し、「もっと盛り上がろう!」と応援団席に向かってアピールする加藤選手に応えようと、応援団長夫妻に「陽一コール」をしよう! と提案する自分がそこにいました。3セット目にようやく出番が訪れて、重苦しいムードを切り裂いてくれた和井田選手の渾身のスパイクに卒倒しそうでした。試合が終わった後、1階席で見てらっしゃった知り合いの方に「荷物番してるので、動けないので・・・」と連絡して、わざわざ2階席まで(いったん体育館の外に出て)来て頂いたのですが、冷静に考えると放心状態過ぎて、自分がただ動けなかっただけなのかもしれません。この場を借りて、スミマセン(汗、、、。
こういう体験を「Sun GAIAのサポーターとして」させてもらえたこと・・・再び「入れ替え戦」という、一種独特の緊迫した雰囲気の舞台に連れてきてもらえたこと・・・ただただそのことに、Sun GAIAの選手の皆さんに感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうーーー!
(でも、やっぱり悔しいよーーー泣)
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