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2010年7月25日 (日)

バレーボールファンのみなさん、『バボCHANNEL』を見ましょう!!!

いきなりですが、最近twitterを始めました。

その昔、suis annexを始めた理由の一つは、バレーボールの情報・・・なかでもVリーグの情報、試合結果すら、一般のファンに手に入りがたい状況があったからでした。テレビのチャンネルを順繰りに変えて各局のスポーツニュースを追いかけても、当日のVリーグの結果はなかなか採り上げてもらえず、同じような辛い思いをしているファンがいるはずだと思い、電話代を自腹で払いながらVクラブのFAXサービスで試合結果を入手して、それをもとにサイトにデータをアップしていました。

同時期、恐らく同じ思いをしていたバレーボールファンの方々が、少ないバレーボールに関わる情報をネット上で共有しようと、次々に掲示板が立ち上がり、コアなバレーボールファンは次第に、ネット上の掲示板で情報を得るようになっていきました。時代が恵まれていたこともあって、選手の方々が掲示板に当たり前のように登場したりするような時代でしたから、ネット掲示板がバレーボールファンの主たる情報源かつ、コミュニケーションツールとして確立していきました。ネット利用者が爆発的に増え、その弊害も目立つようになると、今度は2ちゃんねるのような匿名性の高い巨大掲示板と、各自がある程度責任を持って情報を発信するブログへと2極化していきましたが、その過程においても、本当にバレーボールを愛する、そういう人間が何某かの情報を得ようとすれば、自分からそうやって行動する努力が必要だという状況が、一貫して続いたのです。メグ・カナブームに乗って、地上波でのバレーボール中継・関連番組が増えてからも、その状況は何ら変わることはありませんでした。

いやこれでも、一度は私も期待したのです。地上波はさておき、CSでワールドカップの全試合中継を行い、月1ながらバレーボール「専門」番組と銘打つ番組も放送してくれるようになったフジテレビに、本当のバレーボールファンが本当に求めている情報を少しは届けてくれるだろうと、そう期待していた時期があったのです。ですがその期待は、はかなくも消え去りました。地上波で繰り広げられるのと同様の薄っぺらな内容・日本バレー狂会に迎合する内容と、同局でのVリーグ中継の垂れ流し、、、いつしか、CSを契約するそもそものきっかけになったフジテレビとの契約を、何のためらいもなく解除してしまいました。結局、マスコミでバレーボールが採り上げられる機会がどんなに増えようとも、バレーボールの本当のファンが求めるような内容が、向こうから垂れ流しにされることなんて決してあり得ない、、、いつしか自分の中でそう、決めつけてしまっていました。

ところがtwitterを始めて、フジテレビのバレーボール関連番組担当プロデューサーが呟いてらっしゃる内容を実際に目にできるチャンスを得て、騙されたと思ってもう一度期待してみよう、と思ったのです。えぇ確かに、これまでも何度も何度も、騙されてきましたよ。でも、『Volleypedia(バレーペディア)』の編集に携わり、日本文化出版の中の人間も決して全員が腐っているわけではない、ということもわかりました。諦めずに、少しずつ伝えていけば、いつかはわかってもらえるはず・・・もう一度そう思えるきっかけになりました。テレビ局だって日本文化出版と同じはずだと思い、改めてフジテレビを再契約し、『バボCHANNEL』を5月(#100)・6月(#101)・7月(#102)と、連続してじっくり視聴しました。ご覧になってらっしゃらない方はまさか?! とお思いになるでしょうが、#100・#101・#102と回を重ねるごとに、着実に放送内容が変わってきているのです。間違いなく、『Volleypedia(バレーペディア)』に込めた私たちの思いは、フジテレビの一部の人間には伝わっているはずだと実感できました。

ただ、逆にここからが本当の勝負です。伝える側が変わろうとしてくれているのに、受け取る側がそれを「受け取ら」なければ、いつまで経っても日本におけるバレーボールのマスコミでの扱われ方は、今のまま固定されてしまうでしょう。今現状として、『バボCHANNEL』を欠かさず楽しみに視聴しているファンというのは、上述の状況とは無縁の生活をしているにわかファンの方かもしくは、ただの「選手のファン」でしょう。だって、今までのあんな薄っぺらい内容にも満足できて、チャンネル契約料を払ってきた方々なんですから。実際、先日の#102の『バボCHANNEL』の生放送中にスタジオに届いた視聴者からのFAXには、「内容が難しすぎる」という主旨の批判的なものが多かったようですが、そういった視聴者の方々が5年後・10年後に果たして、バレーボールを見続けてくれているかといえば、残念ながらそうではないはずです。この反響が決して、バレーボールファンの総意を反映したものではないということを、フジテレビにきちんと伝える必要があります。それこそが、5年後・10年後にバレーボール人気の定着に本当に繋がるはずです。

職場で「好きなスポーツは何ですか?」と聞かれて「バレーボール」と答えることに恥ずかしさを覚えてしまう、、、バレーボールを「スポーツとして」真に愛するファンが、そんな辛い生活をこれからもずっと送り続けなければならなくなってしまうのです。それは辛すぎますよね! バレーボールファンは、私も含めて、色々な意味で諦めすぎていると思います。そうならないために今こそ、バレーボールを本当に愛する皆さんは是非とも、もう一度『バボCHANNEL』を見てみましょう! そして、じっくり視聴した上で、「あぁやっぱり、この程度か、、、」と諦める姿勢を改め、「もっとこうして欲しい!」と訴えていきましょう!

えぇ、私は私で、日本文化出版に訴えていきます。今月号のp131-137の『バックアタックを意識とコンビに導入しよう』のコーナーが、いかに間違った内容なのかを、諦めずに伝えていきます。

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コメント

いやいや、まいりました。

バレーファンに中高年の世代が多いのは、7・80年代に比較的良質なバレーボール中継を見てバレーボールそのものの面白さを知った世代が、バレーボールがエンターテイメントのおまけになってしまった今でも競技を愛し続けてくれているからだ…というような切り口で、一発ぶちかまそうとしていたところでした。

バレーボールそのものが面白ければ、好きな選手がいなくなろうと、応援しているチームが廃部になろうと、バレーボールは楽しめる。
つまりバレーボールが面白いというファンを増やさなくては、いつまでもバレーボールファンの厚みは増さないよ…ってなまとめにしようかと。

今、中の人たちはともかく、周囲はいろいろ変化が見えて面白くなってきましたよね。
もっともっと仕掛けていきましょう。

投稿: kaz10000 | 2010年7月26日 (月) 00時44分

以前から拝読させていただいていましたが、初めてコメントさせていただきます。

私は、ケーブルテレビには加入していますが、フジテレビのオプションチャンネルには加入していないので、フジテレビの有料放送での試合は見れないのが現状です。FIVBのFIVB TVというコンテンツで海外同士の試合を見るのを楽しみにしていました。日本では滅多に放送されない試合なのに、ワールドグランプリのブラジル―イタリアの試合はフジテレビの有料チャンネルで放送されたため、その試合を見れません。
日本にも少なからず海外同士の試合を見る方が好きな方もいらっしゃると思いますし、その方々が必ずしもフジテレビの有料チャンネルで見ている訳ではないはずです。それにも関わらず、放映権の関係で見たいのに見れないというのはどうかと思います。

バレーボールを盛り上げるために、テレビ関係者にそういったところも考えてもらいたいですし、このブログからも日本バレー界にどんどん訴えて欲しいと思います。

投稿: 通りすがりのバレーファン | 2010年8月 9日 (月) 10時12分

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