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2010年6月13日 (日)

スパイク・スイングの分類(p36-37)

久々に更新された! と思ったら、『Volleypedia(バレーペディア)』に関するエントリーでした。本当に本当に有り難いです。

『千酔亭日乗』より引用


もう1つ強く感じたことは「写真が見づらい」ということ。例えば19ページ上の連続写真では、まず写真ごとの境が分かりづらく、かつボールが背景に溶け込んでしまって、よく見ないとわかりません。ボールの描く放物線軌道の頂点位置に関する説明写真で、ボールが見えにくいというのは正直いかがなものかと思います。45ページのリードブロックの連続写真もそう。ブロッカーがどのタイミングで反応しているか確認するには、ボールがはっきり見えていることが重要です。



編集委員があれこれ言うよりも、読者の率直な感想の方が恐らく、出版社には迅速に伝わるだろうということを、今回の編集作業の中で実感しました。何より、私たちが今回の出版で伝えたかった内容を、まず出版社が理解することこそが日本のバレー界に変革が訪れるための、第一歩なのです。


『Volleypedia(バレーペディア)』のp36-37に掲載されているコラム『スパイクスイングの分類』の連続写真ですが、コラム執筆者が書いているように本質は、バック・スイング(テイク・バック)での腕の動き方にあるのではなく、体幹の使い方にあります。ただ、その本質の理解に至るためには、現場に蔓延する様々な誤解や偏見を一つ一つ解いていった、その先にあります。同じように、例えば私が書かせて頂いた『"スピード"ではなく"テンポ"(攻撃における"テンポ"の概念)』も、当ブログで書いてきた『"スピード"ではなく"テンポ"』の内容のうちの、ほんの障りの部分しか説明できていません。日本代表チームが、練習中にストップウォッチを使ってテンポを計測することの愚かさに気づく日がやってくるためには、まずはストップウォッチを使わなくてもセカンド・テンポのパイプ攻撃 "pipe" と、ファースト・テンポのパイプ攻撃 "bick(back-row quick)" とを見分けられるようになる必要があります。それをどうやって見分ければいいか? その一つの観点として今回の『Volleypedia(バレーペディア)』でファースト・テンポを「セット・アップとほぼ同時に踏み切って打つ」と定義しました。『スパイクスイングの分類』の本質を理解するにあたって、編集部にもみられた誤解が解消された結果が、今月号(7月号)の『月バレ』の「一撃必殺奥義傳」のコーナーに繋がったわけです。『月バレ』に掲載される、プレーのテクニックに関するコーナーでの解説を、過去の有名選手や指導者でない人間が担当したことって、果たしてこれまでにあったでしょうか?



『バボちゃんネット』より引用


僕らスタッフやアナウンサーもただ今熟読中!


まあ一気には頭に入りませんけど…



『バボちゃんネット』、情報発信も早いし、幅広い情報(日本代表だけでなく、Vリーグ・・・チャレンジリーグの情報も)が発信されている様子です。
少しずつですが、何かが変わり始めているのかもしれません。
前回のエントリーでも書いたように、諦めることに慣れきってしまっている日本のバレーボールファンも、諦めることを少しずつ止めていくべきでしょう。

その第一歩として、どんどん『Volleypedia(バレーペディア)』に関する意見・異論・反論を、遠慮なくお願いします! 必ず出版者側に伝わります、いや、伝えていきます!

http://www.herikutu.com/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=672&forum=1&post_id=7563

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2010年6月11日 (金)

滋賀で開催されるというのに・・・

実は、この概要が発表された時点では、その事実に不覚にも気づいていませんでした。

2010V・サマーリーグ開催概要

『人生は上々だ』より引用


わざわざ間口を狭めてどうするの?と問いたい。 誰でも、気軽に見れるスポーツを目指して欲しいんですよ。

何処で試合をやろうが、遠征系のヲタは何処でも行きます。
バレーファンじゃないけど

「なんか、近くでバレーボールの試合があるみたいだよ?」

って興味を持った近隣の人とかは、今回の試合は見れないわけで。

・・・(中略)・・・

前回リーグで「ファン重視」のシーズンは終わってしまったのですかね。
「また観に来たい。」って思った人を選抜出来るほど、立派なことはやったの?と問いたい。


日本Vリーグ機構が掲げる「ファン重視」のビジョンは、『Volleypedia(バレーペディア)』の111ページにもはっきり明記されています。そういう視点に立って出した結論が、滋賀に住む私のような人間をバレーボールの試合会場からまるで排除したい、と言わんとばかりの今回の決定です。これは、『Volleypedia(バレーペディア)』の編集に携わった立場として、黙っているわけにはいきません!

確かに、実際問題として1日に350人の観客が、サマーリーグの予選会場に集まることは、ひょっとしたらないかもしれません。東レという、一企業の敷地内にある体育館で開催する手前、不特定多数の外部者が企業の敷地内に出入りされるのは困るという事情もあるでしょう。だからといって、抽選でもって1日の観客を制限するという結論を出すことが、「ファン重視」の視点に立っているとは絶対に思えません。日本代表チームの試合ではなく、しかも各チームとも若手選手が多く出場するような大会を見に行きたいと思うような、そういうコアなファン・・・純粋にバレーボールというスポーツそのものに魅せられたファンの数はできるだけ制限して、日本代表チームの特定の選手の肖像だけに興味があるような、にわかファンだけを増やしたい・・・そういうJVAの思惑が反映された形としか思えません。

『Volleypedia(バレーペディア)』を持って、是非とも試合会場へ足を運んで欲しい・・・そういう日本文化出版の思いも踏みにじった行為と言えるでしょう。バレーボールというスポーツそのものが好きで、時代が移り変わっていっても、日本代表チームが世界からどんどん引き離されていっても、それでもバレーボールが忘れられない、そういうファンが本当は大勢いることを私は知っています。今こそ私たちファンは、もっと声を大にして、自分たちの存在をアピールしてもいいのではないでしょうか?

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