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2010年3月 2日 (火)

優勝しましたーー! o(*^▽^*)o


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2月28日に舞洲アリーナで行われた、関西クラブリーグのトーナメント戦(3セットマッチ)で、見事に我がチームが優勝してくれました! ・・・えっと、「我がチーム」というのは正確ではないですね、「私が創設した」が正しい表現です。選手登録していた頃はいつのことやら・・・試合を見に行ったのも5年ぶりぐらいで、今やチームのメンバーの大半の、顔すら知らない状況です(苦笑)。

私がまだプレーしていた頃のチームキャプテン(当時はチームで最年少だったオポジット)はこの日は出場できず、彼の同学年で、現在プレイングマネージャーを務めている(この日はリベロで出場)後輩に、「今日は正セッターもいないんで・・・」と朝一番に聞いた時には、正直(メンバーの皆さん、ゴメンナサイ)それほど期待していなかったのですが、あれよあれよと勝ち進み、決勝を迎えました。


相手は、うちのメンバーよりは恐らく(失礼ながら)お年を召された方が多いものの、学生時代にはそれぞれに名門校でプレーをされてきたのであろうという匂いが十分感じられ、何より一つ一つのプレーが丁寧で、ミスをしてくれないチームで、何より堅実にサイドアウトを取ってくる、そういうチームでした。客観的には、どう見ても相手の方が格上。メンバーの一人が試合前に「あぁ、こういう、サーブレシーブ(レセプション)が上手なチームって苦手・・・」とつぶやいていた予感が、そのまま的中してしまったのが第1セット序盤。相手は、堅実なレセプションから速攻を意識的に使って、易々とサイドアウトを取っていきます。一方、うちのチームはレセプションを乱され、焦ったウイングスパイカー陣がミスを出して、序盤からじりじり引き離されていく展開。何とかラリーに持ち込んでも、向こうはウイングスパイカー陣がミスをしてくれません。ライン際に打たれたボールを、淡泊に見送ってしまう場面が続き、コート内に「あぁ、やっぱり(相手は)強いわ・・・」という諦めムードが漂います。こうなると、向こうは血気盛んにサーブを強気に打ち始めて、中盤から一方的な展開。ダブルスコアに近い点数で、第1セットを失いました。

スタミナには不安があるであろう相手チームとしては、フルセットに持ち込まずに決着をつけたいはずで、第2セットも序盤で引き離そうとしてくるはずです。そういう展開に持ち込まれないよう、サイドアウトを何とか取って食らいついていけるか? が鍵でしたが、「(勝てなくても)何とか食らいつこう」という闘志を、メンバー全員が見事に見せてくれました。レセプションが多少乱れても、アタッカー陣が何とか強気に攻撃を仕掛け、向こうほどすっきりは決まらなくとも何とか決め返し、相手の攻撃に対してはミスしてくれるのを待たずに、ねばり強いディグをし始め、何とか3点差以内で中盤まで進みました。徐々にブロックも揃いはじめ、クロスに抜けるボールはリベロがファインディグを連発。何本か相手のウイングスパイカー陣をシャットすると、次は恐らくフェイントかブロックアウトを狙ってくるだろうという相手の意図を見事に読んで、後衛ライトのディガーがこぼれ球を拾いまくります。追い込まれ始めた相手チームは守りに入ったのか、攻撃は前衛レフトへの単調なハイセットの連続となり、サーブにも勢いがなくなります。連続ブロックで終盤に逆転すると、20点以降の緊迫した場面でもこちらはサイドアウトをきちんと取って、25-23で格上チームからまさか?! の1セットを奪い返しました。

こうなると、試合の流れはこちらにあります。第2セットは相手の攻撃に対するトランジションの攻撃でもったいないミス(ネットにかけるなど)が多かったので、それさえなくして逆に相手のトランジションの攻撃に対してきっちりブロックでプレッシャーをかければ勝てる、と確信を持って臨みました。期待通りにミスを出さない展開で長いラリーに持ち込み、第2セット終盤同様に相手の前衛レフトへのハイセットを押さえ込んで、序盤からリードを奪ってコートチェンジ。終盤を迎え、向こうはセッターが足をつり始め、オポジットの選手が捻挫? して退場。7人しかいないため、リベロが通常プレーヤーとしてオポジットに代わりに入ることを許可し、試合続行。こちらもウイングスパイカーの一人が後衛に回ったところで足がつり始めるという、お互いに総力戦となりましたが、コートチェンジ以降はこちらが速攻を多用し、トランジションの場面でのウイングスパイカー陣のブロックマークを減らして、試合序盤は全く決まらなかったウイングスパイカー陣が時間差攻撃を決めるという、盤石の形が出来上がりました。最後は(確か)レセプションからきっちり速攻を決めて、ゲームセット。チーム創設以来の初優勝は昨年既にあげていたのですが、初めて目の前で優勝の場面を目にすることができました!


実は1回戦もフルセットでしたが、決勝と全く逆の展開で、第1セットは圧勝したものの第2セット中盤から流れを奪われ、逆転負け。そして迎えた第3セット、終盤までリードを許しましたが、引き離されずに辛抱強くサイドアウトを取ってチャンスを待ち、20点以降のワンチャンスでブレイクを重ねての逆転勝ちでした。私が知っている頃のチームなら、間違いなく負けていた展開だったのですが、それをひっくり返したのを見て「これが実力なら結構いいチームかも・・・」と感じました。さらに、決勝で格上チームに勝った、その「勝ち方」を見て、1回戦の最終セットの逆転勝ちも、マグレでは決してないと確信しました。

優勝したこともそうですが、何より外から指揮する監督もいないのに(この日はリベロ含めて7人で、控え選手がいない状況でした)コート内の選手だけで、きちんと冷静に相手チームの出方を分析して、タイムアウト中に修正点を確認し合って、そしてセットの流れを変えることができていることに驚きました。しかも、正セッターも主力のオポジットも欠いた状態で、普段は控えの選手も含めて、まさに今年のV・プレミアの堺のように、全員バレーで戦っている姿に、大げさですが正直感動しました。恐らくそれには、不甲斐ない試合ぶりを続けるパイオニアや、フルセットの死闘の最終セットに、タイムアウトも取らずに負けるというSunGAIAの最近の試合ぶりを見て、覚えていたある種の「不満」を、このチームが晴らしてくれたように思えたからでしょう。


因みにこの日、正セッターの代わりを務めたのが本来は主力リベロのようで、プレイングマネージャー曰く「次は(トランジションの場面で)リベロがセットする戦術をやろうとしてる」んだそうです。公式戦とはいえトロフィーも賞状もメダルもない大会でしたが、その下準備とするには、この日の優勝という結果は、十分な勲章になるかもしれません。ホントにいいチームに育ててくれたなぁ、と嬉しい気持ちで一杯になりました。

是非、また試合を(練習も?)見に行かせてください!

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コメント

朝から見に来てくれてありがとうございました。レポートまで書いて頂いてありがとうございました。

優勝という経験をたくさん積み重ねて、勝ち方を知っているチームに変貌していきたいですね。

優勝すると、僕らみたいな非名門出身者のみのチームでも、ここまで出来るんだという自信はもてますよね。

ほんま優勝できて良かったです。また見に来て下さい。

>>因みにこの日、正セッターの代わりを務めたのが本来は主力リベロのようで、プレイングマネージャー曰く「次は(トランジションの場面で)リベロがセットする戦術をやろうとしてる」んだそうです。

レギュラー・リベロのセットアップ技術と運動神経がかなり高いので、絶対僕はうまくいくと思うのですが、僕以外は皆反対ですわ(笑)でも、絶対にやりとげますよ。そして、相手チームからも憧れられるバレーをしたいですね。

投稿: オーツカ | 2010年3月 5日 (金) 01時35分

>オーツカ

こちらこそ、いい試合を見せてくれてありがとう!

記事中には長くなりそうだから書かなかったけど、ラリーポイント制のゲームにおいて、確かに競った展開になるためにレセプションからの決定力が必要であると同時に、セット終盤の競り合いを勝ちきるにはトランジションの能力が重要だというのを、まざまざと見せてもらった気がするよ。チーム全員が、トランジションに対する意識を強く持っているよね? それが2段トスの上げる姿や、アタッカーがそれを何としても打とうとする姿にすごく感じた。

セッターを務めたリベロの彼の上げるセットの軌道には、(当日も言ったけど)ホントにビックリしたよ。しっかり「高くて早い」トスになってたもんね。だから、ウイングスパイカーの2人(寺・寺コンビ(笑))のスパイクヒット位置がとても高くて、ほとんどブロックシャットを食らうことがなかったよね。

>相手チームからも憧れられるバレーをしたいですね。

うん、是非それを目指そうよ! 私も微力ながら、サポートしていくから。


投稿: T.w | 2010年3月 6日 (土) 22時17分

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