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2009年11月22日 (日)

『ブラジルバレーを最強にした「人」と「システム」』


前書きの一番はじめの部分を読んで、「買って(正確には、Amazonで注文して)正解だ」とすぐに確信した。「ブラジルバレー」とは、言うまでもなく当ブログで言うところの「レゼンデバレー」と同義である。


『ブラジルバレーを最強にした「人」と「システム」』より引用

日本では、例えばミドルブロッカーの選手が、サーブを打った後に後衛で相手スパイクを好レシーブしたら、「おおっ!」とベンチや観客が沸きます。

・・・(中略)・・・

そうして盛り上がるのは、そのプレーが特別なことと思われているからです。


まさに、レゼンデバレー(第2章)の視点と同じだと直感した。実際にコート上で繰り広げられるプレーから想像したブラジルでのバレーボールの置かれた状況が、実際にはどうなのか? 自分では確かめることが出来なかったが、その点にこの本が確証をくれた気がする。


因みに、この本では「サーブレシーブ」は全て「レセプション」と統一して記載されている。ところが一方で「ディグ」は登場せず、「ディグ」の意で「レシーブ」と書かれている。そのため、例えば具体的にブラジルナショナルチームの練習内容が記載されている章で、「レセプション&レシーブ」という一見すると不思議な表現が用いられる結果になっている。ライターの側にも、日本におけるバレー用語の混乱による苦悩があるところが、この表現に滲み出ているように思う。やはり「ディグ」の概念を採り入れることの方が、より重要に思う。





p.s.: レゼンデ監督は、北京での指揮が最後かと思い込んでいましたが(だから北京オリンピック決勝の直後に「最終章」と括ったんですが)、まだブラジル男子ナショナルチームの監督を続けているんですねぇ、、、ってことで、レゼンデバレーには続きがあるかも!? 明日のグラチャン最終戦は要注目です!

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コメント

私もアマゾンで注文して到着後、数時間で読破しました。

印象深かったのがブラジル選手がジュニアに入って、覚えることの第一歩が「ブロックおよびブロックシステム」ということでした。日本で言えば「パス」「サーブ」「スパイク」「ブロック」と進んでいきそうですが。「日本はブロックが弱い」というのが男子も女子もグラチャンでの印象でしたが、やはり後回しにしているからではないでしょうか?

ブラジル戦は疲れ切ってヘロヘロとなった全日本選手の印象しかありませんでした。残念ながら。

投稿: オリビア | 2009年11月24日 (火) 13時57分

こんにちは。
私も読みました。
書いてあることは特別なことではなく、実は当たり前のことを当たり前に継続してやっている、そういう印象です。この「当たり前」を「継続」が実は私のような凡人にはほんとうに難しいことで、ブラジル代表の皆さんはこれを普通にやってきていることがよくわかりました。
印象としてはやっぱり、ジュニア世代の間はすべてのポジションの練習をこなす、ということでしょうか。ブラジルの選手はだから皆さんオールラウンダーなんでしょうね。
すべてを見習う必要はないのでしょうけど、日本の特に女子に言えると思いますが、セッター以外の人のオーバートスの精度の低さ、アタッカー陣のレシーブ力の低さ、という課題は間違いないことなんだから、参考にして対策を練ってほしく思いました。

投稿: o-kun | 2009年11月28日 (土) 09時35分

遅くなりましたが、読みました。
僕の置かれた立場としては、
ジュニア世代の育成が、
「詰め込み」「燃え尽き」「過保護」になっている日本の現状が、
弱体化、甘えを産んでいると感じました。
個人では変えれないこともたくさんですが、
何かひとつでも、刺激を受けたことを、
カタチにしていけたらと思っています。
この本は、上の人たちにはどう見えているのでしょうかね?

投稿: てつ | 2009年12月 1日 (火) 07時30分

こんにちは。私は、バレーボールは全く詳しくありませんが、熱く燃えている姿が羨ましいです。
この、リスマークは何か意味があるのですか?
とっても素敵ですね。では、遠く東の方から、
貴殿のご活躍をお祈りしております。

投稿: | 2009年12月10日 (木) 16時34分

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受信: 2009年12月 1日 (火) 07時26分

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