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2008年1月 9日 (水)

の・だぁめちゃーん!

皆様、遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年もsuis annex・suis annex weBLOGをよろしくお願い申し上げます。


さてさて、昨年末は暗ーい話題で締めてしまいましたので、新年最初は明るく行きましょうか(笑)

実は今、『のだめカンタービレ 新春スペシャル in ヨーロッパ』のビデオを見ています。

クラシックはもちろん、音楽の世界のことは全くわかりませんが、そんな私でも音楽の世界がすこしばかり垣間見えるようにわかりやすく構成されていて、非常に面白いですね。

そんな中でも一番印象的だったのが、「アナリーゼ」です。のだめがコンセルヴァトワール(フランスの音楽学校)に入学して最初に受ける授業がこの「アナリーゼ」・・・日本語で言うと「楽曲分析」ですか? Wikipediaによる解説を引用すれば「その音楽がどう組み立てられているか調べる」「楽曲がどう作られているか知る学問」ということなのですが、ただ単に楽曲の構造を理解する「方法論」というだけではなく、その楽譜を書いた作曲家自身の精神性や、その作曲家が生きた時代背景なども踏まえた上で理解しようとする学問、ということのようです。「楽譜通りに演奏する」いや、「楽譜と正面から向き合う」ということは、その楽譜を書いた作曲家が「その時何を感じ、何を音符にしたためたかったのか?」を「本能的・感覚的・右脳的」ではなく、あくまで「分析的・論理的・左脳的」に「感じ」取って、そしてそれを表現するということなのですね。音楽や芸術といった、本来右脳で感じる最たる分野であっても、その道を極めるためにはまず分析 "analyse" から始まるというところに、非常に新鮮な驚きを覚えました。

それにもう一つ、新たな発見が!

「の・だめちゃーん」をじっくり見てると、ユウを見てるような気分になってきました・・・。うつむきかげんの顔がか・な・り似てませんか?


で、「アナリーゼ」ですけど、要するに英語の "analyse" です。"analyse" する人が「アナリスト」です。 チームの戦術を理解する「方法論」というだけではなく、その戦術を最初に生み出した監督の精神性やプレーヤーの資質、さらにはそれが生まれる歴史的背景を踏まえた上で理解すること・・・言い換えれば「戦術の変遷」を踏まえた上で理解することが、バレーでいうところの「アナリーゼ」ではないでしょうか?

各パートの「演奏者」が「楽譜」を「アナリーゼ」して、その結果として最高の音色を奏でる。さらに、各パートをまとめた「総譜(スコア)」を「アナリーゼ」した「指揮者」の存在があって初めて、オーケストラの演奏が出来上がるのです。ここで、Wikipediaによる「指揮者」の解説を引用します。

指揮者の作業のうち、もっとも時間と労力を要するのは、練習前の予習と言われる。指揮をする楽曲のスコア、関連する音楽史上の文献などを読んで構造などを把握し、表情づけの方法などを検討し、練習の手順を計画する。練習に際しては、音楽的表現全体を考えて音程・音量・音色・奏法や歌唱法・パートの音量バランス・テンポ等を指導し、ミスやずれを修正して、演奏の完成度を上げていく。そして演奏会本番でそれをまとめ上げるのが指揮者である。その他にも選曲や人間関係の問題解決等をおこなうなど、非常に重要な役割である。

バレーで言えば、各パートの「演奏者」が各プレーヤーであって、「指揮者」が監督やアナリスト含めたスタッフ陣でしょう。「アナリーゼ」は決して、「アナリスト」だけの仕事ではないはずです。今の日本のバレー界を見渡して、本当の意味での戦術の「アナリーゼ」が出来るプレーヤー・スタッフ陣がどれだけいるのでしょう?

さらには、演奏を聴く観衆も、クラシックが好きだからこそ知識を高め、その楽曲の「アナリーゼ」が出来るようになるからこそ、オーケストラの演奏から指揮者の伝えたい音楽性を「感じ」取れるのです。

今年も、戦術を「アナリーゼ」出来るファンが少しでも増えることを祈って、当ブログの更新を行っていきたいと思います。

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コメント

昨年より、こちらのブログの存在を知りバレーの勉強させて頂いている者です。
いつも更新を楽しみにしております♪
今年もたっくさんお邪魔したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

投稿: maki | 2008年1月 9日 (水) 09時44分

>makiさん

初めまして。コメントありがとうございます!

こちらこそ、宜しくお願いします。今年も、出来るだけわかりやすくて、それでいて出来る限り科学的な「アナリーゼ」をしていきたいと思います。

投稿: T.w | 2008年1月20日 (日) 22時37分

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