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2007年12月 2日 (日)

ワールドカップ2007(女子)最終総括(その3)

2大会連続での銅メダルを獲得したアメリカ。男子同様にオリンピック本番が近づくときちんと帳尻を合わせてくる印象が強いが、今大会のアメリカについては、何と言ってもローガン・トムとシコラの復帰によるところが大きかっただろう。何か気がつけば、結局は世界ランク1位であった吉田敏明前監督(現・パイオニアレッドウイングス監督)時代のスタメンにほぼ戻った形であり、要するに当時のレフトのフィップスの「代わりの駒」だけをまだ決めかねている状態、と言ってよい状況だ。その「代わりの駒」を今大会では、ナマニとグラスが入れ替わり立ち替わり務めていたが、2人ともまだまだ好不調の波が大きく見えた。特に2人ともレセプションが不安定で、そこを相手チームには徹底して狙われ、レセプションをするのに精一杯で、そのあとの攻撃参加が難しい様子だった。吉田敏明監督から郎平監督へと代わり、昨年の世界バレーに引き続いてオポジットに配された選手(昨年はメトカフ・今年はハニーフ)をレセプションに参加させる「4人(枚)レセプションシステム」を敷くことで、アジア的なバレースタイルへを持ち込もうとしているのは伺えるが、そのためにはオポジットの選手がレセプションに参加する弊害を克服するだけの攻撃システムを、きちんと構築していなければ意味がない。残念ながら、レセプション直後の場面およびトランジションで安定してパイプ攻撃に参加できるのは、ローガン・トムただ一人しかいない。きちんと帳尻を合わせてきたことは評価に値するが、正直まだまだ吉田敏明監督時代の「遺産」で戦っているにすぎないと言っていい、今大会のアメリカだった。一応の目標であった五輪切符を手にして、本番にどのようなバレースタイルを確立することができるか? ここからが郎平監督にとって本当の意味での真価が問われることになるだろう。

4位以下のチーム・・・キューバ・セルビア・ポーランドについては、いずれも「相変わらず」だった。ミスが多く、力と力の真っ向勝負で終盤の競り合いまで持ち込んでも、その状況で渾身のスパイクサーブを打ち込めずに弱気にミスを犯してしまうキューバ。個々には力を発揮し、攻撃システムは男子のそれを踏襲していても、ブロックシステムが稚拙なセルビア。日本での大きな国際大会では、会場の異様な雰囲気にいつまでも慣れることが出来ずに、日本に負け続けるポーランド・・・但し、いずれのチームにとっても、今大会の最終結果は最悪の事態は避けられたと言ってよい結果だっただろう。なぜなら、メダル獲得はほぼ間違いないと考えられたブラジルを除いて、残り2チームが北京の切符を今大会で獲得するわけだが、その2チームを「ヨーロッパのチーム」と「北中米のチーム」が「仲良く」1チームずつで分け合った形に終わったからである。これがもしもどちらか一方で2チームとも占められていたなら、例えば、アメリカとキューバの「北中米の2チーム」が占めてしまっていたなら、ヨーロッパに属する各国で今後争われる北京の切符「ヨーロッパ代表枠」は熾烈極まりない争いになる恐れがあったわけである。その意味では、各国ともある意味あっさりと頭を切り換えて、今後行われる各大陸予選に集中してくるはずだ。その各大陸予選でどこが勝ち上がってくるのか? 言い換えれば、どこが最終予選(0QT)に回ってくるのか? 目が離せないところだ。

そして、日本・・・ていうか、もうこれ以上私が今の全日本女子に対して書く必要などないだろう。お陰様で(?)ネット上ではすっかり当たり前のように「バックオーダー」とか「フロントオーダー」とかファンの方々が書くようになり、プレー経験があろうとなかろうと戦術についてあれこれうんちくを語り合う雰囲気が色々なブログで見られるようになってきた。ほんの数年前までは考えられなかったことだ! あとは、前々から何度も書いているように、むしろプレー経験のある方ほど世界のバレーを見ようとしないこと、が日本のバレー界が抱える大きな問題だろう。

あと、もう一つ・・・以前からずっと気になっていることだが、「アナリスト」が日本では本当の意味で機能しているのだろうか?

今大会のコートサイドでのとある光景として、このような記事が紹介されている。

以前にも書いたことだが、「データバレー」といっても世界中でデータ解析に用いられているソフトはたった一つ、『DATA VOLLEY』しかないと言ってよい。データの元となるゲーム自体も世界各国共通であるし、データ入力に使用するソフトも同じなら入力する方法自体も同じ。実は、FIVBのサイトには以下のようなコーナーがあるのをご存じだろうか?

2006世界バレー(男子)
2006世界バレー(女子)

かなり重い動画データなので、全てをダウンロードするのは大変だが・・・ご覧戴ければわかるとおり、これは昨年の世界バレー男女それぞれベスト8入りを果たした各国の、各レセプションフォーメーション毎の攻撃パターンなどのビデオ映像が公開されているのだ。つまり、「データ」自体は世界各国「誰に対しても」共有されている状況なのだ! そんな中で「アナリスト」という肩書きを課せられた人間に要求される能力は、果たしてどのような能力なのだろうか?
上述の「コートサイドでのとある光景」の記事やこちらをご覧になって、皆さん是非考えて頂きたいと思う。(この件については、いずれ改めてアップしたいと思う。)


さぁ、これでやっと男子に頭を切り換えてっ・・・て、もう今日で終わっちゃうやん!?
(男子ファンの方々、もう少しお待ち下さい・・・)

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コメント

ただのキニナってる者のキニナってる記事をご紹介いただき恐縮です。

浜松の件に関する記事をあらためて拝見しました。会場での光景、について、改めて考えさせられています。
現状Vプレミアのチームのいくつに専任のアナリストがいるのだろうかとか、アナリスト自体に関する意識がどのくらいあるのかとか。

ちなみに学連では継続してデータ収集・分析に関する研究・普及をおこなっているようです(例:http://www.volleyball-u.com/kanto/h19/jigyou/kagakukenkyu.htm)が、その上のカテゴリーでどのような取り組みをしているか、というのを、当方あまりちゃんと把握できておりません。今後気にして見ていこうかとは思っております。

投稿: dhalmel | 2007年12月 2日 (日) 22時36分

今回もブラジル男子の大会運びは見事なものでしたね。緒戦で負けても、結局その後は圧倒的な試合運びで優勝。世界選手権時と比較して何か変化がありましたか?残念ながら私には日本戦しか見れてないので分かりません。

管理人さんが今回「アナリスト」についてコメントしていましたが、「アナリスト」は「分析をする人」のはずです。今の「アナリスト」は「データの収集家」になっているように本文からは想像されます。別に「データの収集」だけなら、他のチームのアナリスト(?)と話をしながら「データの収集」をすることはあまり大きな差にはならないのでしょう。後で監督などとこっそり「自分のチームに必要な相手チームのデータの分析を行う」ことに差が出るのではないか?などと考えてしまいました。

投稿: kgcci | 2007年12月 4日 (火) 00時36分

こんにちは。
4年前のW杯のときは、ブログや掲示板はメグカナ一色、山本一色だった気がします。今回はバレー用語が飛び交い、戦術や采配についてあーでもないこーでもないと言い合う雰囲気があり、何倍も楽しめました。私のブログにもコメントくださりありがとうございました。

素人の私にはT.w.さんのように”新薬の開発”はできませんが、”ジェネリックの販売”ならできるかも、と、1ヶ月チャレンジしてみました。絶対的な知識不足を補うために、こちらの記事、小林さんの記事、ゾルジのコラムを引っ張っきて”武装”して(笑)。大変勉強になりました。ありがとうございます。

バレーマスコミも、こうした盛り上がり方の変化を少しぐらいは気づいているのではないかと思います。川合の解説では視聴者は納得しないということも(笑)。少しずつでもフィードバックされていけば、状況は改善されていくのではないかと思っています。

最後に。私のブログにコメントを寄せてくださったアナリストの方のブログをご紹介します。ゾルジのコラムを紹介した上で、日本のアナリスト事情について述べられています。ご参考まで。
http://blogs.yahoo.co.jp/contact20052000/50644251.html

投稿: rio | 2007年12月 5日 (水) 00時24分

最近Twさんのこのサイトを見つけて、全部一気に読んで(情報量が豊富で素人には大変でしたが)とても勉強になりました。僕は現在アメリカ在住(シアトル)で先週まで全米大学(NCAA)の女子バレーを地元の大学によく観に行っていました。速さはやっぱり全然日本や世界にはかないませんが、パワーや高さは凄いです。

アメリカチームですが、ナマニとグラス、確かにこちらでアメリカのワールドカップの全試合を放送したので見たのですが、不安定なサーブレシーブで大変そうでしたね。僕の勝手な予想では、本番のオリンピックでは、スタンフォード大在学中のシンシア・ボルボサあたりを朗平監督は当てるんじゃないでしょうか?彼女は高校時代からアメリカチームに呼ばれていて、確かパンアメリカのブラジルでの大会には今年出ていると思います。レシーブ、サーブ、ブロック、スパイクに非常にバランスのとれた選手です。しかも今学期に大学のクラスをたくさんとっていて、オリンピック期間中になるであろう来年の学期はクラスをとらなくて済むようにしているとか。イメージとしてはローガントム(スタンフォード大)の在学中な感じだと思われます(トムの在学中知りませんが)。

アメリカのバレーは大学で大きくてパワーがあっても(190前後の身長でも)裾野が広いのでレフトならサーブレシーブに必ず参加してレシーブ力が鍛えられます。

個人的には地元シアトル、ワシントン大学出身のリベロ(キャンダス・リー)とセッター(コートニー・トンプソン)が一応アメリカチームに入っていて応援してますが、卒業1-2年ということもあり、トレーニングには呼ばれてますが、最終メンバーにはまだ残れてません。今度卒業するクリスタル・モリソンというバランスのとれた選手も今度の1月のアメリカチームのトライアウトに呼ばれているとか。非常にセンスのよいレフトですが、まぁ来年のオリンピックはまだでしょうね。それにしてもワシントン大学の監督(南加大男子で優勝、女子では05年にワシントン大優勝に導くという男女両方での優勝という快挙を達成)は複雑な攻撃パターンなどはしませんが(パイプ、ワンレッグ、バンチブロックシステムの構築、レシーブの役割分担ぐらい)、基本の技術をしっかりとトレーニングしていて、しかももちろん分析力も非常にあり、彼みたいな監督が日本にも来ると、日本も変わるのになーと勝手なことを考えてます。バンチブロックシステムはカーチ・キライもこの監督のシステム構築に感心してました。彼の練習ではホワイトボードが細かい文字でいっぱいに埋まるという非常に詳細な指示でのトレーニングだそうです。

このサイトで勉強してからワシントン大の試合を観戦するといろいろとつじつまが合ってとても参考になり、面白さも倍増しました。ありがとうございます。

投稿: duggo | 2007年12月 5日 (水) 09時13分

>dhalmelさん

こんばんは。いつもブログ楽しみにみさせていただいています。

>ちなみに学連では継続してデータ収集・分析に関する研究・普及をおこなっているようです

私も、今のバレー界を変える原動力に、大学バレー界がなりえるのでは? とひそかに期待しています。都澤さんや積山さんのバレー理論の方が、V・プレミアよりも先進的に感じる部分が多いですから。ただ、記事中で紹介したブログ記事のように、「学生レベル」あがりではやはり「経験」にかなわない部分があると思います。この辺は、別の機会に改めてじっくり記事にしたいと思っています。

投稿: T.w | 2007年12月14日 (金) 22時09分

>kgcciさん

ワールドカップ男子編、お待たせしていて、どうもすいません・・・。

アナリストについてですが、例えば他のスポーツ・・・野球などは、アメリカ人と比べて日本人はそういった「分析能力」は非常に高いのではないか? と思うんですが、バレーはからっきしダメダメですねぇ・・・。何かが違うのでしょうか?(確か、同じような話題が、rioさんのところのコメント欄で展開されていたような・・・)
それと、これは以前とあることで後輩と一緒に全日本男子の合宿所にお邪魔した際に、アナリストの方が全日本の練習にずっと付き合っているのを見て、私の後輩が言った一言がすごく新鮮で心に残っています。彼が言った一言は「アナリストって、相手チームの研究のためにいるんじゃないんですか? なのに何で海外に偵察に行かずに、自分のチームの練習にずっと付き合ってるんですか?」でした。全くその通りだ! って思っちゃったのを思い出します。

投稿: T.w | 2007年12月14日 (金) 22時26分

>rioさん

こんばんはー。

>”新薬の開発”はできませんが、”ジェネリックの販売”ならできるかも、と、1ヶ月チャレンジしてみました

見事なジェネリック、いやいや(笑)十分オリジナルの新薬としての戦術解説になってらっしゃいましたよ! 私は男子の戦術解説は'99年のワールドカップの時で完全に挫折しました(苦笑)。男子バレーはレベルが高すぎて、一介のミーハーファンがどうこう言えるレベルを通り越していると、あのときでさえ感じましたから。それを大会通じてやってのけたrioさんは素晴らしい!

しかも、rioさんのところは、うちと違って比較的バレー以外のスポーツファンの方が幅広くご覧になっているようなので、コメント欄の話の展開もすごくスケールが大きくて、本当にためになります。

p.s.: area71さんの記事は、あらためてアナリストについて記事にするときにリンクしようと、前々から思っていました(笑)。因みに・・・あの方をアナリストと呼ぶのは・・・(汗)。

投稿: T.w | 2007年12月14日 (金) 22時35分

>duggoさん

初めまして! アメリカから貴重な情報を提供いただき、有難うございます!
duggoさんに教えていただいた選手に注目しながら、今後のアメリカを見て行きたいと思います。

>アメリカのバレーは大学で大きくてパワーがあっても(190前後の身長でも)裾野が広いのでレフトならサーブレシーブに必ず参加してレシーブ力が鍛えられます。

いいですねぇ・・・「裾野が広い」・・・日本ではあれだけ全日本女子バレーって世間で(テレビだけ!?)騒がれても、ぜーんぜん裾野が広くない。

投稿: T.w | 2007年12月14日 (金) 22時50分

T.wさん。(長くなりすいません)
お返事ありがとうございます。あのようなコメントを書いたのですが、昨日ちょうど全米大学選手権(NCAA)の決勝があり、言い訳というか報告しないと、と思い。
そのスタンフォードのボルボサ選手、サーブのレセプション完全に狙われて崩れてました。チームの柱のためよく狙われて、崩れてしまうこともよくありますね。それだけ重要な役割なのでしょうが(でも試合中3セットから持ち直して、フルセットまでいっていました)。だから、ローガントムになるまでには(バランスは取れていてセンスはあるとは思いますが)まだまだって感じかもしれません。
それにしても昨日の決勝はスタンフォード大とペンシルバニア州立大(ペンステート)は、両チームとも本当に高いです。スタン大には1年生で195cmのアレックス・キネマンという有望選手がレギュラーでシーズン中ずっと活躍してました。彼女はレフトでレシーブも完全に参加しています。手足が長く身長の高くて指高も凄いと思われます。パワーはまだですが技は1年生としては凄いですね。鋭角なスパイクから足の長いコース打ちのスパイクまで。
ボルボサ選手よりももしかしたら北京五輪に有力なのはスタン大センターのフォルケ・アキンラデウォ(凄い名前ですが)選手かもしれません。192cmで非常に腕の回転と動き(ジャンプ力もあり)が速く、トスがあがったら凄い決定率で決めていました。確か彼女は高校からバレーを始めて、5-6年ぐらいでここまでレベルを上げている選手です。ボルボサ選手と一緒に今年のアメリカ大陸選手権にでています。そしてやはり来年の春と夏は授業をとらずにナショナルチームに参加するそうです。アメリカは本当に女子バレー(ビーチを除く)は日本に比べれば生活もしにくい(ブラジル、プエルトリコ、イタリア、フランス、トルコ、ロシア、日本、韓国ぐらいじゃないでしょうか、生計が立つのは)だろうしマイナーですが、裾野が広いですね。アメリカナショナルチームのセンターは層が厚いですが、どうなるのでしょうね。バウン、スコット、ジョインズとWC杯でも活躍してましたので。
高いといえばペンステートのレギュラー陣。セッターでさえ182cmでピンチサーバー/レシーバーでさえ188cmでした。ま、スタン大には守備力は劣りますがスタメンは182cm~195cmです。もちろんブロック力は凄い(なので守備力がなくても優勝しちゃいました)ですし、攻撃力はとてつもないです。しかもある程度の平行トスでレフトは打っていました。
にしても、この両チームの選手たちがそれなりに成長していけば、高さはもちろんありますし、アメリカは安泰でしょうね、世界のトップに君臨するのには。アメリカの弱点は大学に進むためナショナルチーム入りするのがどうしても22歳以降になる選手が多いということでほかのナショナルチームの若い選手よりは若くなく、世界を感じなければならない+生計が立てにくいので大学卒業後はバレーをしない選手が多いということかもしれませんが。あとは、ビーチバレーに流れてしまうということも特にカリフォルニア出身の選手は多いですね。
あと、スタン大とか医学部が付いている大学がアメリカの大学で強豪である利点は怪我・手術をしてもそのあとのケアがしっかりしていることだと思われます。ボルボサ選手(現3年生)も確か1年生時は手術をしてリハビリしてシーズンを過ごしていたと思います。そりゃースタン大のスポーツ医学がバックについていれば怖いものなしですよね。同じことはペンステート、南加大、UCLAとかにもいえますね。
郎平監督の影響からか、中国選手(ナショナルレベルではないにしろ)はたくさんアメリカの大学でプレーしています。背も高いですし、速さ、守備力もありますし。そのほかでは、セルビア、ポーランド(南加大のアシア・カチョーア選手はナショナル入りも将来ありえます)、オーストラリア、ロシアなどから留学生たくさん来ています。日本は、ま、背が高くてセンスがあればプレミア行きでしょうし、アメリカのデータ・システムバレーを学びに来るのは無理なんでしょうね。

投稿: duggo | 2007年12月17日 (月) 05時46分

恐れを知らないミーハーなファンだからと開き直って書きました(笑)。なので、W杯が終わると、ひとまず休止です。あの調子で続けると「薄さ」が見えてくるので。

area 71さんについて、ブログにコメントいただいたときはまったくわかってなかったんですよね(汗)。なので、ブログの一部だけを拝見してアナリストだと勘違いしてました。お恥ずかしい限りです。

投稿: rio | 2008年1月 8日 (火) 13時59分

T.wさん
ご無沙汰してます。
ちょっとアメリカのバレーボール協会とスタン(フォード)大のサイトをみたら、WGPにボルボサ選手、アキンラデウォ選手(以上スタン大在学中)とリチャーズ選手(スタン大卒)がアメリカチームの一員として来日するようですね。リチャーズ選手も見たことありますが、これといって良いという感じではなかったけれど、多分守備力がほかのレフトよりもあるのではないかと思われます。ボルボサ選手のほうが攻撃力、器用さ、ジャンプ力などではすぐれているように見えましたが。でも一番の注目はアキンラデウォ選手。セッターとコンビが合っていれば凄い高さからのセンターから、ワンレッグと速いスパイクでの攻撃を見せてくれるのではないでしょうか。
あと、新しい顔ぶれではセッターのマクギニス選手ですね。彼女は確かフロリダ大を今年卒業した選手で攻撃的なセッターという印象があります。ツーアタックも背丈もあるのでよくしていました。これといってセッティングが良いという印象はないのですが。
ま、北京で日本と同グループになったことだし、朗平監督も手の内を見せることはないでしょうから、どうなるかわかりませんが。でも8月末から大学バレーのシーズンが始まるのに直前までオリンピックを目指している大学在学中の選手は本当にやる気満々なんでしょうね。果たしてこの新しい顔ぶれのなかでオリンピックチームに残れる選手が出てくるのでしょうか?

投稿: duggo | 2008年6月20日 (金) 06時10分

>duggoさん

アキンラデウォ選手、決勝ラウンドの明日の日本戦で見られますかねぇ? すっっごく楽しみなんですけどーー。最高到達点331cm(!)らしいじゃないですかー。

ワールドカップの後、duggoさんに色々とアメリカの若い選手の情報を教えてもらって、何だかすごく「アメリカ通」になったような気分で(笑)。そう言えば、トム・ローガンが今年はVリーグでプレーするらしいなーんて噂もありますし、当分アメリカから目が離せなくなりそうです。

投稿: T.w | 2008年7月 9日 (水) 22時18分

T.wさん
ちょっとだけYOUTUBEにてWGPのアメリカ対日本の(決勝ではなくて)リーグ初戦とみましたが、ボルボサ(バーボサと表記されてましたが)選手あまり目立たなかったですね。セッターとセットの二枚換えでOPPに入っていましたが。ま、これから経験していかないとって感じなのでしょうか?大学の試合では本当に凄いのですが、世界では。

トムローガン選手是非日本でプレーしてほしいですね。あんなに守備力もあって攻撃力もある選手、できれば栗原選手とかのお手本になれば。パイには来ないでしょうかね?吉田監督つながりで。仲いいのかな?栗原選手には海外でプレーしてほしいのですが、五輪後は。

アキンラデウォ選手はそうそう、最高到達点は凄いです。大学の試合ではもうあがったらあっという間にボールがコートにたたきつけられて、対戦チームの応援していると、ため息がでちゃいます。センターですが意外と器用な気がしました。だから、経験をつめば(ここが大卒選手ばかりのアメリカの辛いところですが)長く代表チームに居座ることもできそうですね、ダニエルスコット選手のように。でも、やっぱりまだまだなのか、出場機会は少ないみたいですね。

アメリカがマクギニス選手をつかい始めたように、五輪後は日本も三上選手や富永選手あたりにセッター代表チームでしてほしいですけど。

ビーチのほうも良く観てますか?アメリカの男女ともかなりいいチームが出てくるみたいですね、五輪には。アメリカにはAVCというビーチのツアーがあって、FIVBとは分かれて活動しています。五輪のシーズンは五輪に出るためにそこのチームがポイント稼ぎでFIVBのツアーに来て結構簡単にポイント化成で五輪出場を決めて戻ってくることが当たり前になっています。女子は2連覇がかかっていて、男子もかなり強いと思われます。アメリカはビーチのほうが人気があるので、有力大学選手がインドアを続けずにビーチに卒業後転向なんてこともよくありそうです。女子のトップチーム(2連覇がかかる)のケリーウォルシュ選手なんかは確かスタン大のインドアで現役時代有名な選手でビーチに転向してますからね。

投稿: duggo | 2008年7月17日 (木) 00時29分

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