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2007年11月19日 (月)

(ワールドカップ2007女子)ブラジル - イタリア(その1)

ブラジルはこの大会の不動のスタメン。一方のイタリアは試合毎にレフトを使い分けている(デルコーレ・ピッチニーニ・セーコロ)が、この日は表レフトにピッチニーニ・裏レフトにデルコーレの対角で、センターはジョーリ・バラッツァ、オポジットにアゲロ、リベロはカルドゥロ、セッターはフェレッティ・・・どうやらキャプテンの正セッター・ロビアンコが、体調不良の様子。優勝のかかった大一番で、セッターが代わるという一大事・・・これがどうこの試合に影響するかの?

第1セット序盤、お互いに少し緊張からの堅さが見られる中、7-7の同点からシェイラのサーブでイタリアのレセプションが崩されたが、それをデルコーレがハイセットを決めきって、8-7とイタリアが最初のテクニカルタイムアウトをものにする。しかし、直後はパウラが今大会屈指の高速レフト平行を決めて同点。ジョーリのブロードにきっちり2枚ついて見事ワンタッチ、と思ったらタッチネットで、9-8。今度はバレウスカの速攻にイタリアのブロック陣がついて行けず、9-9。ピッチニーニのレフト平行には、ブラジルのブロック陣が2枚綺麗に揃うが、何とかピッチニーニがブロックを弾いて10-9。今度はシェイラが高速ライトバックアタックを見せ、これもイタリアブロック陣は翻弄され、10-10。アゲロのレフトオープンに、またブラジルのブロック陣が2枚綺麗に揃うが、アゲロがインナーへ強打を決めて、11-10。中盤は堅さが取れて、両チームともに相手のサーブを一発でサイドアウトを取り合う展開となったが、ブラジルの多彩な攻撃にイタリアブロック陣はついて行けず、一方のイタリアの攻撃にはブラジルブロック陣はきっちりついて行くも、イタリアの各アタッカーの個人技で「何とか凌ぐ」形で、ブラジルに流れが来そうで来ない展開。15-15の同点から、シェイラのパイプにやはりイタリアブロック陣が1枚にさせられるも、そこでシェイラが痛恨のスパイクミスで16-15と、2回目のテクニカルタイムアウトもイタリアがものにする。シェイラのそのスパイクミスが響いて、タイムアウト直後にレセプションを乱され、ジャケリネのレフト攻撃が遂にイタリアブロック陣にシャットされ、17-15。ギマラエス監督はここが勝負所と見て、すかさずジャケリネをサッサにチェンジ。そのサッサが高速レフト平行を決めて、流れをイタリアに掴ませない。バラッツァの速攻に2枚ついてワンタッチを取り、トランジションでシェイラがパイプを決めて、また17-17の同点へ追いつく。バラッツァがファビアナの1枚ブロックをかいくぐって速攻を決めて、19-18。直後ブラジルはファビアナの速攻を見せ、イタリアはバラッツァ1枚しかつけなかったが、ファビアナが先ほどのシェイラ同様にスパイクミスで、20-18と2点差がつく。この攻防がこのセットの勝負を分けた・・・互いのセンターの速攻に1枚ブロックしかつけない状況の攻防で、きちんと決めたバラッツァに対して、ミスを犯したファビアナ・・・これがこの後、それまでイタリアのサイドからの攻撃にきちんと2枚ブロックを揃えられていたブラジルのブロックが、センターの速攻に気を取られて両サイドの攻撃について行けなくなる伏線になった。デルコーレのレフト平行に1枚ブロックにされて、21-19と2点差のまま終盤へ。22-20から、アゲロのジャンピングフローターにレセプションが崩されて、23-20。ここで、チャンスボールがブラジルコートへ返ってきて、フォフォンはバレウスカのBクイックを選択し、またまたイタリアのセンターブロッカー1枚との勝負になったが、バレウスカがミスして24-20。最後はピッチニーニが豪快にバックアタックをブラジルコートへ突き刺し、25-20。イタリアが1セットを先取。

第2セット、ブラジルはジャケリネに代えてサッサでスタート。フェレッティのサーブミス・ピッチニーニのスパイクミスで、2-0とブラジルが先行。シェイラのスパイクサーブで波に乗りたいところだったが、サーブミスで4-3。逆にアゲロのジャンピングフローターにレセプションを崩され、トランジションでアゲロにバックアタックを決められて4-4の同点となる。直後アゲロが今度はサーブミスで5-4。バレウスカがダイレクトスパイクを決めて6-4。フォフォンがツーを決めて7-4と、再びブラジルが走りかけるが、イタリアはアゲロが苦しいボールを決めて、第1セット同様に「凌ぐ」展開。8-6とブラジルリードで最初のテクニカルタイムアウトとなるが、ブラジルはバレウスカの速攻が1枚ブロックでもイタリアのレシーブ陣に拾われ、センターの速攻が決まらない。こうなると段々と両サイドの攻撃にイタリアのブロック陣が揃い始める。サッサ・シェイラと連続スパイクミスで11-10と追い上げられ、長いラリーからアゲロがライトのハイセットを決めて、遂に11-11の同点。ここから一進一退の攻防となり、16-15とブラジル1点リードで2回目のテクニカルタイムアウト。しかし、ブラジルは中央からの速攻が全く見られず、両サイドに頼ったトス回しで、センターもブロードばかり。これではブラジル本来の高速立体的3Dバレーではない。パウラのスパイクサーブでイタリアのレセプションを乱して、19-15とリードを取るも、苦しい場面でアゲロが決めてイタリアが流れを断ち切り、19-16。バルボリーニ監督は勝負所と見て、セッターのフェレッティにピンチブロッカー・グイッジを投入。案の定、両サイドに頼ったトス回しのフォフォンに対して、イタリアブロック陣はきっちり対応してバレウスカのブロードをジョーリがシャット。続くラリーで、イタリアはアゲロがトランジションでトスアップを行い(そうそう、彼女はキューバ時代はツーセッターの一角だったのだ!)ピッチニーニが決めて、19-18。バレウスカが久しぶりにCクイックを見せるとそれに対してジョーリが1枚で「リード」で見事にシャットし、19-19。フォフォンは連続してバレウスカの速攻を使うも、またジョーリが1枚で「リード」で跳び、バレウスカが第1セットのファビアナのようにスパイクミス。たまらずギマラエス監督はバレウスカをカロリネへ代える。サッサがタッチネットを犯して21-22。直後にサッサがサーブで崩され、アゲロがフェイントを決めて21-23。ギマラエス監督はサッサからジャケリネへと戻す。ファビアナが久々に速攻を決めて、22-23。ここの勝負所で、若いフェレッティはアゲロに頼り、ブラジルも3枚ブロックで対抗するも、最後はアゲロが超インナーへ決めて、22-24とイタリアのセットポイント。パウラが執念で決めて23-24とするが、最後もアゲロがライト攻撃を決めて23-25。

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