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2007年11月25日 (日)

(ワールドカップ2007女子)ブラジル - セルビア

何度も書くが、昨年の世界バレーで大躍進を遂げたセルビア(当時セルビア・モンテネグロ)は、ブロックシステムが稚拙だった。それが今年どう進化しているか? にずっと注目していたが、ポーランド戦・アメリカ戦でレポしたとおり、さほど目立った進化は見受けられなかった。当然、ブラジルのような高速立体的3Dバレーを相手には、昨年同様に子供扱いされるだろうと予想したが、案の定だった・・・。

第1セット、いきなりブラコチェビッチのサービスエースでリードするが、バレウスカのBクイックに全く対応できずに3-3とされ、直後はベリコビッチの速攻は逆にブラジルブロック陣にきっちりワンタッチを取られて、トランジションでシェイラの高速パイプを決められ、3-4と逆転。ブラコチェビッチが連続でシャットされて7-10となると、早くもセルビアの選手達は完全に意気消沈・・・やはり昨年の世界バレーでの惨敗がよほど堪えているのか・・・直後もバレウスカのサーブにニコリッチが崩され、7-11。ブラコチェビッチのライト攻撃に頼るもまたまたファビアナにシャットされて、7-12。ここからはもう一方的な展開。フォフォンは右から左から中央からバックからとトスを振り分け、それに対してセルビアのブロック陣は全くついて行けず。こうなるとブラジルのサーブが走り出す・・・ファビアナのサーブに崩されまくって、気づけば10-21。ブロック陣は当然、速攻に対してコミットに「させられ」て、それを見逃さないフォフォンがすかさずパウラの時間差攻撃を使って、11-22。最後はジャケリネが決めて、13-25。

第2セットに入っても、ニコリッチの渾身の強打をリベロのファビがファインディグを見せて、それをトランジションでフォフォンはファビアナの縦のBクイックを使って、セルビアのブロックはほぼノーマーク状態にされて、4-1。ベリコビッチがこの試合初めて、バレウスカのBクイックを見事にシャットして、その勢いで6-6とセルビアが一旦追いつくが、そこからはブラジルのファインディグが連発して勢いに乗り、またまた一方的な展開へ・・・それだけ相手ブロック陣を翻弄できれば楽しいでしょうねぇ、フォフォンは。一方セルビアは何を使ってもきっちり2枚〜3枚ブロックがつかれて最後もモルナルが押さえ込まれて、25-14。

第3セットも、序盤こそ競り合うが、ファビアナの速攻にはこのセットになっても対応できず。ジャケリネの高速レフト平行が決まって、16-13とブラジルリードで2回目のテクニカルタイムアウト。長いラリーからファビアナの縦のBクイックで、17-13。セルビアのブロック陣は、マンツーマンコミットに近い状態になっているのに、それでもブラジルの両レフトにストレートを抜かれてしまう始末。23-19からギマラエス監督は、「トドメを刺しに」パウラに代えてピンチサーバーでサッサを投入。それは何とかブラコチェビッチが決めて、23-20とするが、続くラリーでシェイラが高速パイプを決めてブラジルのマッチポイント。最後はブラコチェビッチのスパイクサーブでレセプションが崩されるも、アンダーパスでのハイセットをジャケリネが豪快に決めて、25-21。前日のイタリア戦での鬱憤を晴らすような、ブラジルの完勝だった。

やはり、セルビアはセルビアだった・・・。

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