« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月28日 (日)

『日本女子バレーコンプリートガイド』

美雁さんが「ふふふ」と勿体ぶって書いていただけのことはあります。




『中西美雁の日々是排球』より引用

今回校了した本は(えーと、そうです。本を作ってたんです。女子バレーの)、割と異色な内容かな…。まあ構成や台割りなんかは私の担当ではないので、ワールドとナンバープラスとかバーサスなんかの中間て感じでしょうか。



「割と異色な内容」と彼女が書いているところに、相当に期待をして待ってましたが、実際期待に違わぬ内容になっていました。

内容が結構濃いので、まだざぁーーとしか読んでいませんが、それでも充分に伝わってくる「異色な内容」とは、、、

・全日本女子の現在の問題点が、「客観的」かつ「(日本バレーボール狂会側でなく)バレーファン一般の視点」に立って的確に指摘されており、ワールドカップで「メダルが狙える」などという煽りが一切見られないこと
(18人の登録メンバー中で、レセプションに参加できるウイングスパイカーが不足していて、高橋・木村両選手の交代要員が事実上菅山選手しかいない、とはっきり明言しており、「12人全員で戦い、連戦の中で特定の選手に疲労を蓄積させない采配が重要になる」とまで書かれている)

・裏も取らずに適当に(若しくは、日本バレーボール狂会及びマスコミにとって都合良いように)事実と異なる海外チームの事情を書いている様子はないこと
『月バレ』でのカジースキに関する例の一件はともかく、先日発売された『がんばれ! 全日本女子バレー vol.9』に堂々と書かれていた「ブラジルは主力のジャケリネをワールドグランプリでは温存」といった、大概のバレーファンなら騙されないバカげた嘘は、少なくともないようだった)

・V・プレミアリーグの各チームの特徴が、的確な「戦術面からの」分析を織り交ぜて記述されていること
(武富士やパイオニアのブロックシステムがバンチ・リードブロックシステムであることは勿論、デンソーのそれが「ネットからやや離れた位置に構えて」行うシステムであることまで記載されていた)


などで、彼女が本当に書きたいと思っているものに近いものが出来上がったんだろうな、と思わせるものでした。

同じく『中西美雁の日々是排球』より引用

メディア的には挫折とそれをバネにした復活って、美味しいネタですからね。
海外修行とか。人より若くしてデビューとか。
自分はそういう「メディアの文法」的な無難な文章じゃない、掘り下げたもの、対象となる選手やチームに、ある意味戦いを挑むようなものが書きたいと思ってるわけですが。
戦いを挑むって言うとすぐ誤解されがちなんですが、根拠のないバッシングと批判は違うと思うんですよね。
根拠のないバッシングと、根拠のないよいしょって、根っこが同じの双子の兄弟だと思ってるんで。

通り一遍のきれい事でない、掘り下げるようなドキュメンタリーって選手やチームだけじゃなくて読者にもそっぽを向かれる覚悟とエネルギーはいるし、、、、現況、発表する場がないんですよ、ぶっちゃけ。

バレーファンとしては、今回の雑誌出版を引き受けてくれたJTBさんには感謝しないといけませんね。
ぶっちゃけ、このブログを普段から読んで下さっている皆さんには、この雑誌を宣伝する意味はないように思います。だって、普段からこのマニアックな(爆)ブログを、飽きずに読んで頂いているような方なら、別にこの雑誌を読んで新たに得られるものが多いとは正直思えませんから。でも、それでも是非買って頂きたいし、周りにも是非宣伝して頂きたいのです。なぜなら、「こういう視点で書かれた雑誌こそが売れるのだ」と、出版業界に気づいてもらいたいから。

バレーにもミーハーファンだけでなく、マスコミの情報操作に決して操られないコアなファンが相当数存在する・・・そのことが明らかとなれば、日本バレーボール狂会にとって都合の良いことだけを書き立てるライター達も苦しい立場に置かれるようになるはずです。情報操作に長けた、日本バレーボール狂会トップに君臨する勢力も力を失うはず・・・その一心で宣伝します、『日本女子バレーコンプリートガイド』。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年10月23日 (火)

再掲載:「高くて早い」トスとは?

渡り鳥さん、ありがとうございます!
実は、前々から自分でも「セッターのセットアップの瞬間から、スパイクヒットまでにかかる時間(秒)」を計測してみようかとは思っていたんですが、うちのビデオがD-VHSなもので、コマ送りが出来ないんです・・・。

前回の記事に頂いたコメントをそのまま引用させて頂きます。

サンプルにしたのは、2007/03/03・川越大会の対アローズ戦で、Aキャッチからのスパイクのみを対象(フェイントは対象外)としました。ビデオをコマ送りして算出したので、ストップ・ウォッチによるものより正確かと思われます(敬称は略させていただきます)。

レフト 
佐々木1.02~1.14 
栗 原1.02~1.20
江 口0.87~0.96

ライト
栗 原0.90
江 口0.87

バックライト
佐々木1.02
栗 原0.99

バックセンター
佐々木0.90

Bクイック(距離短め)
多治見0.39
庄 司0.39

ブロードL
多治見0.69
庄 司0.63

Cワイド
庄 司0.39

番外・第12回V・ファイナル第3戦の数値

バックセンター
佐々木・栗原0.90

Aクイック
フールマン・多治見0.3

Bクイック
フールマン0.42


因みに、ブラジル女子ナショナルチームの場合、レフト平行が1.0秒・Bクイックが0.5秒・バックアタック(センター)が0.8秒・バックアタック(ライト)が1.0秒とのことであり、上記の数値はそれと比べても遜色ないようだ。

それに引き替え、同じ栗原選手が現在の全日本女子に入った途端に、レフト平行・バックライト・バックアタック(センター・ライトとも)すべて1.3秒かかっている(高橋みゆき選手のレフト平行は1.0秒)。アタッカーが同じ選手なのに、なぜにこれほどまでもの時間差が生まれるのか??


やはり、ここで再掲載しておきたい・・・

「高くて早い」トスとは?(その1)
「高くて早い」トスとは?(その2)


これら2つの記事で書いた内容を、少し具体的にイメージしやすくアップされていた記事があったので、紹介しておこう。

さらに、これはパイオニアレッドウイングス公式サイトに掲載されていた、江口選手へのレフト平行トスの、スパイクヒット少し前の瞬間の写真である。

Photo
スパイクヒット少し前にこの高さ(アンテナの高さまで上がっており、彼女の公表最高到達点とほぼ一致する、304cm前後と推定される)まで上がっているトスが、高橋みゆき選手の打つレフト平行トスよりも約0.1秒も「早い」というのは、一見すると驚きではないだろうか?





本質は必ずしも「トスアップの位置の高さ」だけではないと思う。実際、内田役子元選手もフォフォン選手も決して長身のセッターではないのだから。




p.s.: 渡り鳥さん、「そっと」教えて下さいなんて言っておいて、結局大々的に取り上げてしまって、すいません m(_ _)m

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2007年10月14日 (日)

お陰で久しぶりに読みましたよ・・・

仕事から帰宅して、郵便ポストを覗くと届いていた『月刊バレーボール2007年11月号』。

早速手にとってパラパラめくり、「道産子シンデレラ」のインタビューが載っているのを確認して、さぁじっくり読もうかとパソコンの前で腰を下ろしてじっくりと読んでいたところ、『ばれにゅ☆どっとねっと』のRSS配信で、新しいエントリーがついていることに気づいて、クリックしてみると・・・何ともタイムリーに、『月刊バレーボール2007年11月号』の記事についてのエントリーが・・・

年間購読している月刊バレーボールの最新号、2007年11月号が手元に届きました。

私と少しの時間差で、同じ状況だったんですね。

パラパラと流して読んでみたのですが、非常に引っかかるというか、あまりのばかばかしさにあんぐりと開いた口が塞がらないほどあきれ果ててしまった記事があったので、引用しながら文句を垂れ流したいと思います。その記事とは、毎号、松平康隆(財)日本バレーボール協会名誉会長が旬なバレーボール関係者と対談する、「松平康隆と語るバレーボール・パッション 連載第55回」という対談記事です。

そう言えば、そんなコーナーありましたね・・・え!? 私? そんなコーナー読むわけないでしょ、いつも素通りです。だけど、折角こうやって巨大サイトに大々的に取り上げられたのなら、読まないわけにはいきませんよねぇ。先日随分話題になった、ゴルフの上田桃子プロのブログと同じ様なもので。お陰で久しぶり(これでも約20年近く『月バレ』は定期購読していますが、常にこのお偉いお方のコーナーはタイトルを変えながらもずっと続いているように思いますけど、数えるくらいしか読んだ記憶はありません)に読みました。





ま、所詮こんなレベルでしょ。日本バレーボール狂会ですから。どなたとは申しませんが、黒鷲旗の大会期間途中に会場すぐ近くの高級ホテルでウン十万円もする豪華中華レストランで会食を楽しまれている人達とか・・・選手はみんな次の日の試合のためにコンディションをを整えているだろうに、お偉いさん方はそんなことを毎日毎日やってるんですよね・・・そういう場で決まるんでしょうねぇ、世界バレーのMVPが誰とか、グループ組み合わせとか対戦順とか・・・ひょっとして日本のオリンピック出場の内定とかも(爆)


p.s.: こんどのワールドカップのスペシャルサポーターですけど、その中に藪クンっていう子がいますが、遠目で見るとユウに似てませんか!?

| | コメント (13) | トラックバック (0)

2007年10月 8日 (月)

広報あかびら

そう、ユウは北海道の赤平市出身。

と知ったかぶりをしつつ、実は「赤平」を「あかびら」と読むことを知ったのは、今さっきの話。
なぜ知ったか?・・・それは、これを見つけたからである!

http://www.city.akabira.hokkaido.jp/sidemenu/kouhou/pdf/19-09-02.pdf

Numberの"シンデレラ"記事はあちこちで紹介されているが、これはあんまり知られていないのではないだろうか?


あぁすっかり、aikoまでが気になる今日この頃・・・

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »