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2007年3月21日 (水)

ウィズが戻ってきた!(パイオニア-トヨタ車体)

関市総合体育館は、車で行く分には思ったより近かった。

全ての席が自由席のため、エンド側の見やすい席を確保するためには当然、開場時間よりも遥かに早い時間に到着する必要があり、並んで開場時間を待っていたが、如何せん外で長時間待つにはこの日の岐阜は寒かった、、、。

それより何より、当日券を販売するためのスペースがなくて、外にパイプ椅子とテーブル一つを設置して、岐阜県バレー協会の方々が直に販売していたのにビックリした。そんな体育館でVリーグの試合やってもいいんだろうか?

どうやら当日券を販売する関係者の方自身が、外の寒さに耐えられなかったらしく、列をなして並んでいた私たちに向かって「今、予定より早う開けてもらえるように、中の偉いさん方に一生懸命ゴマすってるからよぅ、もうちょっと待ってなー。オマエら(中の偉いさん方のこと)外に出てこの寒さ実際に味わってみろ、ってんだ。」と言ってくれたのが、少し微笑ましい光景だった。そのゴマすりが通じたらしく、予定より30分程前に開場され、無事にエンドの最前列を確保した。小野でもエンドの最前列で観戦したが、小野よりもコートに近い感じがして、パイオニアの各選手達の姿にちょっとドキドキ感を覚えてしまった(苦笑)。

その中に、右手の負傷のためにベンチから外れていたウィズが久々にプレーする姿があった。この時期に彼女が間に合ってくれたのは、パイオニアにとっては心強い限りだろう。残り5試合のうち、下位の上背のあまりない4チームと連戦が続くパイオニアとしては、相手を圧倒する高さを持つ彼女のブロックは重要な武器となるはずだからだ。スパイク練習でも、ようやくセッター陣とコンビネーションが合ってきた印象で、頼もしい限りだった。


一方対戦相手のトヨタ車体。このチームを生で見るのは、ほとんど初めてに近い状態であり、興味深く試合前の練習風景も見ていたが、恐らくは葛和総監督の指導であろう、NEC同様のバンチ・リードブロックシステムを徹底して採り入れ、念入りにパイオニア対策としての、トランジションでのパイプ攻撃やライトからのバックアタックに対するブロック練習を繰り返していた。当然のことながら、その「仮想」パイオニアとして、バックアタックを打ち込むのは男子のコーチ陣だったが、失礼ながら、、、


・・・貴方たちより、レオ・メグが実際に打ってる打点の方が高く見えるけど・・・


と思ってしまった(爆)。

で、実際に試合が始まってみると、、、案の定の展開だった。トヨタ車体の「バンチ」をあざ笑うかのように、ユキは両サイドのアンテナぎりぎりの「高くて早い」*1トスを繰り出し、1セット目序盤から一方的な展開となった。中盤からはレオのパイプが炸裂、トヨタ車体のブロッカー陣は試合前の練習通りに3枚ブロックを敷くも、その上や遅れてきたサイドのブロッカーとセンターブロッカーとの間を見事に抜いて見せた。トヨタ車体も何とか渾身のディグで粘りを見せるが、如何せんトランジションでの攻撃、特に前衛アタッカーが2枚の場面で、パイオニアのバンチ・リードブロックシステムの餌食にあい、あっさり25-16で終了。仕方なく第2セットでは、トヨタ車体がローテーションを3つ回して表裏を完全に入れ替えてくるが、それでもスタートから4−1・10-4とパイオニアの一方的展開は変わらず。終盤でピンチサーバーとして出場した西選手のサーブに崩されて連続失点した以外は、終始一方的展開で25-18。第3セットこそ競った展開となったが、「逆転されても負ける気がしない」といった感じで26-24。1レグでの東レ戦以来の完勝であった。

何より、ウィズを使う必要性を全く感じさせない完勝であったことが大きかった。


*1「高くて早い」トスとは何ぞや? これについては、後日詳しく投稿予定。因みに、加古川での武富士戦でレオの決定率が低かったのは、彼女の不調だったのではなく、ユキのトスがこの「高くて早い」トスに程遠いトスだったことが原因である。

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コメント

こんにちは。

いつもレポートありがとうございます。

バックマンは193cmですか・・・。
今日、春高のダイジェストを観ましたが、何だか全体的に身長は小粒ですね。

そこで、暇に任せて、ちょっとした計算をしてみました。

日本の20歳前後の女性の平均身長は160cm、標準偏差が5.5cmぐらいらしいのですが、身長の分布が正規分布に従うとすると、一学年の女子が70万人として・・・。

180cm以上の人数、約90人
185cm以上の人数、約2人 (-_-;)
(ということはメグカナ世代の185cm超はメグ、カナ、アラーキーの3人だけだった!!、という可能性が高い)

同様にしてオランダ人(平均170cm、標準偏差5.7cm)、イタリア人(平均165cm、標準偏差5.6cm)をそれぞれの人口を勘案して計算すると、185cm超の人数はそれぞれ40人弱、50人弱となりました。

ざっくりですが、まぁ、そんなに「ハズレた」数字ではないと思います。
うーん、日本の今後の少子化を考えると、やはり高さで欧米諸国に対抗するのはかなりしんどいですね。

投稿: ディーラー | 2007年3月21日 (水) 23時39分

 う~ム。シャープか?・・・まプロのアナが「パナソニック・レッドウイングス」ったシーズンだし、赦せるかも。
 …って。パイオだっつうの! 勝

投稿: 庵主 | 2007年3月23日 (金) 18時56分

>ディーラーさん

ということは、少子化の分を補うくらいに、平均身長が伸びることに賭けるしかないですね(苦笑)。
あるいは、180cm台前半の選手を徹底的に鍛えるか?
手前味噌ですけど、ユウ(182cm)は今シーズンさらに最高到達点も伸びて310cm越になりましたし、ブロックの移動スピードやレセプション・ディグそしてトスもこなせる器用さ、さらにスパイクサーブも打てる、日本人が目指すべき理想型だと思います。

投稿: T.w | 2007年3月26日 (月) 23時24分

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