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2007年1月22日 (月)

どなたか教えて下さい(パイオニア - デンソー)

パイオニアの途中出場の控え選手達(マミ・リエ)の活躍は見事だった。記録上は何の記録もついていないが、第3セット終盤にユキのピンチブロッカーとして出たスーも、メグをライトブロッカーとして跳ばせたうえで、トランジションでセンターのユウにトスアップをさせてライトからメグに打たせる、というための重大な役割を果たしていた。レオもいつも通り、デンソーの櫻井選手の素晴らしいディグにはかなりやられたものの、常に191cmのモレタ・ケニア選手とマッチアップ(レオが前衛の際に、常にライトブロッカーがモレタ・ケニア選手となる)させる戦略の中で、ほとんど彼女にシャットアウトもされずに、劣勢の苦しい場面や終盤のここぞというところで確実に決めていたのも見事だった。

それにしても、デンソーのブロックは今ひとつよくわからない、、、。まず第一の謎は、ブロックシステム。バンチ・リードをやろうとしているのかと思いきや、完全にコミットになってしまって、中央での時間差をノーマークにしてみたりしている。次にブロックの跳び方。明らかに各選手がネットから離れて構え、そこからブロックに跳びにいっている。あれは明らかに「意識して」やっている。先々週の久光戦でのテレビ中継では、眞選手のクセなのか? と思ったが、彼女だけでなく井上選手や横山選手、矢野選手も行っている。その意図するところは?? 私には残念ながらわからない、、、。考えられるとすれば、ネットに対して平行に助走して跳ぶのではなく、ネットに向かって垂直方向に助走して跳ぶ形のため、2枚ブロックの間があきにくい、という意味はあるかもしれないが、、、。しかしあれでは、相手チームに早い速攻を繰り出された場合、たとえ反応できても全て「吸い込み」に終わるだけだ。サイドの攻撃一辺倒のチームには強いかもしれないが、ある程度「高くて早い」速攻を繰り出せるセンター陣がいるチームに対して、あのブロックシステムで勝とうというのには、無理がありそうだ。

それでも、今のところデンソーが4勝を挙げているというのは、それだけ現在のV・プレミアリーグ女子チームの中に、「高くて早い」速攻を打てる選手が少ないことの象徴なのかもしれない、、、。その意味でも、ユウの活躍ぶりは日本の未来にとって重大な意味を持つと思う。

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コメント

こんばんは。
本年もよろしくお願い致します。

>教えてください

私が教示できるわけはありませんが、2日間・天童で観戦しまして、管理人様と同じ疑問・所感を抱いた次第です。そのことだけでうれしくなってしまいました。

デンソーは対JT戦においても、MBはコミットで、谷口選手の移動攻撃はノーブロック状態でした。
ところがそれを逆手に取らないんですね、竹下選手。江藤・宝来選手は何とかブロックをかわしていたものの、打球に威力がないのでレシーブ上がってしまいます。
ブロックの跳び方は恥ずかしながら気が付きませんでしたが、シーガルズもサイドの選手は一歩下がってから跳んでいますね。間合いを測って、トスに対して自分がスパイクを打つ感じでジャンプするとタイミングが取りやすい。と何かの本で読んだ記憶があります。

日曜日の帰りの新幹線の中で「目立たなかったかもしれないが、今野選手グッド・ジョブ」と最後の場面を反芻していたので、管理人様のご指摘はうれしく思いました。

勢いのある東レ・パイオニア戦には闘志満々のNECと次節も難敵ですが、頑張って欲しいですね。


投稿: 渡り鳥 | 2007年1月23日 (火) 20時56分

 あらためてビデオを見てみると・・・確かに。私はちっとも気が付きませんでした。
 T.wさんが指摘される“弱点”も、割り切ってしまっているんでしょうか。そして間が割れないように、さらに渡り鳥さんが言われたようにタイミングを重視して、せーのでコミット! ということなんでしょうか? おそらく引いていた方が視野は広くなるんでしょうし、助走に縦方向が入った方が多少はダッシュが効くんでしょうし。

 現在ブロック決定本数1位のデンソーですが、各チームがその“弱点”を突けるのかどうかで、今後の成績にも影響してくるかも知れませんね。この試合では多治見さんや庄司さんがブロードに走ってブロッカーを引き付け、空いた中央付近に江口さんあたりが入って来るクロスフォーメーションが多かったような、ちょっとそんな気がするのですけれど、それもひとつの対応策だったのかな?と。

投稿: one of No.33 | 2007年1月25日 (木) 23時24分

今月号の月バレにサーブレシーブ体型のフラット6についての説明ありましたね。なかなかおもろい記事でしたよ

投稿: おーつか | 2007年1月26日 (金) 05時50分

こんばんは。

ネットから離れて構えるのは、
『CPV 第6号』P16~17「世界の指導者に学ぶ A・セリンジャー氏のバレーボール」の
図3;ブロックの線配置 の応用でしょうか。

京都行きの車中でたまたま読んでいて気が付きました。

投稿: 渡り鳥 | 2007年1月27日 (土) 23時09分

>one of No.33さん

こんばんはー。
結局、何だかんだとデンソーは第1レグで6勝も挙げてしまいましたね。ブロックランキングでも1位を独走しているようですし、まぁ今のところデンソーが好調の第一の要因にブロックはなっているようですから、あれでデンソーとしては「狙い通り」なんでしょう。第2レグ以降、各チームがデンソー相手にどう戦うか? が、4強争いのバロメーターになるかもしれません。

>おーつかぁ

それって、PFUのレセプションフォーメーションのことやろ。あれは、上背のないV1(チャレンジリーグ)の選手達で、如何にして有効な攻撃システムを作り上げるか? を考えたときに編み出された方法だと思うよ。黒鷲などで何回か見たことはあるけど、確かに一瞬「誰が前衛で誰が後衛か?」見分けがつきにくいんで戸惑うんやけど、結局全員でレセプション行う形なんで、両サイドともに高速平行を使えるわけじゃない。要するにコート中央付近の同じ場所からアタッカー2枚ないし3枚が攻撃に参加していくんで、パイプも絡めても「トスに上がる場所を見てブロックに跳びにいく」バンチ・リードブロックシステムにはカモになっちゃうだけだよ。所詮V1レベルでしか通用しないフォーメーションです。

投稿: T.w | 2007年1月28日 (日) 21時58分

>渡り鳥さん

いつもありがとうございます。こちらこそ、今年も宜しくお願いします m(_ _)m

CPVの記事の件、ありがとうございます。今日は無理ですが、後日確認してみます(古いものは押入れの中の段ボールにしまってあるので、出してくるのが大変なんです、、、)。

渡り鳥さんも同じことを感じられたのですね。私もうれしいです、同じ気持ちになる方がいらっしゃって。

竹下選手、確かに身体能力に長けた選手だとは思いますが、相手チームのブロックシステムを見てトス回しを決める、ということは正直苦手ではないかと思いながら、いつも見ています。

投稿: T.w | 2007年1月28日 (日) 22時55分

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