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2006年11月15日 (水)

世界バレー(女子)決勝ラウンドを前に総括(その1)

本日は当直業務のため、残念ながら決勝ラウンドをスカパーで観戦することが出来ません。
そのため、決勝ラウンドのレポは、後日(今週末かな?)のアップとなります。ご了承下さい。

ということで、決勝ラウンド前に軽く総括したいと思う。

まず大会全体として、非常に競ったフルセットの大熱戦が多かった! これは、ラリーポイント制が導入されて初めての国際大会であった、1999年のワールドカップには見られなかった現象であり、実際私はワールドカップレポ1999の中で、こう書いている。

「どうもラリーポイント制になって、フルセットの試合が減ったような気がするのは私だけだろうか? あまり実力のないチーム同士の場合は別にして、実力のあるチーム同士で力が拮抗している場合、第1・第2セットぐらいまでは確かに大熱戦となるのだが、その大熱戦をあと一歩のところで落としてしまうと、あとのセットは気が抜けたように負けてしまう傾向が強い様に思う」

もちろん、これは女子にのみ言えたことであり、その後に開幕した男子の方では、期待通りのフルセットの大熱戦が繰り広げられた。恐らく、1999年当時に「実力伯仲」と思えた女子チーム同士というのは、今の女子バレー界で言えば、実はかなり実力差があったチーム同士だったのだろうと思う。当時から約7年が経過し、着実に男子バレーの領域に近づきつつある現在の女子バレー界にあっては、20点以降の緊迫した競り合いの中で、わずかな差が勝敗を分ける、その領域に世界の女子バレー界が完全に突入していることを意味するわけである。これをもう少し具体的に表すならば、1999年当時に世界の男子バレー界で起こっていた現象、即ち「前回のオリンピック優勝国(当時オランダ)が世界選手権で予選落ちをし、ワールドカップには出場すら出来ず、次のオリンピックでも出場権を危ぶまれる(実際には救済的な形で出場した)」という戦国時代への突入を、現在の世界の女子バレー界が迎えようとしている、ということである。事実、前回のオリンピック優勝国である中国が、Pool F での戦いで一つ間違えば(得点率で)9位以下に終わる可能性すらあったわけである。中国の今大会の戦いぶりを「単に中国が不甲斐ないだけ」と捉えているファンも多いようだが、必ずしもそれだけでないことは、スカパーを通じてあるいは会場で生で Pool F の試合をじっくり観戦されたファンの方ならば分かっているはずだ。

それにしても、予選リーグのグループ分けは酷かった、、、。大会前から書いていたように、明らかに Pool A がレベルが低く、Pool B がレベルが高いのは分かっていたことだが、実際ふたを開けてみても、Pool E での勝敗・試合内容から見て、Pool A のレベルの低さは、Pool B 以外と比べても際だっていた。その恩恵を一番受けるはず(予定)だったのは恐らく全日本なのだろうが、結果的に一番恩恵を受けたのはセルビアだった、、、。

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