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2006年11月15日 (水)

(世界バレーPool F)ドイツ - アメリカ(その2)

なぜ、今回こんなにドイツに肩入れしてしまっているのか?、、、自分でも最初はよく分からなかったのだが、この日のアメリカ戦を見ていて気づいた。ブロック戦術を除いて考えると、実はこのチームは、第10回Vリーグで優勝した時のパイオニアに非常に似ているのだ!(表レフト・ドゥムラー=マッチョ、裏レフト・グリュン=レオ、センター陣・フュールスト/シュシュケ=フランシー/アサコ、セッター・バイス=ユキ、オポジット・トゥム=トモ、と当てはめてみれば、パイオニアファンならドイツのバレーは自ずと想像がつくはずだ。)

ただ、やはり今のままではまだメダル争いには食い込めないことは明らかだ。決定力のなさを何とかしなければならない。それについては、オポジットのトゥムがレセプションフォーメーションに入っていることがかえって災いしている面も否めない、、、彼女が前衛(即ちセッターが後衛)ローテーションでは、前衛アタッカー3枚と後衛レフトの4枚で攻撃を組み立てられるのだが、彼女が後衛(即ちセッターが前衛)のローテーションでは、前衛アタッカーが2枚と後衛レフトの3枚しか攻撃がなくなるため、セッターが前衛のローテーションと後衛のローテーションで明らかに攻撃力に差があるのだ。さらにセッターに上背がないため、セッターが前衛のローテーションはブロック面でも弱くなり、さらに差が大きくなっている。その点が、同じように上背はさほどないが、メダル争いをするブラジルとの違いである。ブラジルの場合は、セッターが前衛であれ後衛であれ、常に4枚攻撃を仕掛けられる。その点を解消できれば、恐らく3枚ブロックでワンタッチを取ったあとのトランジションでの決定力も、自ずと上がるはずである。

しかし、その課題がある点は認めた上でも、(以前も書いたが)上背のないアジア勢は(日本含めて)、是非とも見習うべきスタイルが、今大会のドイツチームの戦術にはあると思う。ベスト8入りは逃したが、モチベーションを失わずに、是非とも9位を狙ってもらいたい!

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