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2006年6月10日 (土)

【配列】前回の解答(その4)

もしも、このローテーションで、フロントオーダーを採用しているチームはどうなるのか? 考えてみる。

フロントオーダーでは、セッターが後衛レフトの位置に配置されているローテーションの際に、セッターの真ん前に配置されるのはレフトのプレーヤーとなる。現代バレーでは、レフトプレーヤーはサーブレシーブの要であり、従ってサーブレシーブフォーメーション上、コート中央からやや後方に構えざるを得ない。そうするとそのレフトプレーヤーより後方に位置しなければならないセッターは、コートかなり後方からセットアップ位置に向かわなければならなくなるのである。現代バレーではサーブは強力なスパイクサーブが主流となってきており、特に男子バレーではその傾向が顕著のため、フロントオーダーではセッターが後衛レフトの位置のローテーションの際、サーブを打たれてからセットアップまでの時間的余裕がほとんどないのである。そのため、現在の男子バレーでフロントオーダーを採用しているチームを見ることは、トップレベルではほとんどないのである。

ということで、前回の問題の解答が、どのようにして瞬時に導きだされるのかというと、、、
即ち、ここまで書いてきたフロントオーダーバックオーダーの違いをよく理解している方ならば、例のサーブレシーブフォーメーションを見て、瞬時にセッターの位置を確認するだけで、バックオーダーのチームと判断して、前衛は「8番・11番・2番」とわかるのである。さらに言えば、バックオーダーの特徴をよくご存知の方なら、この次のフォーメーションも6人の位置関係がほとんど変わらないことをご存知のはずである。

Dsc00361

これが、前回の問題にしたローテーションの次のローテーションでのサーブレシーブフォーメーションである。10番の鶴田選手と8番の大村選手の位置関係が微妙に変わっている以外には、ほとんど変わっていないのが一目瞭然であろう。当然このサーブレシーブフォーメーションでは、前衛の3選手は「10番・8番・11番」であり、2番の成田選手は後衛である。このように、サーブレシーブフォーメーションがほとんど変わらないのに、オポジット/ライトの選手が前衛か後衛かが変わるのがバックオーダーでの特徴であり、これは「知っているか知らないか?」それだけのことである。プレーヤーでも知らないことが多く、実際私はB級レベルの試合で、このことを逆手に取って、前回問題にしたローテーションから試合を始めて、相手チームにオポジット/ライトの選手を「後衛」だと勘違いさせて、相手ブロッカーをノーマークにすることに何回か成功した経験がある。(ちなみに、私はチームを作るとき、バックオーダーでしかチームを作ったことがない。)

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