【配列】黒鷲旗にて(初の写真アップ!)
黒鷲旗の試合の模様は、後日アップする予定、、、(GAORAでの放送が、決勝戦は生中継なのに、準決勝は録画でそれも随分と日にちがあいてから放送されるので、順番としてまず準決勝の放送を見てアップしてから、決勝戦をアップしたい)。
というわけで今日は、過去の投稿で何回か「別の機会で詳しく説明する」と書いてきた、バレーの戦術の中ではかなり根幹に近い部分というか、まずそれを決めない限りはバレーの試合自体が始まらない、各プレーヤーのサーブ順での配置の仕方(『セリンジャーのパワーバレーボール』の中では、「配列」という言葉で表現されているので、それに従って単に「配列」と書かせてもらう)について、さわりだけでも書こうかと思う。
これは当然、プレー経験のある方ならば誰でも本来は知っているはずのことなのだが、意外と知らない、というか「わかっていない」プレー経験者が多い気がする、、、。実は「配列」には、2種類の方法がある。『バレーボール100Q入魂』にも書かれている、吉田清司さんの言葉を借りるとフロントオーダーとバックオーダーの2種類である。前者は、セッターが後衛レフトの位置のローテーションで、前衛(フロント)が「レフトにレフトの選手・センターにセンターの選手・ライトにオポジット(セッター対角)の選手」と、本来各プレーヤーがラリー中に専門的に務めるポジション通りに並ぶ「配列」で、後者はセッターが後衛ライトの位置のローテーションで、後衛(バック)が「レフトにレフトの選手・センターにセンターの選手・ライトにセッター」と並ぶ「配列」である。フロントオーダー・バックオーダーといった言葉自体は別に知らなくてもいいのだが、この両者に、戦術上で決定的違いがあることは重大な事実であり、そのことに気づいていないプレーヤーが実は多い。
ためしに、黒鷲旗で撮ったこの写真を見てもらいたい(クリックで大きくなります)。
これは久光製薬のあるサーブレシーブシーン(相手チームがサーブを打つ寸前)を撮影したものだが、これを見て瞬時に(2秒以内に)久光の前衛3人の背番号を当ててみて欲しい。正解できた方は、上記の「配列」のことを普段から意識しているプレーヤーの方であるはずで、恐らくあまり意識してこなかったプレーヤーの方は、間違える可能性が高いと思う。
正解は、次回の投稿にて。
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コメント
現実は別にして
5種類のパターンがあると思うのですが、
それを含めて2秒で答えるのは至難の業。
でも、言ってみたら「それもありですね。」
ってなるのではないでしょうか。。。
投稿: サブ | 2006年5月11日 (木) 13時47分
こんにちは。
たしか成田は12Vではずっとオポジットでしたよね。その成田がバックライトにいるからフロントは、
鶴田 大村 ケニヤ
ではないのでしょうか?
でも写真を見ると、フロント3人の位置取りは微妙ですねぇ。
投稿: ディーラー | 2006年5月21日 (日) 22時01分