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2006年2月24日 (金)

今年の武富士

今年の武富士の強みは2点。

特にリーグ前半で目立ったのは、全日本に選ばれ、諸事情によりウイングスパイカーを務めることとなった吉澤選手の活躍である。もともと巧い選手だったが、全日本を経験するとあれほどまでに巧くなるのか? と感心させられるほど、スパイク決定率が高くなった。実際今年の彼女の打数は相当に多かった。これが1点目。さらにもともと対角のレフトには技巧派で有名な足立選手がいた武富士としては、吉澤選手が頼れるレフトに成長したお陰で、今年はハニーフ選手1人に頼らなくても良くなった。そのため、今年の戦いぶりを見ていると、ハニーフ選手をセンターブロックに配してバンチ・リードブロックシステムで相手の攻撃を確実にワンタッチをとり、吉澤・足立両レフト選手の速いレフト平行で切り返すというパターンと、劣勢に立たされた際に昨年通り両サイドからハニーフ選手に2段トスを上げるパターンの、2つの違う種類の攻撃パターンを上手く試合中に使い分けている。この2点である。

それが上手く機能するために、必要不可欠なのは、確実に相手の各サーブカットローテーションごとに、誰を狙えばバンチ・リードブロックが機能しやすいか? をきちんと見極めて試合を運べるかどうかである。4強同士の対戦では、唯一久光製薬相手に勝ち越している武富士だが、その久光相手に勝った試合は、まさにそうであった。結局バンチ・リードブロックが機能しなければ、ハニーフ選手をセンターブロックに配する意味合いは乏しくなり、昨年通りにハニーフ選手のサイド攻撃に頼ったパターンしかなくなる。ワンパターンでは、星勘定で随分水をあけられている他の3チームに勝つのは、やはり難しいであろう。まず東レとあたることになった武富士としては、東レの各サーブカットローテーションで、センター攻撃を使いにくくするサーブが打てるかどうか? そして若い東レのスパイクミスを誘えるかどうか? が鍵であろう。

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